ここはいつも買い物にゆくスーパーマーケットの鮮魚売り場、水族館でしか見たことがない魚が並んでいた、図鑑で調べたら「アカヤガラ」であった。ヤガラ科は世界に4種しかいないがその内の2種類がアカヤガラとアオヤガラ。タツノオトシゴなどのトゲウオ目の魚で、筒状の長大な吻を持ちその先っぽに口があるのが特徴で、体もそのまま長い棒状をしており,アカヤガラはその名が示すように赤みを帯びているが、少し黒っぽくなった固体はアオヤガラと見分けにくくなる。それよりはアカヤガラには尾柄部の側線鱗に、鋭い棘がありアオヤガラにはこの棘が無いので同定の目安となる。尾鰭の中央は両種とも長く伸びている。夏が旬の魚で皮を付けたまま塩焼きにすると香ばしくてとても美味しい白身の魚だ。アオヤガラより大型化する。本州中部以南・インド洋、太平洋に広く分布。ここのは熊本産だった。(硬骨魚網 トゲウオ目 ヤガラ科。)これで一つ賢くなった。
最近多くの国は魚を捕り過ぎる傾向があるようです。この間も中国漁船が韓国の排他的経済水域まで進出してきて、韓国と中国の漁船との間でトラブルになりました。この件だけでなく、尖閣問題も含め、このところの中国の海洋での強引な行動は問題がありますね。