この店はWAKIたちがいつも利用するスーパーマーケット、いつも紹介しているように手づくりのPOPがすばらしい。これはレジ係りの人達の横に掲げられているPOPだ。レジを打つ人は早く正確に打つことが要求されるためにお客さんとは、あいさつ程度二言三言しか話せない、そこで自分たちの思いをこうして書き出しているのである。どこへ行っても昔のように対面販売が無くなってお客さんとの血の通った対話がない、この店はそれを補う一つの手段としてこのように思いを伝えているのだろう。ゆうべ見たテレビはコンビニのローソンがこのことを真剣に考えていて店内に対話のできる買物アシスタントをおけばと言うようなことを言っていた。
このあいだ川柳の講師の碓氷祥昭さんのお宅に句集の原稿をお届けに行ったら玄関脇にクワの実がたわわに実っていて、良かったらどうぞと言われたので幾つかを懐かしくいただいた。そうしたらわざわざ校正済のものと一緒に自家菜園からとれとれの野菜を届けてくだっさた。タマネギ、ブロッコリー、それにアオジソが添えられている、そして玄関でいただいたクワの実も小さな篭に、野菜は不揃いですが無農薬ですから安心してどうぞとのことでした。ときどきコメントを頂戴するKokaさんはサイクリングの途中に自生のクワの実をもいで食べたそうだ。
ベランダのプランターのラディシュの葉を全部食べ尽くした青虫のことは5月31日のトンボの目で詳しくお知らせしたがそのうちの3匹が思い思いの場所で蛹になって1週間、こんどは蝶に変身飛び立っていった。いままで透明感のあった蛹たちだが次第に濃い色になってきた。朝から観察していると突然背中が割れたと思ったらよれよれの羽根が出てきてか弱い足で周りにつかまろうとするが足元が覚束ない。小1時間ほどして羽根もばたつかせるようになっていよいよ羽ばたきの時が来た。モンシロ蝶だがやや黄色味がかって瞳が美しい。放ってやるとだれにも教わっていないのにひらひらとベランダの目の前を周回しながら美しい花を求めて飛んでいった。
わが家のベランダから見える小さな雑木林にはこの時期ウグイスがいて、彼らの気分のいい日には一日中さえずっている、どうも自分の縄張りを主張しているようだ。団地の水路や法面にはKokaさんに教わったキンシバイが今年はだいぶ精力を伸ばして黄色い花を咲かせている。でもこれからの主役はやはり刻々と変化する紫陽花だと思う。Wakiの大好きな小椋佳の曲にもある「六月の雨には・・6月の花咲く・・・花の姿は変わるけれど・・・」と歌っている。きょうはまた午後から雨のようだ。
きのうは近くの小学校で早々と運動会があった、運動会といえば秋の行事だが近頃は秋の運動会に間に合わすのには真夏の練習が大変らしい、通りがかりに見た終盤の高学年の人間ピラミッド、みんな好い体をしている。見物の若い親たちは脚立持参の応援の人が増えた何しろ近頃はカメラでも動画の撮影が簡単にできるしビデオも性能が向上したうしろで応援の人も脚立の上から撮っている。天気は曇り空ではあったが降らずに済んだ、夕餉はビデオを観ながら家族団らん楽しかっただろうな、でもきょうは眠い目をこすりながら仕事だ。
こんど新しくできたJR大阪駅のノースゲートビル11階には子供が大好きな鉄道模型が大阪駅と新大阪駅を模してジオラマ風に作られている。Nゲージだから9mm幅だ、そうして子供の背丈に合わせてコントローラーがあって4系統の電車が運転できる仕組みになっている。大阪駅の特長である大屋根や渡り廊下もちゃんとあるし新大阪駅も新幹線もある。通天閣が大阪駅のすぐ横にあるのはおかしいがまあいいか。
新しくできたJR大阪駅には屋上農園が誕生しちょっとしたハイキングコースになっていて人気だ。ノースゲートビルの14階にある「天空の農園」何しろここへ行くにはエスカレータもエレベーターもない、11階「風の広場」から階段しかないのでエッチラオッチラ歩くしかない農園までは美しい草花が手入れも行き届いて我々を迎えてくれる。そうしてブドウ棚があって畠にはトマトにナスビにピーマンそれにスイカにサツマイモ、ネコのひたいほどだが田圃もあって所々にベンチもあってくつろげる。きのうはこの田圃に子供たちが田植えをしているのを放映していた。
きのう久し振りにJR京橋から大阪駅まで関空・和歌山方面行きの快速に乗った、快速と言っても大阪駅までだから各駅停車だ、まずは運転手が女性であることに驚いたり感心したり、そうして車内のディスプレイが大きくなって従来の吊り広告の部分が少しは残っているものの液晶パネルになっている。数十年前現役時代上司からこれからはブラウン管が無くなって無尽蔵に需要があるよと言われた液晶ディスプレイの本格的な出番が来た感じがした。プログラムさえ組み込めば如何様にも表示できるし音声だってOKだ。到着した大阪駅は大型液晶ディスプレイがオンパレードという観を呈していた。
こんどの震災で津波に見舞われた各地の沿岸は地震の影響もあって地盤が1m近くも沈下したところもあったそうでそのために大潮の時期には壊れた防潮堤や地中から町中水があふれだしてご覧のようになってしまう。現地ではほとほと困り果てているそうで当然トイレや下水は使えそうもないし住民は不便に耐えている。もしWakiが総理大臣なら直ちに1,000台のダンプカーを現地に派遣して近くの山を取り崩してでも土砂を確保対応を即指示する、何故ならここは日本固有の領土であり人々が住むべき土地だ。ちゃんと番地もあって固定資産税も請求がくる。それがこの非常事態において菅さんが無能だと言って自民、公明、たちあがれ日本の3党が内閣の不信任決議案を衆議院に提出し、また、民主党内からも同調者がでる動きもあって予断を許さない。この機に及んで政争の愚に明け暮れる暇があったら復興の具体策の一つでも示して被災者の悲痛な叫びを聞いたらどうか、責められるべきはそちらの方と思う。
Windows7にはWindows Liveフォトギャラリーが標準装備されている。これはなかなかの優れものでWakiは重宝している。そのうちの一つはパノラマ写真の作成機能だ。従来はパノラマ写真を作るのには専用のソフト例えばPixMakerなどを必要としたが、このようにあらかじめパノラマを意図して撮影した写真を左から順に並べてインプットするだけでパソコンが処理をしてこのように継ぎ目無しの写真が出て来るのである。あとはこれまたトリミング機能を使って縁の余分な部分をカットすればOK文字の挿入も簡単、このほか傾きの調整もよく使う機能だ。この写真は台風一過のベランダから南方向の景色でまた一つ楽しみが増えた。