




穏やかな小春日和
とまでは行きませんが
もうすぐ何もかもが
白い世界に塗り変わる事でしょう~

枯れた芒の白い穂
河原の畑に残された
朱く熟れた柿の実
やがて
みんな白い雪に埋まってしまう事でしょう~


収穫を終えたばかりの林檎畑
やがて長~い冬の眠りに
つこうとしています
鉛色に変わった冬の川面
夏・・・・・
川の中で元気に泳ぎ回っていた鮎達も
いつの間にか姿を消してしまいました
既に河口に下ってしまった事でしょう
来春 雪が融けて
また元気にこの川を上って来る事でしょう~
そう~
季節は毎年ただ同じ事の繰り返し・・・・

遠くに見える
私の大好きな暖日(ぬくい) 山
今日は吹雪いて
頂上が霞んで見えます
※ 昔 この辺りの農家では
どの家も兔を飼っていました
冬になると なんでも屋と言われる男が
兔を買いに来ます
なんでも屋は毛皮だけを買って
肉は置いて行きます
その方がずっと安く買えるし
欲しいのは毛皮だけでした
晩に囲炉裏では
ウサギの肉が大きな鍋で煮られました
じいちゃんが囲炉裏の前で
キセルを銜えながら
醤油や酒を入れてあんばいを見ていました
千草は大きな鍋を見ると悔しくなった
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最上一平著 「銀のうさぎ」より
ここは民話のふる里
大事に育てて来たウサギが
冬のある日
毛皮買いの商人に引き裂かれるのを
目の当りにした少女の
うさぎへの思いを幻想的に綴った童話

※ 頂きを白きに染めし月山の麓を走るワンマン列車
この冬 月山に初雪が降って
既にひと月ほどになります
融けたり積もったり
何度か繰り返して来ました

※ 柿の実が朱く熟れたや冬近し仰ぎ見るやに白き月山

2~3日前の自宅裏
真っ白な山肌の月山・朝日連峰
姿を表わしました
この雪化粧 来年の秋まで
けして消える事はないでしょう~


※ 秋空を塗り潰したり艶やかにやがて消え行く枯葉の絵の具

自宅裏 神社の境内
今年はいつもの年に比べ
とても鮮やかな彩り


落ち葉に埋もれた遊具

※ 木枯らしの吹き荒れし晩街路樹の枯葉は散りて裸木となり
プラタナスの街路樹
いつの間にかすっかり葉を落としています


※ 山肌に夕闇迫る日暮れ時瞬く星は今宵何処へ
※ 川辺にて夕暮れ時の淋しさに一人抱かれ入り陽哀しや

※ 最上川たゆとう流れ悠々と入り陽映して川面燃え立つ

真夏の汗ばむような陽射し
今はどこを探しても見当たらず・・・・・・
冬野菜の鮮やかな緑が
目に飛び込んで来る
半年の間
今年も大いに野菜作りを楽しませて貰った
もうすぐこの畑も
真っ白い世界に変わってしまうだろう~


ルドベキア

礼文タンポポ

ワイルドベリー
畑の花壇ももうすぐ店仕舞い
この秋 7年振りにリニューアル
来春が楽しみ


県都山形市七日町
一昨日 県都山形市中心街を
久し振りに歩いて来ました
こんなに沢山の人が?
通りを歩いているのを見るのも久し振り・・・・??


25年前までは毎日通っていたのですが
当時に比べ
街の様子はすっかり変わってしまいました
いつまで経っても変わらないのは
進歩の無い自分だけのような気がしました


今年は雪が早いだろうと思って
10月中に始めた雪囲い
11月の初めにはすっかり完了
こんな年に限って未だに雪は降らず
このまま雪の無い正月が迎えられたら
それこそ HAPPY NEW YEAR !