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スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/24ビーマックス ポルシェ935K2 イエガーマイスター 製作開始

2020-05-17 07:59:29 | 模型

前回nunuの935K3のイエガーマイスターを作りましたが、今回はビーマックスK2のイエガーマイスターのオーダーをいただきました。
ビーマックスのK2とnunuのK3はもともと同じ型なので作り方は一緒ですね。
こちらもスタジオ27デカールで、車は1977DRMゾルダー仕様のデカールのようです。
実車の形状は935/76に近く、ビーマックスの形状とはかなり違うのですがデカール替えのオーダーということで作らせていただきます。



前側にヒケや段差がありますね。フロント上面のライトの上のヒケとライト横の段差をならします。


上面には光パテを入れてヤスリでならします。

ライト横はカッターの背でならしました。



ボンネットの蓋とウィングパーツやリヤフェンダー、黒パーツのリヤバンパーの鰹節やNACAダクトを取り付けます。



黒パーツにはグレーサフを吹き、白サフでなじませました。ボディ裏側にもグレーサフを吹いています。



タミヤのオレンジを吹きます。雨で表面が凸凹になり苦労しました。ヤスリを当てたりして吹き直しました。



スタジオ227デカールの貼り付け。キットの形状がリヤフェンダーなどかなり実車と異なるのでスペースがないデカールは無理に貼り込んでいます。






昨日クリヤーを吹いたら一部かぶってしまったので、ペーパーも当てて今朝起きて再度クリヤーコート。
シャーシなどはほぼ一緒なので製作していきましょう。

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1/18マゴノテプロダクツ  タイレル博士とフクロウ ブレードランナーフィギュア完成!

2020-05-14 20:45:42 | フィギュア

たくさんオーダー製作を頼まれたマゴノテプロダクツ 製のブレードランナーレジンフィギュア。
タイレル博士とフクロウを製作しました。


こちらがブレードランナーのタイレル博士。レジンで綺麗に造形されています。原型は牧野氏。素晴らしいデッサンです。


サイドにあるパーティングのズレのラインを削っていきます。


まずは中性洗剤で洗って、ミッチャクロンを吹いてからタミヤのピンクサフを吹き付けました。


顔と手をマスクして黒っぽい青を吹いて、シャツとボウタイはクリーム色に。



まずはアルキド樹脂絵の具のアキーラを調色して塗っていきます。



顔色が悪い色というオーダー。



メガネは付属の透明レジンは使用せず、透明な塩ビ板から切り出してみました。
弦の部分はピアノ線です。


タイレル博士は完成。



フクロウの塗装です。台座のパーティングラインを削ります。



ここまではラッカー塗装。



アキーラで筆塗りしていきます。






レプリカントなので目が片方オレンジ。








博士とフクロウ、最高のシチュエーションです。








これだけのフィギュアを作らせていただきました。
ありがとうございます。
牧野さんの原型と世界観が素晴らしいです。

ドライバーフィギュアのお知らせ。
数年前に輸入したIMMENSE MINIATUREの50−70年代ドライバーズフィギュア。
レジェンドドライバーのレジンフィギュアの発注をしようと思います。
ご希望の方は今週中にブログ左のメッセージボタンよりご連絡ください。
各品番とスケール、個数がわかれば見積もりを取ります。
よろしくお願いいたします。







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1/24タミヤ フェラーリミトス 完成!

2020-05-13 09:20:35 | 模型

タミヤのフェラーリミトス、完成までです。





エンジンをフレーム位に乗せて足回りを組み付けます。サスのダンパーは赤く塗っています。





フロント周りも組み立てます。


エンジン完成。



ジェネレーターみたいな部品の穴が目立つのでH合図をシルバーに塗って蓋をしまいた。




ホイールはディスクセンターをシルバーのペイントマーカーで塗っています。



このキットにはデカールがつかないので、メーターの文字にシルバーでドライブラシをして、つや消しの赤を塗りました。





インテリアはつや消し赤(ガンダムカラーの赤)と黒で塗り分けて、シフトゲートはインレットを貼り付け。
シートベルトをつけてくださいとのオーダーだったので、貴重なモデラーズを使用しました。
手間はかかりますが見栄えが違いますね。断面の縁はつや消し赤で塗っています。



上下合体して接着、ウィンドウはマスクシールが付属しないので、マスキングテープをつけてペンでラインをなぞってから切り出して貼り付けて、裏から黒サフを吹きました。ウィンドウと、ウィンドウ前のパーツ(グロスの黒で塗装)を取り付けて完成です。



















今朝晴れたので撮影です。ホイールの向きが逆でしたので写真入れ替えました。

オーダー製作ありがとうございました。
1989年東京モーターショー、もう30年も前の車なんですね。



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1/24タミヤ フェラーリミトス 製作開始

2020-05-12 12:23:26 | 模型

続いて依頼製作のフェラーリミトスを始めます。


成型色の赤ボディにサイドのインテイクやウィングを取り付けて、裏側からグレーサフを吹いておきます、
そして表面に艶ありのピンクを吹いて、シャインレッドと3番の赤を重ねていきます。


マスクして黒サフを吹きます。



クリヤーを吹かなくてもツヤは出たようです。


ボディが二つ?実は始めたタミヤのピンクサフをボディに吹いたらザラザラになってしまい、ボディカラーを吹いてもデコボコなのですぐヤフオクで検索、100縁で新品ボディがあり、送料入れても500円以下なのでポチってみました。



透明パーツの裏からスパッツスティックスのミラークロームスプレーを吹きました。



透明パーツはハイグレード模型用接着剤を楊枝ですくって貼り付け。


なんとこのキットにはデカールが付属しないので、エンブレムはシルバーのインレット。
ヒロの跳ね馬立体シールを貼り付けました。



タミヤの古いインレットはノリがつかなくなっているので、一文字一文字ハイグレード模型用接着剤で貼り付けました。
はみ出たところは乾いてから楊枝ではがせます。



魅力的なテールランプはクリヤーパーツの面裏からクリヤーレッドを塗り、裏からスパッツスティックスを吹きました。
ここもインレットを貼り付けています。


エンジンはここまで組んでシルバーを吹いて


エナメルのフラットレッドを筆塗り


エナメル溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取りました。



ヘッドカバーはつや消し赤で塗ってボルトの頭はシルバー筆塗り。


黒くなるところを筆塗りしました。


フェラーリミトス、進めていきます。
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1/43プロバンスムラージュ特注 ハッピーロータス47GT完成!

2020-05-11 22:28:28 | カレンダー

お世話になっているテクニカルショップハッピーの斎藤社長より、今では貴重なプロバンスに特注したハッピー47GTの
1/43キットを送っていただきました。
80台ほどしか作らなかったキットでハッピーのマスコット、日本グランプリで高野ルイ選手が走らせた47GTを再現したもの。
ハッピーのお客様用に作ったものだそうです。
今回ほぼ最後の一つだという貴重なキットを送っていただき作成しました。


こちらがプロバンスの47GT。デカールもハッピー専用のものです。
奥はプロバンスの型を使った、スパークの62です。

プロバンスらしいキレがあるシャープな造形


そのまま組むとちょっと車高が高いようです。

軸受を削って車高を落とし、タイヤも当たる部分は削り取りました。


ここまで下がっていい感じ。


ボディ裏の巣も光パテを入れました。





ミッチャクロンと白サフを厚塗りにならないように吹き、デカールの裏にマスキングテープを貼って型を取り、
ボディをマスキングしてクレオスのスカイブルーを吹きました。今のハッピーの47GTより少し明るめにしました。


デカールは生きていたので、貼りこむことができました。金色のラインは一部筆で塗っています。


クリヤーコートしてピカピカに。




裏側を黒く塗って、ボディのスリットやインテイクなどを黒く塗り、シルバーもさしました。
ウィンドウはバキュームの裏からハッピーのデカールを貼り、両面テープで貼り付けました。



インテリアを黒く塗りシートベルトや消火器を筆塗り。インパネはデカールでいい感じに再現されます。





ホイールインサートを黒く塗ってホイールにはめ込んでいます。上下合体。




細かいボンネットピンやカナード、ワイパーなどはエッチングパーツ。
ライトは黄変していたのでHアイズ1の4ミリのパーツの裏からスパッツスティックスミラークロームを吹いています。









牽引フックやタイヤデカールなどを貼り付けて完成です。











青空に映える空色のハッピーなロータス47GT。
こちらは本日斎藤社長に納品しました。
ハッピーのオフィスでこの本物の47GTの横で展示販売予定です。
ロータスの各種模型も預けましたので、そちらもおいおい展示の予定になります。
お楽しみに。




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