Sydney Yajima


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元気な日本

2011-02-16 04:50:03 | 世界情勢
昭和の最後のほう
一時期について そして現在について 少し書いてみたい。
世界で一番熱い夏 プリンセス プリンセスを聴きながら、読んでもらえたら より意味が分かるだろう。

昭和のバブルの一時期、日本の好景気は頂点に立ち、金余り現象で、日系株価平均は4万円に達し、円高さえも飲み込む好景気。多くの日本人たちは海外へ出て行ったし、日本中が自信と希望と、そして欲と変なダンディズムにあふれていた。
変なダンディズムの意味は、たとえば、こんなCMに代表されるかな

ともかく、良い時代だったのか、悪い夢をみた時代だったのかは、分からないが、アホに金を持たせたらどうなるか絵に描いたようだった。

あれから20年。

日本の国は、金持ちなんだが、元気が無いときた。

つまり、モチベーションがなくなった。
モチベーションは、金を倍にして与えると倍の仕事をするというものではないが、半分にすると絶対に下がる。
日本の給料が、仕事の割りに合わなくなってから、モチベーションが下がったのである。

日本の経営者は 中国の安い人件費に対抗する処置として 日本人の給与を下げた。
そうしなけrば太刀打ちできないと考えたからだ。

短期的には、そうだったかもしれない。

しかも、増税と少子化対策と高齢者への負担増と、そして さまざまな元気の無くなる政策を政府は取り続けた。

大体、日本人は何でも反省をしすぎる。
第二次世界大戦の反省にいたっては、すでに70年もし続けている。当時の決定権を持った人々はことごとく死に絶えたというのに。
バブルの反省も20年だ。ここまで来ると、謙虚な態度ではなく、かえって嫌味な態度にさえ見える。反省も結構だが、いい加減にしなさい。



価格操作

2011-02-16 03:52:17 | オーストラリア株式
価格操作は 多かれ少なかれ、行われている。
といきなり書くと、なんのことか分からないだろう。

そこで、オイル価格について話をしてみたい。

もし通常の物価ならば、価格は、需要と供給のバランスによって、市場が決定することになっている。
しかし、オイルに関して言えば、OPECとアメリカの交渉によって、かなりの部分で 価格操作されている。
もしあなたが、同じことを、株価で行えば、確実に刑務所に入らなければならないだろう。

そこは、インサイダー取引で独占禁止法と詐欺、あるいは、価格吊り上げや、価格操作、それに、買占めやら、ありとあらゆることが行われる 言うなれば なんでもあり の世界なのだ。だから、オイルのビジネスで成功するということは、そういう世界の人間をたんまり知っていて、しかも自分自身 泥水を飲む覚悟があって 始めてできることだ。

もっと悪い言い方をすれば、金になるためなら、人殺しでもなんでもやるというくらい、汚い人間でなければ とても生き残れる世界ではない。

そんな中で、もっとも大きな取引をしているのは中東のアラブ諸国だ。
そして、そおアラブの住人たちが、様々にデモを繰り返し、自由と民主主義を手に入れようとしているのなら、この、価格操作をして儲けている人々にとっては、未来の脅威になるはずだ。