およそ1500億円の外貨獲得をしている北朝鮮のミサイル輸出。
その多くは中東へと流れる。
臨検で捕まった 2002年のイエメンでは15基がみつかった。
主な輸出先は、イラン、パキスタン、エジプト、リビア、シリア、イエメンだ。
今回、クシュナー氏が主張して実現したシリアへの米国の攻撃は、北朝鮮にとっては重要な輸出国だったわけだ。
ちなみに、クシュナー氏はトランプ大統領の娘婿で、ユダヤ系だ。もちろん言うまでもなく、イスラエルの平和安全保障に強い関心を持っている。
従って、イラン、シリアなどに、ミサイルや核技術が渡ることは、容認できないのだ。
去年の8月以来、ロシアはシリアへの空爆にイラン西部の空港を使用している。
つまり、北朝鮮というミサイルや武器のサプライがあって、それは、イランやシリアに渡り、それによって政府軍は攻撃を仕掛ける。
そのミサイルには、今回使われた化学兵器などが搭載されており、それは、いつ、イスラエルに向けて撃ち込まれるか分からない性質のものだという認識から始まるわけだ。
シリアにトランプが攻撃をすると決定した背景には、そういうこともあり、しかも、使われたサリンガスが北朝鮮製のものであったことから、中国にも臨検を厳しくして、北朝鮮の輸出を止めさせようという目論見もあった。
だが、それは、単に絵に描いた餅のようでもあり、昨日私がレポートしたように、中国国内にも別の事情などもあり、北朝鮮を米中が協力して締め上げることはできないことも、すでにはっきりした。
現在 カールビンソンが北朝鮮に向かっている。
現在シンガポールを超えて、北上を始めたところだ。
本来の予定では、南下してオーストラリアに行くはずだった。
それが、習近平との会談を終えてすぐに、方向転換を始めたのである。
カールビンソンは、90機の艦載機を搭載している。ミサイル駆逐艦二隻と巡洋艦一隻を従えて、だ。
さらに、4月18日には米国のベンス副大統領が来日する。
来日時には、すでに戦火が上がっているか、その直後に戦争となるのかは微妙なタイミングだ。