茶だんすのお色直しの話

2010-12-08 18:54:58 | アイデアー
茶だんすの中を、
全部出して1年分の汚れを取っていた。
思い出すなぁ~5年前の事・・・・


5年前に新築した。
家を建てるってことは、大変お金ちゃんが
アチャラ、コチャラと羽が生えたように飛んで行く。
引っ越しの日、手伝いに来ていた人たちは、
茶だんすを指さして、
これはどうするの?投げるの?
「あ、持って行きます」
皆さんの顔は引きつったような、顔をしていた。
何回かの転勤で、傷がつきぼろぼろになった茶だんす
持っている家具で一番ひどい
普通新居には新しい家具を、買うのかもしれない
でもわが家にはそんな余裕がない。
家具はそのまま全部使うので、新居に入れた。

新しい家に茶だんすを置いた。
前の家は、かなりのオンボロの家だったので、
茶だんすの、ぼろぼろはそんなに違和感がなかった。
けど、新しい家は、身すばらしさが引き立った。

考えた、そうだ壁紙を貼ろう!
家族は「え~貼る~??どこで?誰が貼るの?
買った方がいいよ、新しい家にきてるんだよ~  買えば!」

その日にホーマックで壁紙を買ってきた。
最初グレープ一人で貼っていた、
息子グレ太が「しょうがないな、手伝うか?」と
言って手伝い、夫も手伝ってくれた。




壁紙には接着糊が付いてる、茶だんすに当てて、
余分なところを切ります。
カッターだと、線が曲がるので、デザインカッターを使いました。
切り絵が上手な、息子グレ太は、こいうのは得意中の得意だ。






見える側面も張り、





引き出しのとってが、この茶だんす前の色です。
引き出し、戸の部分を貼るのは難関でした。




貼り終えてから気が付いた。張り紙の余りを、
勿体ないから貼っていたら、壁紙の方向が違っていた
(開き戸の左と右)
近くに行かないと気が付かないので、今でもこのままです。





引き出しの凹凸部分と引き戸の凸凹が、大変でした。
大変なところは、グレ太が引き受けてしてくれました。




壁紙がなくなり、見えないところは貼りませんでした。



捨てられる運命だったかもしれない茶だんすです。