「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

やはり熱い釜の蓋

2017年01月12日 | お茶三昧

            

アカメヤナギの芽が膨らんで膨らんで。

            

暖かな部屋で、二三日でもうこんな風になりました。
この先が楽しみです。

              

お茶会でする濃茶点前ですが、
男性が三人お点前をします。

「お茶会だから、釜の蓋は素手で取りますか」
と持ちかけてみました。
本来ならば平点前ですから、男性は共蓋や、南鐐の蓋でないときは、
摘みは素手で取るのがお点前の決まりですが、
稽古の時は「男性は素手で」と承知しながら、
おまけしてというか、当然のように帛紗を使っています。
ある御茶席で、ご亭主の先生が、
「昔のよいお釜は、ふたは熱くならないですよ」
とおっしゃったのを聞いて、なるほどと思いましたが。

私のお釜は、昔の良いお釜ではないせいか、
釜の煮えが良かったりすると、とても素手では持ちたくありません。

一人は"気合"で素手でお点前をしました。
「やれはできますね。緊張しているから大丈夫かもしれません」と。
もう一人は、
「やはり熱くて駄目です。帛紗を使うことにします。」と。
さてもう一名はなんとおっしゃいますかしら。

それぞれお好きな方でということにしようかしら。
「男らしく素手で持ちなさい」などという時代でもないし。
普段から鍛えていない指先はとても耐えられそうもないかも。

 

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