ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ   初夏の朝日連峰&果樹園 (寒河江市)

初冬の彩り

2015-12-04 | Weblog










穏やかな小春日和

とまでは行きませんが

もうすぐ何もかもが

白い世界に塗り変わる事でしょう~


枯れた芒の白い穂

河原の畑に残された

朱く熟れた柿の実

やがて

みんな白い雪に埋まってしまう事でしょう~



収穫を終えたばかりの林檎畑

やがて長~い冬の眠りに

つこうとしています


鉛色に変わった冬の川面

夏・・・・・ 

川の中で元気に泳ぎ回っていた鮎達も

いつの間にか姿を消してしまいました

既に河口に下ってしまった事でしょう

来春 雪が融けて

また元気にこの川を上って来る事でしょう~

そう~

季節は毎年ただ同じ事の繰り返し・・・・

遠くに見える

私の大好きな暖日(ぬくい) 山

今日は吹雪いて

頂上が霞んで見えます



※ 昔 この辺りの農家では

どの家も兔を飼っていました

冬になると なんでも屋と言われる男が

兔を買いに来ます

なんでも屋は毛皮だけを買って

肉は置いて行きます

その方がずっと安く買えるし

欲しいのは毛皮だけでした


晩に囲炉裏では

ウサギの肉が大きな鍋で煮られました

じいちゃんが囲炉裏の前で

キセルを銜えながら

醤油や酒を入れてあんばいを見ていました



千草は大きな鍋を見ると悔しくなった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最上一平著 「銀のうさぎ」より


ここは民話のふる里

大事に育てて来たウサギが

冬のある日

毛皮買いの商人に引き裂かれるのを

目の当りにした少女の

うさぎへの思いを幻想的に綴った童話



※ 頂きを白きに染めし月山の麓を走るワンマン列車 

この冬 月山に初雪が降って

既にひと月ほどになります

融けたり積もったり

何度か繰り返して来ました

※ 柿の実が朱く熟れたや冬近し仰ぎ見るやに白き月山

2~3日前の自宅裏

真っ白な山肌の月山・朝日連峰

姿を表わしました

この雪化粧 来年の秋まで

けして消える事はないでしょう~



※ 秋空を塗り潰したり艶やかにやがて消え行く枯葉の絵の具

自宅裏 神社の境内

今年はいつもの年に比べ

とても鮮やかな彩り



落ち葉に埋もれた遊具

※ 木枯らしの吹き荒れし晩街路樹の枯葉は散りて裸木となり

プラタナスの街路樹

いつの間にかすっかり葉を落としています



※ 山肌に夕闇迫る日暮れ時瞬く星は今宵何処へ

※ 川辺にて夕暮れ時の淋しさに一人抱かれ入り陽哀しや

※ 最上川たゆとう流れ悠々と入り陽映して川面燃え立つ

真夏の汗ばむような陽射し

今はどこを探しても見当たらず・・・・・・

冬野菜の鮮やかな緑が

目に飛び込んで来る

半年の間

今年も大いに野菜作りを楽しませて貰った

もうすぐこの畑も

真っ白い世界に変わってしまうだろう~



ルドベキア

礼文タンポポ

ワイルドベリー
畑の花壇ももうすぐ店仕舞い

この秋 7年振りにリニューアル

来春が楽しみ





県都山形市七日町

一昨日 県都山形市中心街を

久し振りに歩いて来ました

こんなに沢山の人が?

通りを歩いているのを見るのも久し振り・・・・??



25年前までは毎日通っていたのですが

当時に比べ

街の様子はすっかり変わってしまいました

いつまで経っても変わらないのは

進歩の無い自分だけのような気がしました




今年は雪が早いだろうと思って

10月中に始めた雪囲い

11月の初めにはすっかり完了

こんな年に限って未だに雪は降らず

このまま雪の無い正月が迎えられたら

それこそ HAPPY NEW YEAR !