一人で電車で移動中は、ほとんど読書をしています。
電車に乗って周りを見ると、今は皆さんスマホとにらめっこですが。
一時間近く乗っていても、長さを感じずに済みます。
小説を読んでいるときはうっかりの乗り越すこともありですが。
あの長い源氏物語も、電車の中で読破しました。
ですから、本はなるべく文庫本か新書サイズのものになった作品を、
バックの中に入る軽いものをと選んで手に入れます。
先日借りていたシリーズ作を読み終わってしまったので、
持ち歩く本が何かないかと、読みかけの本を探したところ、
本棚で目に入ったこの本。
「さらりと読む茶の古典」シリーズの一冊。
確か読み終えたと思うけれど、もう一度読んでも新鮮に違いないと、
( 内容はきっとほとんど忘れているという意味です)
もう一度読み返すことにしました。
この本を手に取ったきっかけは、
「「わび数寄は、心強くあらねば、道具よろづ不如意なる程に、
世にある人と交われば、心おとりせられて、肩身つまりて、
おのずから茶の湯にうとむものなりといいて、ただ胸の覚悟第一ならん。」
という長闇堂( 久保権大輔)の言葉に触れて興味を持ったことからですが。
「胸の覚悟第一ならん」といわれて、
多くの道具の持てない私には、とても感じるところ大だったのです。
そんな折、今日新しい本を紹介されました。
お世話になっている先生のご著書が、
この本と同じシリーズから、出版されたというのです。
~茶の湯名作イッキ読み~と言うところで、
きっと電車の中でも読みやすいのではと思い、
早速注文しました。
ご本人から直接、著者割引という形で手にするのも良いのですが、
今回は本屋さんで買うという方法で、お祝いの気持ちを表すことにしました。
と言っても送料無料で届けてくれるアマゾンですが。
早ければ明日にも届きますのでまっています。