1週間まえの月曜日。
難聴教室の送迎のため、9時ごろ娘宅に着きました。
婿さんが在宅していました。
「あれ、**くんどうしたの? 具合でも悪いの?」
沈んだ表情の婿さんからは、会釈もありません。
???
娘が横から説明します。
しばらく前から職場のストレスを口にしていた婿さん。
週明けの今日、どうしても出勤できなくなったとか。
え〜っ!!!
ショックの中で、心が(頭が)忙しく動きます。
落ち込んだ婿さんを家にひとりで残していくのはまずい。
難聴教室に電話して、「パパも行ってもいいか」と了解を取ります。
教室のあとは近くの大きな公園でランチ。
家に戻ってからは、婿さんや娘をはげましたりマメと遊んだり、大忙し。
夕方になって、後ろ髪を引かれる思いで引き上げました。
帰りの車を運転しながら、心は千々に乱れます。
*娘一家にとって経済的にも精神的にも大黒柱だった婿さんがコケるなんて、あり得ない
*最悪、職場復帰できず退職ということになったら、娘一家はどうなるのか
*今日一日、元気のない両親をじっと見ていたマメの不安を思うと、胸がちぎれそう
*ああもうどうしたらいいのか...
家に帰って、夫と苦しさを共有します。
ベッドに入って眠れぬ夜を過ごしながら、頭はフル回転します。
苦しい一夜が明けると、何とかひとまずは、当面の気持ちのスタンスが整ってきたのでした。
(つづきます)