Sydney Yajima


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お金の話

2016-09-15 17:04:32 | 経済
お金とは、なんだろう?
この疑問は、子供のころから、ずっと持っていた。
もちろん、今の段階でも、まだまだよく 分かってはいない。

どうしてそんなことを、悩む必要があるの?
と聞かれそうだが、実に難しいことなのである。

私は、カルピスが好きだ。
ただし、カルピスは、水と氷の配分が、絶妙でなければ、おいしくない。

お金は、カルピスに似ている。

中国の人民元が、お金として国際的に認知されようとしている。
重要な時期に差し掛かっている。
SDRが得られる。

しかし、そのためには、中国は透明性を上げなければならないという条件が付いている。
この条件は、中国共産党にとって、決してできる話ではない。

なぜなら・・・

カルピスの話に戻ろう。

カルピスは、ボトルに入っており水玉模様の紙に包まれている。
紙の中身は、誰も知らない・・・
ということが、中国の今の状況だ。

彼らのGDP発表の数字を、中国人でさえ信用していないのだから。

統計のない国が、自分勝手に金を刷り、それを世界に流通させようとしている。
そのお金で、世界中の不動産や企業を爆買いし、一気に世界に席巻しているわけで、このカラクリが、いつまで続くのか?がまあ、今の世界のビジネスの焦点となっているわけだ。

現在の貨幣には金が使われていないので、「悪貨は良貨を駆逐する」というのは当てはまらない。
すでに、世界中 悪貨で満ち溢れているからだ。
世界中の貨幣には、もはや、良貨に質するだけの価値のあるものは、ない。

しかし、カルピスに例えるならば、理解できると思う。
つまり、水で薄めるときに、丁度の加減でなければ、それはとてもまずくなり、飲めたものではないということだ。
カルピスが薄くなりすぎると、まるで 米のとぎ汁を飲んでいるような気分になるはずだ。
その時は、もはや、飲んでよいものなのか、良くないものなのかもわからないほどで、もしかすると、白く濁った液体よりも、真水のほうがよほどましだと思うかもしれない。

中国の元が、とてもまずいカルピスであるならば、それは、価値のないものになってしまい、暴落することにつながると・・・いうことだな。