Sydney Yajima


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水面下の恐怖・・・そして食糧難

2012-03-04 21:36:42 | 経済
今回のジャンルは為替である。
私は3・11以降 あまり経済のことを書かなくなった。
自分にとっての重要なプライオリティーが、世界経済という観点から、徐々に毎日の幸せへとシフトしていったからである。

これからの日本にとって、重要なのは、食の安全である。
経済大国だとか、技術立国などという言葉が独り歩きしていたが、今の日本人には技術もなければ、経済的な余裕もない。
日本がどんな国か 私の率直な意見で言えば、こうだ。

貧乏で 働く意欲のない 勉強が嫌いで、酒とゲームが大好きな若者を、たくさん抱えた 放射能で汚染されている国

こんな国の、為替が、今はとても強い。
だが、いずれ、時代はシフトする。

今、世界経済は表面上はやや穏やかだが、水面下では大荒れに荒れている。
そんななか、イランとイスラエルの戦争が現実味を帯びてきている。イランの市民たちは、来るべく空爆に恐怖している。
戦争が大規模になれば米ドルは必ず強く復活する。


日本が、また人的貢献をするのか、物資的な貢献をするのか、いずれにせよミツギモノをするのは、属国のあるべき姿だから、まったく、情けないくらい今の日本にはふさわしい姿だ。みっともない。みっともない上に、為替が弱くなると、今度は一気に物価に跳ね返り、輸入食品がとても高くなるだろう。

こんな状態で、世界はこれから、戦争と混沌とした読めない時代に入ろうとしている。
そう、今、暗黒時代の大きな黒い淵が 目の前に広がっている。

大きな黒い淵は多くの生命を飲み込んでも、常にハングリーで、そして獰猛で、食い飽きることを知らない。

ブラックホールが目の前に広がっている恐怖に、人々はもうすぐ気がつくことになるのだが、そのときは遅い。

世界に、食糧難がやってくる。
私は、ずっとそのことを言い続けているが、残念なことに、誰も耳を貸さない。
残念ながら、今の平和な日本にいる人々にとって、私の言うことは、まるで、馬鹿の独り言のように聞こえるのだろう。
だが、食糧難はやってくるのだ。