Sydney Yajima


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マスタープラン

2010-04-18 14:34:58 | フリーメーソン
フリーメーソンでは、通常 丁稚からはじまり、白いエプロンをつける。白いエプロンは、羊の皮で出来ている。
やがて、周りから、「もうそろそろ、いいんじゃないか?」と認められ始めると、次に、職人になる。職人のエプロンには、別の装飾が着く白いエプロンである。
これが二階級と呼ばれるものだが、まだまだである。
二階級から三階級に上がるためには、またいくつかの試練があり、それを通ると、ついに、マスターメーソンになれる。マスターメーソンのエプロンには、7つの鎖が左右対称に並んでおり、目がついている。

マスターメーソンは、ブルーロッジでは一番上の階級になる。
やがて、オフィスが与えられる。
それは、インナーガードという番兵のような者から始まり、やがて、アクティブにロッジの中を歩き回ることが許されるジュニア ディーカンというものから、シニアディーカン、そして、机と椅子があてがわれ、皆の食事に気を配る責務を与えられたときには、ジュニア ウォーデンという三本柱の一本が与えられ、次には、シニア ウォーデンというみなの給料をちゃんともらえているかを監督する役目があり、次に、ウォーシュフルマスターというロッジの最高位になることができる。
最高位になると、すべてのロッジの仕切りは自分で行える。ここまでくると、さらに新しいエプロンをつけることが許される。それは、マスターメーソンのエプロンに似ているが、より複雑な仕掛けになっている。

まあ、ここまでくると、大した者だと言われる。
ただしプレッシャーはすごい。

英語は、古典で、しかも辞書にないような言葉が、並んでいる。
それを暗記しなければならない。
何ページも 何ページも 何ページも・・・
だから、馬鹿では出来ない。

覚えているうちに言葉の中の不思議な魔力が自分のものになっていき、普段の会話の中からちょっとした言葉や、言い回し、それに、発見、ニュースなどからも別の理解ができるようになってくる。これは、うまく説明できないが、英語という日本語とは違った、言葉の成り立ち、表音文字の羅列が為せる技だろう。

思考もより研ぎ澄まされた論理性を求めるようになり、日本語で考える曖昧さと情緒が、入れなくなってくる。

これも、言葉のせいだ。
かくして、イングリッシュでものを考える・・・それも高度に組み込まれたプログラムによって作られたイングリッシュ・・・フリーメーソンのリチュアルによって・・・となるのかもしれない。

もちろん、これらは、私の思い込みかもしれない。
だが、過去何百年もの間、君臨してきたメソニックの兄弟たちは、確かに、その秘密・・・ミステリーの謎を持っていて、それを隠し続けてきた。

少しだけ 垣間見ることはできても、中に入り、経験をつみ、一歩一歩上がっていかなければ本当のところは、分からないことがある。
だから、フリーメーソンの秘密や中のことを知ろうとしても、分かるためには、入って何年もかけて、自分の時間を犠牲にして、努力をしなければ、到底理解できない。
単に 握手だけで、世界を要領よく渡ることができる・・・というだけのものでもない。


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