12月17日(土)八戸パークホテルで開催されました「青森県南・岩手県北 県際交流・連携セミナー」へ参加してまいりました。
前半の結城登美雄さんの基調講演。
ご自身が手掛けた、宮城県鳴子でのお米の実験の成果には本当にびっくり。
今現在、ここいら辺では60kgの米は10,000円以下での買い取りでしょう。
鳴子では・・・・・
ここの土地に適してる米の品種を探し(低アミロース米だったベか?)、米を育成して、天日で乾燥。
それを、60kg18,000円で買い取り、24,000円で売るというスゴイ計画。
いや、計画というよりは、実施してすでに相当の成功をしているとのことでたいしたものです。
で、炊き方の実験や、試食会の様子など、独自の語り口で、ユーモアたっぷりに紹介していただきました。
そのほか、現在の農業の問題を中心にお話をされました。
特に印象に残ったのは・・
「天気というリスクと戦っている農民の苦労は、都会の消費者が想像しているより、相当深刻。
ゆえに、消費者の方もただ、あっちが安いなどと安易に考えて買い物しないで、農家のリスクを共に分かち合うべきだ。
それが、結局日本人自身が自分の食べるものを守ることになる。」
ちなみにTPP問題にもつながることですけど、高い高いと言われる日本の農産物の関税率は11.7%
確かに、アメリカは5.5%なんですけど、EUはなんと19.5%!
しかも、アメリカもEUも自国の食糧自給率を維持するため、農家農産物へ多額の公的資金を投入しています。
将来、爆発的に増加すると言われる、お隣の中国人の胃袋をどこの国が満たすか議論されていますが、今一度、日本人の食糧をこれ以上外国に頼る体質を考えてみるべきではないでしょうか?
ちなみのちなみついでに言えば、「鉄鋼業」の単純関税率は日本2.6%、米国3.3%、EU4%
「鎖国か開国か」などとばかげたことを言う前に、上の数字を見ても、日本はもうじゅうぶん「開かれた国」だということがわかります。
これは、今年のうちの稲刈りの様子。遠くに戸来岳が見えて晴れた時の稲刈りは気持ちがいいです。
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続いては当村が大変お世話になっている。
箭内武さんの「新郷村」を中心とした事例報告。
持ち時間わずか15分にもかかわらず、多彩な視覚的な資料を駆使して、軽快にトークはすすみます。
私を含め、その場にいた村民約10名は固唾を飲んで聞き入りました。
で、ちょっと映画の「MIB(メン・イン・ブラック)」の画像をもじっての、オモシロい説明の時、小生「ガハハハ!」と笑いそうになったのですが、周りの方々は、あまりにも食い入るようにトークに集中して真剣なまなざしのため、必死に笑いをこらえることに。
後半もう一発ドーンとトミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスがどアップで登場させるシャレをかましたのですが、それでもみなさん真剣です。
箭内さん、あれはすべったのではありません。
私の分析では、みなさん「笑っては失礼にあたる」と思ったのではないでしょうか。
いずれにせよ、活動報告だけでなく、将来的な問題点も提示された素晴らしいプレゼンテーションでした。
前半の結城登美雄さんの基調講演。
ご自身が手掛けた、宮城県鳴子でのお米の実験の成果には本当にびっくり。
今現在、ここいら辺では60kgの米は10,000円以下での買い取りでしょう。
鳴子では・・・・・
ここの土地に適してる米の品種を探し(低アミロース米だったベか?)、米を育成して、天日で乾燥。
それを、60kg18,000円で買い取り、24,000円で売るというスゴイ計画。
いや、計画というよりは、実施してすでに相当の成功をしているとのことでたいしたものです。
で、炊き方の実験や、試食会の様子など、独自の語り口で、ユーモアたっぷりに紹介していただきました。
そのほか、現在の農業の問題を中心にお話をされました。
特に印象に残ったのは・・
「天気というリスクと戦っている農民の苦労は、都会の消費者が想像しているより、相当深刻。
ゆえに、消費者の方もただ、あっちが安いなどと安易に考えて買い物しないで、農家のリスクを共に分かち合うべきだ。
それが、結局日本人自身が自分の食べるものを守ることになる。」
ちなみにTPP問題にもつながることですけど、高い高いと言われる日本の農産物の関税率は11.7%
確かに、アメリカは5.5%なんですけど、EUはなんと19.5%!
しかも、アメリカもEUも自国の食糧自給率を維持するため、農家農産物へ多額の公的資金を投入しています。
将来、爆発的に増加すると言われる、お隣の中国人の胃袋をどこの国が満たすか議論されていますが、今一度、日本人の食糧をこれ以上外国に頼る体質を考えてみるべきではないでしょうか?
ちなみのちなみついでに言えば、「鉄鋼業」の単純関税率は日本2.6%、米国3.3%、EU4%
「鎖国か開国か」などとばかげたことを言う前に、上の数字を見ても、日本はもうじゅうぶん「開かれた国」だということがわかります。
これは、今年のうちの稲刈りの様子。遠くに戸来岳が見えて晴れた時の稲刈りは気持ちがいいです。
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続いては当村が大変お世話になっている。
箭内武さんの「新郷村」を中心とした事例報告。
持ち時間わずか15分にもかかわらず、多彩な視覚的な資料を駆使して、軽快にトークはすすみます。
私を含め、その場にいた村民約10名は固唾を飲んで聞き入りました。
で、ちょっと映画の「MIB(メン・イン・ブラック)」の画像をもじっての、オモシロい説明の時、小生「ガハハハ!」と笑いそうになったのですが、周りの方々は、あまりにも食い入るようにトークに集中して真剣なまなざしのため、必死に笑いをこらえることに。
後半もう一発ドーンとトミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスがどアップで登場させるシャレをかましたのですが、それでもみなさん真剣です。
箭内さん、あれはすべったのではありません。
私の分析では、みなさん「笑っては失礼にあたる」と思ったのではないでしょうか。
いずれにせよ、活動報告だけでなく、将来的な問題点も提示された素晴らしいプレゼンテーションでした。