ついに、通貨基軸の変更についての議論が始まった。
「基軸通貨の見直し必要」 国連の金融改革検討委が報告書
【ニューヨーク=財満大介】国際通貨・金融体制の改革を検討している国連の専門家委員会は21日、ドルに代わる基軸通貨体制の構築などを盛り込んだ最終報告書をまとめた。20カ国・地域(G20)などに対し、長期的な課題として取り組むよう促す。
同委は各国の外貨準備や貿易取引の通貨が米ドルに偏っている現在の体制が、世界経済が不安定化する要因と分析。中長期的な見直しの必要を訴えた。
また過去の金融・経済危機に対する国際通貨基金(IMF)などの対応が、先進国中心に進められたと批判。新興国側の意見が十分に考慮されるよう、国際機関の改革も不可欠と指摘した。 (00:08)
NIKKEI NET より抜粋 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090921AT2M2101021092009.html
こういう議論がなされることは、ほんのちょっと前まで 考えられなかったことだ。それだけ アメリカの 実力が弱ってきているからだろう。最近 ようやく小売のほうが回復基調にあるとしているが、それとて、GMなどの主要企業が倒産してしまった今、縮小する労働市場に、干からびていく国民という実態は まさに大樹の倒れる姿を彷彿とさせる。
国連とIMFが協調して動く可能性があり、それを後押しする国々の筆頭が 日本であるかもしれない。
日本は確実に政権交代とともに、国際舞台での存在感を持ち始めたと感じている。この存在感は、中国、アメリカに匹敵するほどのものかもしれない。しかし、日本人がここで奢らず、低姿勢になっていれば、きっと世界は尊敬するだろう。
「基軸通貨の見直し必要」 国連の金融改革検討委が報告書
【ニューヨーク=財満大介】国際通貨・金融体制の改革を検討している国連の専門家委員会は21日、ドルに代わる基軸通貨体制の構築などを盛り込んだ最終報告書をまとめた。20カ国・地域(G20)などに対し、長期的な課題として取り組むよう促す。
同委は各国の外貨準備や貿易取引の通貨が米ドルに偏っている現在の体制が、世界経済が不安定化する要因と分析。中長期的な見直しの必要を訴えた。
また過去の金融・経済危機に対する国際通貨基金(IMF)などの対応が、先進国中心に進められたと批判。新興国側の意見が十分に考慮されるよう、国際機関の改革も不可欠と指摘した。 (00:08)
NIKKEI NET より抜粋 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090921AT2M2101021092009.html
こういう議論がなされることは、ほんのちょっと前まで 考えられなかったことだ。それだけ アメリカの 実力が弱ってきているからだろう。最近 ようやく小売のほうが回復基調にあるとしているが、それとて、GMなどの主要企業が倒産してしまった今、縮小する労働市場に、干からびていく国民という実態は まさに大樹の倒れる姿を彷彿とさせる。
国連とIMFが協調して動く可能性があり、それを後押しする国々の筆頭が 日本であるかもしれない。
日本は確実に政権交代とともに、国際舞台での存在感を持ち始めたと感じている。この存在感は、中国、アメリカに匹敵するほどのものかもしれない。しかし、日本人がここで奢らず、低姿勢になっていれば、きっと世界は尊敬するだろう。