Sydney Yajima


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神様は本当にいるのか?

2016-08-25 21:34:39 | 政治
イタリアでは地震が続いている。
それは、古い町で起こったために、4分の3が崩壊してしまった。
死者は250人を現在の段階で超えている。

もちろん、火災などの第二次災害は、少なかった。
石造りが、災いもし、幸いもした。

世界に目を向けると、それぞれの国、文化のなかで、多くの問題がひっきりなしに起こっていることが分かる。

オーストラリアは、どうやら オフィシャルな発表で、リセッションに入ったようだ。
25年ぶりの景気後退で、しかも出口は見当たらない。

多くの人が職を失い、そのために、少数移民がターゲットになっている。
もちろん、私のような日本出身のアジア人も例外ではない。

もともと、アジア人は差別対象であったが、しかし、中東に比べればまだ、扱いはマシだろう。
理由は、お金を持っているからだ。

中東は、多くが難民出身であったり、イスラム教徒であったりするために、貧しく、しかも偏見の対象になりやすい。
中東の人間は、我々の税金を使いこみ、そして、テロを引き起こすので、今後 オーストラリアに入国させるな。
とあからさまに言う政治家さえいるほどだ。

これが、人種差別でなければ、なんだろうか?

と思うが、しかし、一方、オーストラリア人がそう言いたくなる理由も、また、分からなくはない。

世界は、いま、リセッションに向かっており、不況は人の心を狭くさせる作用を持つ。
日本も、多くの貧困児童を抱えており、彼らは、日々の生活さえままならないのだそうだ。

世界第三位の経済大国の住民が、食べられないはずはないのだが、現実にそれがおこっている。
政府が悪いのだ。
とか、企業が悪いのだ。
とか、いろいろと、「誰か」が悪いというけれど、私は、「ほよ?そうかな?」と思う。

貧困と離婚率の相互関係を見れば、なぜ、貧困家庭ができてくるのかが、おおよそ 見えてくるからだ。
誰も、離婚がいけないことだとは言わない。
そういうことを、言うと、離婚した人がどう思うか?という点を大声で非難されるからだ。

だが、よくよく、考えてほしい。
結婚も離婚も、本人たちには、それを選択する権利があり、一番割を食う子供たちは、ただただ 翻弄されるだけなんて、あまりにも不公平ではないだろか?

日本の貧困が無くなることを祈る。
それが、経済を活性化させる原動力になるらでもある。