今年もバレンタインデーが近づき、
巷ではチョコレートの話題があちらこちらで。
そんなこととはもう無縁の境地の私ですが、
このようなお菓子を目にすると、
「お菓子屋さんもいろいろと大変なのね。」と。
今日の干菓子は、
おなじみの「八橋」のバレンタインバージョンです。
二月に入り、お稽古では逆勝手で脳トレをしていただいています。
炉と風炉で一度ずつ、必ずお稽古しますが、
あらあら逆ですかと言いながらも、
少しずつ皆さんの動きが落ち着いてきたのは、
やはり積み重ねでしょうか。
炉の切り方には八通りあります。
本勝手で、四畳半切、台目切、向切、隅炉の四通り。
その逆が四通りで、八炉になります。
全ての切り方で稽古をすることはできませんが、
台目切と、隅炉は風炉先を動かして、
何とか工夫してできますから、たまにやってみたりします。
今年は隅炉を体験していただこうかしら。
そのうち、向切になるような敷物(ゴザとか毛氈で)を作って、
それもお点前の稽古をして見たいですが。
最近京都旅行を楽しんできた方がいらっしゃいます。
お茶に関わる場所をたくさん見てこられたようです。
丁度大徳寺のいくつかの塔頭が、特別公開をしていたとかで、
普段見られないお茶室なども、拝見できたのは幸運でした。
お茶室を覗けば、炉の位置が気になったりして、
今までにない所に目が行くようになったそうです。
まだお若い方ですから、
これからどんどん旅の楽しみが広がりますね。
昨日は大雪騒ぎでしたが、幸いこちらはみぞれ程度で済みました。
出かける用事があり、"なんでこんな時に"と思いましたが、
"こんな日に出かける用がなくて良かった"と思う日もありますから、
幸、不幸は、平等にめぐってきているのでしょうね。
大寒波の襲来とぶつかった時もあったっけと、
何故か大変だったことだけが記憶に残るものです。
でも稽古が休みの日でしたので、皆さんには幸運だったでしょう。
一転して今日はぽかぽか陽気でした。
春はもうすぐ、寒さもあと少しの我慢ですね。