孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

絵本読み聞かせの目的

2023-10-05 12:57:52 | 2歳から

幼児に絵本を読み聞かせることは「良いこと」と推奨されています。

なぜ良いのか。

なぜわたしはせっせとマメに絵本を読むのか。

夫に聞くと、「マメの情操がゆたかになるように、だろ?」との答え。

 

う〜ん...。

想定内の答えですが、ちょっとふんわりしすぎです。

わたしに言わせれば、絵本読み聞かせの目的はズバリ「マメを本好きな子に育てること」です。

 

では、本好きって何?

本好きになることのメリットは何?

ここからは、「本好き人間」としてのわたしの実体験からお話します。

 

<メリット1> 読書という楽しみを生涯にわたって享受できる

 

本を読むことは楽しい、ほんとうに楽しい。

たとえば、電車内で読書するわたしを想像してください。(電車とベッドは読書に最適の場所です。)

ハヤカワミステリの文庫本を読んでいるときは、心のなかで、ロス市警刑事たちの活躍を夢中で追いかけています。

切ない恋愛小説を読むときは、感極まって本を閉じてしまうこともしばしば。(これ以上読んだら泣いてしまう。)

ぱっとしないおばあさんが、電車の座席で、さまざまな感情を味わってワクワクドキドキしているのです。

 

つまり読書とは、

*仲間を必要とせず

*いつでもどこでも

*お金をかけずに(図書館を利用すれば)

楽しめる趣味なのです。

 

マメには、ぜひこの(聴覚を必要としない)喜び・楽しみを与えてあげたい。

 

<メリット2> 読書でそなわる速読力のおかげで膨大な情報をゲットできる

 

本好きなひとは、たくさん読むことを通して、必然的に速読力を身につけます。

速読力があると、読むことがまったく苦になりません。

つまらないものでもくだらないものでも、ガシガシと読みこなしていきます。

 

わたしは、マメの小耳症や難聴について参考にするべく、日ごろから

Ask Doctors サイト

こみこみライン

障害児子育てブログ

などを、こまめに読んでいます。

たくさんの記事につねに目を通し、要・不要に応じて情報を分別しているのです。

 

こういう能力をマメにもぜひ身につけてほしい。

耳からの情報取得にハンディがあるぶん、目からの(文字媒体の)情報取得に長けてほしい。

 

「マメを本好きな子に」というわたしの悲願、かなうでしょうか。

次記事で、マメの絵本現状についてお伝えします。