
ことしほど蝶に楽しませてもらいかつ一喜一憂した年はない。春の新芽の時期にベランダの蜜柑の鉢にアゲハチョウの青虫を発見、その成長の過程が見るほどに興味をそそる驚異の連続であった、そしてやがて蛹となりそして羽化するさまはWAKIはひとつのドラマを見るようであった。そうして彼ら4羽も元気に飛んでいったがその5羽目には5鉢の蜜柑の葉がすべてなくなったのでMUSASIというホームセンターで蜜柑の苗と鉢を買ってきた、買うときにすでに気付いたのだが葉の先端にかなり成長した青虫が付いていたがこの葉によって蛹寸前の5羽目は何とか餓死せずに済んで、放してやると再びベランダに戻ってくるという可愛いいやつであった。6羽目はMUSASIと命名したが、大きな体型や文様から見てクロアゲハであることが判った、大きいだけあって食欲もすさまじい、結局ごらんのとおり1枚も無くなってしまったがちょうど蛹になってやれやれ、蛹もアゲハのほぼ2倍はあり、黒ずんできたと思ったらそれがきのうの朝、羽化し見事に変身した、さすがに大きく横幅が優に15センチは超える貫禄十分、羽化して約3時間、十分に羽を乾かし放してやると風に乗ってひらひらとベランダをあとにした。いいい彼を見付けておくれ。
さんからはヒガンバナに止まろうとしているクロアゲハの見事な写メールを送っていただいてありがとうございました。
今年のものは全部飛んで行きましたがこれからの蛹は越冬して来春羽化するそうです。
えらいもんで丸坊主の鉢も先端に若い新芽が出て来ました。
今日は一日中、小雨だった。久しぶりに、筆をとって、宿題だろうと思われる課題を清書した。
「秋雨に、降られて日がな、筆をとる」・・・Hide
それにしてもWAKIさんは心優しい人だな、蜜柑の鉢を買ってきて育てて鑑賞の筈であっただろうが、何の虫か分からない青虫が付いていてもそのままにして葉が全部無くなるまで虫に食べさせて、木がボウズニなってしまった。
普通の人間ではここまでほ放っては置かないだろう、何の為に鉢を買ってきたのかと考えると、その様に思うのが自然。
しかしWAKIさんは違う。よく辛抱して見事な蝶になるまで見守ったものだと感心すると同時に心優しい人物を体現されていて、流石とかんずる。
お蔭で小生も綺麗に羽化した蝶々を何回も見せて戴くチャンスに恵まれたのは良かったと思うし又、命の大切さを教えて貰ったブログでもあったと理解している。