震災で大きな被害を受けた三陸海岸を中心に、
『三陸復興国立公園構想』と言うのが具体化しているようです。
これは従来の『陸中海岸国立公園』と『南三陸金華山国定公園』を中心に
いくつもある県立公園を結び、直線で300kmほどもあるこの風光明媚な
地域を1つの国立公園に再編しようとするものです。
中でも、北は青森県の蕪島、南は福島県の相馬市松川浦まで、
その広大な国定公園を縦断し延長500km以上にも及ぶ
『東北海岸トレイル』が目玉の一つになっているそうです。
エコツーリズム、スローな旅、登山、ハイキング、ランニングなどが
注目される今、地域を巻き込んだ形でこの『東北海岸トレイル』が
具体化すれば、長大なトレイルを旅人やハイカーやランナーたちが
何度も訪れるという、これまでに無いスローで長続きする、地域支援に
なるのではないでしょうか。
写真は宮古市の浄土ヶ浜、陸中海岸国立公園です。