今日は、お休みをとって、ご近所の
お葬式のお手伝いに行ってまいりました。
何時も、ニコニコと笑顔をたやさず、働き者のやさしいおばあさんだったのですが、残念ながら病気に勝てずお亡くなりになりました。まだまだ、亡くなるような年齢で無かっただけに非常に残念です。
心から、ご冥福をお祈りいたします。
さて、こういう記事を載せることは、正直、不謹慎だと思いますが、あらためて過疎化が急速にして移行していることを実感しましたので、投稿したいと思います
。
地方の田舎だと、どこでもそうだと思いましますが、ここ新郷村川代地区でも、ご近所で葬式があると、地域の人全てがお手伝いに行きます。
で、相談しながら、段取りをくんで、葬式に必要な道具を作ったり、お墓をきれいにしたりします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/7d/f7d6d302beaca66b2b39c42f800d3305.jpg)
これは、みんなで、道具を作っていいる様子です。
7割が70か80代。60台が2割。残りが50代、40代30代なのですが、小生も含めて40歳代が3名。30歳代が1名しかいませんでした。
ですので、ここに行くと60歳代はまだ若者。我々みたいな40歳代以下は
「くちばしの黄色いひよっこ」という感じです。
ま、中には仕事でお勤めに行ってる人もいるわけですから、一概に
みんなお年寄りというわけではないのですが、いずれにせよ若者が少ないのは事実です。
現に、うちの両隣の家にはお子さんを持った若夫婦はおろか、若者もいません。その隣も、その隣もです。
で、お葬式のお手伝いですが、コレは「六地蔵」というものだそうで、描ける人が二人しかいないとのこと。
で、こっちはなんか竹を起用に割ったり編んだりして、なんという道具かは分かりませんが、芸術的な形に編んでいきます。
さて、この編んでいるおじいさん、私の同級生のオヤジさん(80代)なのですが、林業が本業で元桶職人です。
うまいわけです。
で、編みながらこんな話を自分にします。
「ひで。いがんども早ぐ、このつぐりがだおべろ。おべで、おらんどよ、投げねばねんで。そりゃ、10年さぎでなぐ、あすあさっての話しぃたぁ。」
少々、ふざけ口調で言ったのですが、目が明らかに真剣でした。
日本中のいたるところで進行中の過疎化の現実がこれです。