幼児に絵本を読み聞かせることは「良いこと」と推奨されています。
なぜ良いのか。
なぜわたしはせっせとマメに絵本を読むのか。
夫に聞くと、「マメの情操がゆたかになるように、だろ?」との答え。
う〜ん...。
想定内の答えですが、ちょっとふんわりしすぎです。
わたしに言わせれば、絵本読み聞かせの目的はズバリ「マメを本好きな子に育てること」です。
では、本好きって何?
本好きになることのメリットは何?
ここからは、「本好き人間」としてのわたしの実体験からお話します。
<メリット1> 読書という楽しみを生涯にわたって享受できる
本を読むことは楽しい、ほんとうに楽しい。
たとえば、電車内で読書するわたしを想像してください。(電車とベッドは読書に最適の場所です。)
ハヤカワミステリの文庫本を読んでいるときは、心のなかで、ロス市警刑事たちの活躍を夢中で追いかけています。
切ない恋愛小説を読むときは、感極まって本を閉じてしまうこともしばしば。(これ以上読んだら泣いてしまう。)
ぱっとしないおばあさんが、電車の座席で、さまざまな感情を味わってワクワクドキドキしているのです。
つまり読書とは、
*仲間を必要とせず
*いつでもどこでも
*お金をかけずに(図書館を利用すれば)
楽しめる趣味なのです。
マメには、ぜひこの(聴覚を必要としない)喜び・楽しみを与えてあげたい。
<メリット2> 読書でそなわる速読力のおかげで膨大な情報をゲットできる
本好きなひとは、たくさん読むことを通して、必然的に速読力を身につけます。
速読力があると、読むことがまったく苦になりません。
つまらないものでもくだらないものでも、ガシガシと読みこなしていきます。
わたしは、マメの小耳症や難聴について参考にするべく、日ごろから
Ask Doctors サイト
こみこみライン
障害児子育てブログ
などを、こまめに読んでいます。
たくさんの記事につねに目を通し、要・不要に応じて情報を分別しているのです。
こういう能力をマメにもぜひ身につけてほしい。
耳からの情報取得にハンディがあるぶん、目からの(文字媒体の)情報取得に長けてほしい。
「マメを本好きな子に」というわたしの悲願、かなうでしょうか。
次記事で、マメの絵本現状についてお伝えします。