「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

畠山記念館でのお茶会へ

2016年11月20日 | お茶三昧

      

畠山記念館での「清峰会茶会」に行ってきました。
今回の茶会では、濃茶席と立礼席の席主さんが、
知り合いの先生でしたので、ぜひともと、
お友達と、社中の方と連れだって伺いました。

茶室を囲む木々には紅葉もみられ、
ポカポカした日差しの下で、
入席を待つ時間も苦になりませんでした。

九時過ぎには着いたのですが、もうすでにたくさんの人でした。
お茶の方はこういう時は、張り切って早々とお集まりですね。
まあ他人のことは言えませんが。

濃茶席は、茶杓の教室でおちかづきになった先生で、
お人柄をしのばせる素敵なお席でした。
裏千家の濃茶席でしたが、楽茶碗は一椀も使われず、
それぞれに添えられた古帛紗がとても素晴らしいものばかりで、
裂地フェチの私にはまあ目がとろりと・・
とろけんばかりに拝見してしまいました。

午後から伺った立礼席は、石州流です。
いつもごいっょにお茶会を持たせていただくお仲間ですが、
お茶会の時は自分の席でいそがしく、
なかなかゆっくりと、お点前など拝見できませんでしたので、
今日は石州流のお席の雰囲気を十分味あわせていただけました。
尾形乾山の菊絵茶碗と空中信楽が格別に目に残り、
手に取ることはできませんでしたが、
小ぶりなお茶碗でいて、眺めるだけでも存在感がありました。

薄茶席。濃茶席とすすみ、
お昼を挟んで、また二席の薄茶席へ。
すべて楽しむことができて、満足の一日でした。
それにしても、お庭の飛び石の上を歩く足取りが、
回を重ねるごとにおぼつかなくなるようで、
少し寂しく感じたるようになりました。

いやいやまだまだ頑張りますよ。
お誘いした皆さんにも満足いただけて、良かったです。

 にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ