角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

「原子燃料サイクル意見交換会」へ参加しました。

2011-12-17 11:25:21 | 時事問題
12月16日美郷館で「原子力サイクル意見交換会」が行われ参加してまいりました。

膨大な資料を配布され、専門ごとに担当者が説明します。


まずは弘前大学の被爆医療の専門家、床次眞司教授「放射線の基礎知識」の講演。


これ非常に分かりやすかったです。
配布された資料だけ読んでも分かりやすいので、詳しく知りたい方は、役場企画グループへ行けば資料入手できます。

さて、その後、経済産業省から今後の「国のエネルギー政策」の説明。原子力保安院より「緊急安全対策」の説明。
日本原燃から、「六ヶ所村の事業」の説明。から「原子力行政」についての説明がありました。

で、質疑応答なんですが・・・・・

何でも新郷村出身で、八戸在住の方だそうなんですが、仮にYさんとしましょう。
お世辞にも紳士的とは言えない、罵詈雑言を説明者側に浴びせかけました。

小生、詳細にメモを取っていたんですが、下記の通り。

「私は世界100カ国以上旅してるから、たいがいなんでも知っている。」(会場から失笑)
「ここにいる、保安院ってホントに頭悪いんだよ!」
「私の従兄弟は東京大学に入って頭がいいが、お前らもっと勉強しろ!」
「今度事故が起こったら誰が責任を取るんだ!お前らみたいな下っ端に責任が取れるのか!賠償金なんてお前ら下っ端に払えるわけが無いんだから、いいかげんなこと言うな!」


もう会場はこの、「疾風怒濤の浪漫派」のような御仁ののおかげで、意見交換する感じではなくなってしまいました。

さて、最後にこのYさん、かましてくれました。
曰く・・・
「このままだと、原子力が怖くて、日本に居たくない。だからカナダへの移住を真剣に考えている」だって!

アレレ・・・確か・・・・

日本には54基の原子力発電所がありますが、カナダにも18基↓↓あります。
で、そのお隣のアメリカにはたしか、100基以上↓↓あるでしょう、何でも知っているYさん。


さて、自分的には一番怖いのは、1994年から原子力発電に参入してきた、お隣の中国。
開発時も、「パクリ新幹線」のように、フランス、ロシア、ドイツなどいろんな国から、ばらばらに技術を集め、中国でそれを組み立て建設しました。


現在では11基稼動していますが、中国の計画だと、日本以上の原発を保持し、近い将来アジア地域に輸出していくとのことです。
まさに、「パクリ新幹線」のようではないですか。

お隣で、「ボカーン!」といったら、大量の人民が日本に押し寄せ、黄砂にのったセシウムが日本列島を覆うのですよ。

事故を起こしたとはいえ、今なお世界の最先端技術を保持する日本が、完全に原子力の研究から撤退することは、むしろ、中国の「パクリ原子力」増長させ、我が国の安全保障を脅かすことになるのではないでしょうか。

反原発のみなさん、この問題を解決しない限り、日本の原発を全て廃炉して風車を回していたとしても、現状は変わらない、というよりも、もっと危険になるのでないですか。