ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ   初夏の朝日連峰&果樹園 (寒河江市)

春雪&サンシュユ

2009-03-28 | Weblog
春雪

気持はすっかり春・・・・・・・・なのに


毎年

三月末になると

決まって 積もるほどの雪が降る


今朝 自宅2階窓から


こんなに沢山 積もったが

昼前には すっかり解けてしまった


春雪の・・・・・・・・・・・・・・・・・

季節はずれの宿命か・・・・・・・?


雪に限らず

盛りを過ぎた命の行く末は

みんな

跡形も残さず

はかなく 何処かへ

消え去って行くようだ


すぐ近くで

春の心地よい足音が

あちこちから

聞こえて来た・・・・・・・


サンシュユ

同上


雪をかぶったサンシュユ

花を咲かせている樹は

このサンシュユの樹ぐらいだろうか


蒼・黄・白の

春の暁さえ覚える

まばゆい コントラスト


サンシュユの花に

この時期の

春の息吹を感じる


真冬 

真っ赤なグミの実に

雪をかぶせていたのだが


今年も又

ひとつの逞しい命の

壮大なドラマの幕開き・・・・・・・・・・・・・


同上

春まだ遠し 岩根沢 2009/3・26

2009-03-26 | Weblog

水沢温泉

同上 国道112号線の反対側


午前中 家の廊下の床補修

で 頭から埃だらけに

狭い床下に潜って

弱くなった床板を支える

根太の補強

これで当分は大丈夫・・・・・・・・・・・・・・・

40年も経つと

予想できない傷みが

次々と現れてくる


まるでいたちごっこ・・・・・・・・・・・・


午後 隣町西川町 道の駅の隣に併設されている

水沢温泉まで出掛けて来た


一昨日の山形

全域で4~5cmの積雪があった


天気予報では1日中雪降りとあったが

今日は時々雪交じりの寒~い1日だった


内陸から西へ向かう国道112号線沿い

3月末にふさわしく

それなりに雪解けが進んでいた


西川町の中心部を過ぎ

間もなくして

右の山手に入って行く道が見えて来た


ふと この時期の

岩根沢を訪ねて見ようと思い

国道から別れ

山道に向かって

車の ハンドルを切った


山道に入ってすぐ

景色は一変した


岩根沢


まさに季節は1月以上

逆戻り

そこは まだ

深い冬の眠りの真っ只中


岩根沢

同上

春まだ遠し 岩根沢



西岩根沢

同上

同上

帰り道流れて来たラジオの天気予報で

明日朝の最低気温が-4℃

と言ってた


家に帰り 早速

先日 防寒具をやっと外したばかりの

外水道の蛇口に

再び

厚手のジャンバーを被せた

最上川 水温む頃

2009-03-23 | Weblog
今日は1日中

風の強い日だった


午後

いつもの日帰り温泉で

痛めている右腕

の 湯治


大雨 地震 雷・・・・・・

いろんな自然現象の中でも

風の強い日は

ふと  ・・・・・・・・

根こそぎ

吹き飛ばされてしまいそうな

得体の知れない

怖さを感じる


春の嵐

今日は そんな不安な気持ちが過ぎった

1日だった




温泉施設の裏を

最上川が流れている


露天風呂からは

最上川の流れを

裸のままで

眺められる


桜の蕾

硬く閉じたまま・・・・・ 

開花は まだまだ先のようだ・・・・・・・


東の空の彼方

遠く雪を被った奥羽山脈の山並み

が 天と地を

縁取るように連なる


水は

春にふさわしい

淡い黄緑色に

緩く濁り


ところどころ

澄んだ瀬音を立て

陽春の弱いひかりを弾き

水面を

無数の光の妖精が

飛び交い

今 春の到来の歓びを

告げているかのようだ



寒河江川浅春

2009-03-22 | Weblog
寒河江川浅春


今日は昨日と まるで違って

 シトシト・・・・と

朝から冷たい小雨模様

寒の戻り・・・・・・?


夕方4時過ぎ

小雨が少し止んだ


寒河江川まで犬の散歩に


人気のない

寂しい川原だった


私達以外に散歩をしている人など

誰もいなかった


犬だけが

いつものように

広い河川敷公園を

元気に走り回っていた



川縁に咲いていた ネコヤナギ

片手に持てる分だけの

たくさんの枝を折って

持ち帰って来た


早速 部屋に飾ってみた


川原では絵にならない ネコヤナギ

も 花瓶にさして 

飾って見ると

寒河江川の浅春の香が

そのまま部屋まで

引っ越して来たようだ

2009-03-21 | Weblog








今朝 

チューリップの花が

やっと咲き揃った


こんなに真近に

チュ-リップを見ることなど

これまで

なかったような気がする


みんな同じような花

に見えても

よく見ると

大きさ





・・・・・・・・・・・・・・・

ひとつ ひとつ

少しずつ違った

顔をしていた


のどかな日差し

の降り注ぐ

春の青空


柔らかな ピンク色のチュ-リップが

とても よく

似合っていた


さんしゅう・ふきのとう

2009-03-18 | Weblog

夕方 犬の散歩の途中 PM5時半頃


19℃・・・・・・ 今日の寒河江市の最高気温 

今年1番の暖かさ


3月の気温としては

観測史上最も高い気温らしい


少し 強い風

・・・・・・・・でも

これまでとはまるで違う 生暖かい風


やっぱりすごし易い

外を歩いていても

身も心も

何もかもが

ゆるゆるした感じ


サンシュウの蕾


この暖かさに誘われ

裏の家の

庭のサンシュウの樹の

蕾がほころび始めた


ふきのとう


遅くまで雪の残っていたところも

雪が消えた途端

ふきのとうが 一斉に

芽を出した


今夜の味噌汁の具

散歩の途中摘んで来た

ふきのとう


今晩も

ふきのとうの

苦い香に

やっと訪れた

春の歓びを味わった


野生のせり

2009-03-17 | Weblog




昨日の慣れない

力仕事のせいで

以前から痛めていた左腕

更に痛めてしまったようだ


午後

早速 隣町の温泉に

湯治に出掛けて来た


痛めた左腕はもちろん

のんびりと温泉に首まで浸かって

身も心も

蝉の

抜け殻のようになって

すっかり

軽やかになってしまった


あァ~・・・・極楽 極楽 


温泉を出て

隣の 道の駅の直売所で

野生のせりを見つけた


産地名

ここからもっと山奥の

以前紹介したことのある 十八才

と書いてあった


きっとまだ雪の残る湿地から

顔を出したばかりのような

野生のせり


スーパーの店先でよく目にする

栽培せりに比べ

大きさや色 外見

すべて明らかに見劣りするが

野生のせりには

一冬の寒さを耐え忍んで来た

逞しさのようなものがあった




の肴に

せりの御浸しを一口・・・・・・・・・

苦味 しゃきしゃき感

まさに春の香りが口いっぱいに広がっていった



新緑の頃

2009-03-16 | Weblog
昼過ぎ 

裏の家の庭をよくよく見たら

いつの間にか

雪囲いが外れてた


表通りに面している

家々の粗垣は

まだどの家も

そのままなのだが


午後から

一人で外し始める

夕方5時頃 無事終了



夜 パソコンで

去年 雪囲いを外した日 

を調べてみたら

なんと 一日違いの

3月17日だった


季節の正直な移ろいに

思わず

感心してしまった


去年はもっとたくさんの雪が残っていた

写真では良くわからないが

庭の後側はまだまだ雪の塊が残っている


厚い冬のコートを脱いだ

我が家の坪庭


4月 キャラの樹が 

一斉に芽吹く

新緑の頃

今から待ち遠しい・・・・・・・・・・・・