「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

晴れやかに

2023年01月17日 | お茶三昧

久しぶりに、晴れやかな一日を過ごせました。
社中顔合わせの新年初茶会。
心配していたお天気も夕方まで持ちました。

このコロナ禍の三年の間にお茶名を頂いた方が二名いらして、
午前の部と午後の部に分かれて、
お茶名披露を兼ねて、濃茶をたてて頂きました。
午前中は若いお譲さん。
ご両親が、いつも皆さんの写真を撮ってくださるのですが、
今年は愛娘の晴れ姿をカメラに納められて、さぞうれしかったのではと。




午後は、少し落ち着いた年代(?)の方がご披露の濃茶点前。
お二人が無事にしっかりとお点前をしてくださってほっとしました。

感染対策のための人数制限や、マスクの着用など、色々と気を使いましたが、
お点前の方には、記念の写真ということで、
途中からお点前の間はマスクを外すのを許していただきました。

お薄席は、広間と小間に分かれて、
それぞれの席主の方の趣向で、楽しんでいただきました。


社中の方のご家族の飛び入りもありました。
93才のお茶の先生をなさっているお母様とご一緒の方。


お正客をしていただけました。

6才のお嬢さんを、ぜひ体験をさせたいと連れていらっしゃった方。



お茶もとても上手にいただいていました。

 

自粛を解いて、決行を決めてから、色々と心配なこともありましたが、
何とか無事に終えることができてほっとしています。
席主初体験のお二人も、無事に終えることができてほっとなさっているでしょう。
色々と勉強して、頑張ってくださいました。
出来るだけ皆さんの自主性にお任せして、
私は交通整理の役に徹しました。
終わってみれば、花びら餅を頂き、
お昼のお弁当をいただくことはできましたかが、
お茶は一服もいただけませんでした。
どこかのお席に潜り込んで一服する予定でしたが、
時計とにらめっこで、午前組の時間が押してるとか、
最後の片づけが時間内にできるかとか、
そんなことに気をもんで、瞬く間に時間が過ぎた感じです。

三年ぶりに顔を合わせて、懐かしがったり、喜んだり、
皆さんが久しぶりの晴れがましい時間を楽しんでいる姿を見ているだけで、
私は十分幸せで、満足しました。

時間内ぎりぎりに片付けも済みました。
ゴミを持って帰ってくださる方、洗い物を全部持って帰ってくださる方、
皆さんの進んでてきぱきとやってくださり、私も助かりました。
お手伝いの方がいらしてくださって、今日は最終の後片付けです。

ひとつ大きな行事が終わりました。
皆さんと新しい気持ちで、また前に進んでいきたいと思います。