孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

ろう学校担任に相談

2024-05-10 08:42:48 | 3歳から

「うるさい」と言って補聴器をとってしまうマメ。

 

1歳2ヶ月ほどで常時装用の域に達してからほぼ2年。

こんなことは一度もなかったのに。

オロオロ...。

 

パニックの中で助けを求めたのは、ろう学校幼児教室の担任です。

たまたま翌日(きのう)が登園日だったため、娘のラインを通じて「相談」を申し込みました。

教室終了後に時間を取ってもらえることになりました。

 

相談室に通されて待っていると、娘とマメが合流します。

マメはすぐ、部屋にあるおもちゃで遊び始めます。

ほがらかで優しい担任の先生(50代くらいの女性)が入ってきます。

「どうされましたか?」

 

ここひと月ほど「うるさいうるさい」の連発であること。

きのうはついに補聴器をとってしまったこと。

などを前のめり気味に話すと、ニッコリ笑った先生、

「それって補聴器あるあるですから、そんなに心配いらないですよ」

「え、そうなんですか?」

 

先生からのアドバイスは

*引越し後の新しい環境で、今までとちがう(大きな)音が聞こえてストレスなのでは?

*何だかわからない大きな音は、3歳児にとっては、不快であると同時に不安でもある

*音の正体を教えてあげると、その不快と不安は軽減する

*実物を見せたり言葉で説明したりして、ていねいに音の説明をしてほしい

 

な〜るほど。

帰宅して、さっそく実践してみました。

 

娘の新居は幹線道路沿いの高層マンションです。

窓を開けると、車の騒音が下からわーっと上がってきます。

(わたしたち大人はあまり気にならないレベルなのですが、マメはいやそうです。)

 

ベランダで抱っこして下の道路の様子を見せ、道行く人・自転車・バイク・車などについておしゃべりします。

そのあと、

「車の音うるさいねえ、トラックがとくに大きい音だねえ」

などと言います。

つぎにベランダから部屋に入り、

「車の音がここまで聞こえるねえ、ちょっとうるさいねえ」

と言います。

 

「うん」とマメ。

 

<不快な音の正体を教える>

という良いアドバイスをもらって感謝です。

「補聴器あるあるだから心配しないで」

と言ってもらえたことも安心しました。

 

心も軽くろう学校をあとにしました。

が...。

(次記事につづきます。)