きのう、ろう学校担任と面談したときのことです。
いつもは娘母子を校門そばで乗降車させるだけなのですが、久しぶりに構内に入りました。
いつも思うことですが、
何てきれいな学校!
ろう教育トップエリート校と言われるだけのことはあります。
広々と緑いっぱいの美しいエントランス。
大きな敷地内に、校舎も校庭もゆったりと配置されています。
幼児教室棟も、明るくてとにかく広いです。
生後6ヶ月から2年半通った学校。
いつも「こんな良い学校に通えている」といううれしさと楽しさでいっぱいだった。
先生たちも親身で良いひとたちばかり。
この学校とお別れするとは...。
もしかしてわたし、重大な判断ミスをしたのかも。
今年一年は、ここに通いつづけてもよかったかも。
週2回だけなら、ちょっとくらい遠くても送り迎えできたかも。
なじんだ学校に通いながら、地域の幼稚園をさがしたほうがよかったかも。
(すべてが激変するよりは、娘やマメのストレス解消になったかも。)
そもそも、「もうダメだ、ろう学校には通いつづけられない」と見極めた理由は何だった?
<1.遠い>
何度も何度も実踏を繰り返したっけ。
渋滞が常態化しているルートで、1時間半かかるのがつらい。
(でも今、年度当初で渋滞がほぼなく、1時間で行かれている...。)
<2.来年以降のことを考えた>
来年幼稚部に進んだら、毎日登園になる。
その送迎はさすがに無理だろう。
その時になってから難聴教室にかわるより、早いうちにかわったほうがいいのでは?
(毎日送迎、やってやれないことはない...。)
新しい難聴教室の受給者証取得手続きもすべて終わったし、今になって全部をひっくり返すなんてできやしない。
でも、でも、でも...。
苦しくなってしまった。
誰にも相談できない。
すべてをわたしひとりで決めているから。
娘も婿さんも夫も、わたしの指示に従って動いているだけだから。
今ならまだ(5月中ならまだ)、難聴教室に頭を下げて通園を取り消し、ろう学校に残留することができる。
でもそんな不義理をしたら、難聴教室には今後二度と頼れない。
ろう学校に通いきれなくなったとき、もう受け皿がない。
ああどうしよう...。