ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ   初夏の朝日連峰&果樹園 (寒河江市)

サクランボ

2010-06-28 | Weblog




真っ赤に色付いたサクランボ

いつもの年より ≒10日遅れの生育


昨日 孫達と一緒に収穫

を楽しんだ


昼 皆でサクランボ畑で

食べた弁当(雨降りの中)

とても美味しかった


7月に入ってしまうと

サクランボの旬が過ぎ

値段もだいぶ下がってしまうようだ
チェリーランド


我が家のサクランボ畑から

およそ数百m先にある

道の駅「チェリーランド」

遠くから 賑わいが良く見える



近年 こんな田舎にも

県内外から大型観光バスに乗って

沢山の観光客が押し寄せ

賑わうようになった


でも     ・・・・・・・・・・・

本来あるべき

静かな農村の姿からすると

サクランボ時期の喧騒は

ボタンのかける位置を

一個くらい

掛け間違っているような

そんな 気がしてならない


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

トンネルの向こう側・・・・・・・続き

朝日町和合  暖日山(ぬくひ山)
朝日町宮宿と暖日山朝日町上郷ダム・風切山風切山 山麓
上郷ダム(上流)
暖日山・最上川(ぬくひ橋上流)
最上川(ぬくひ橋下流)

寒河江市から

最上川沿いを上流に向かって 

国道287号線を

南に走る


上郷の棚田に向かう途中の風景


最上川唯一の小さなダム・・・・・・・・?

上郷ダムに差し掛かった


この辺りまで来ると

最上川は山肌を切り裂いたような

深い峡谷になって来る


ダムに差し掛かると

突然 雄大な湖畔の景色に変貌


寒河江市も大いに自然豊かな所だが

朝日町上郷辺りは

車の往来も

極端に減って

のんびりとした

山村風景が拡がっていた


朝日町本郷

棚田一帯に拡がる風景・・・・・・・・・

後世の人々に

いつまでも残しておきたい

原風景のひとつのような気がした


トンネルの向こう側・・・・・・・朝日町上郷の棚田

2010-06-24 | Weblog

朝日町上郷集落 2010/6/34

同上・最上川

同上・ぬくひ橋

同上・上郷棚田

同上

朝日町常盤・暖日山

同上・棚田・最上川・ぬくひ橋


今日は 暫らく振りの梅雨の晴れ間


爽やかな 乾燥した空気

遠くまで澄んだ蒼空

季節はまるで

一足飛びに秋へ・・・・・・・・・・・


午後

隣町 朝日町上郷へ


良い天気に誘われ 

棚田を見に行って来た


自宅から≒20km

車で≒20分

最上川に沿って南下

朝日町上郷の棚田 (塩水)

同上


暖日山の麓にある

対岸の常盤集落を過ぎた


そして

最上川沿いを走る

県道の松程トンネルを抜けた


すると 

狭苦しい闇の世界から

川向うの雄大な緑のパノラマへと

視界がいっぺんに拡がった


朝日町上郷の集落が一望出来た


そこから今来た道を引き返した


そして

上郷の棚田へと山道を登った

同上

同上

同上

同上 (花畑)


朝日町上郷の棚田

だいぶ休耕田が見受けられた

中でも古い時代に造られたと思われる

塩水の棚田は

形状も不規則で

荒地化が進んでいた


一方 花畑の方の棚田は

近年 機械化によって作られたようで

整然とした区画で 

1枚の田の広さも

平地のそれと変わらないほど

大きかった

棚田の石積み(塩水)


朝日町上郷の棚田は

一般にはそれほどよく知られていない

と いうより

良く知られている棚田というのは

ひとつの条件がある


それは 

少し離れて

上から 或いは下から

絶好のアングルで

眺望出来る場所

の有無にかかっているようだ


その条件からすると

この上郷の棚田は

眺望のいいアングルにやや欠けている


だが・・・・・・・・

古い時代の石積み等が今も残っており

貧しい山村の暮らしを物語る

先人達の開墾の汗と苦労を

棚田に偲ぶ事が出来る


                 ・・・・・・・・・・・・・続く

佐藤錦

2010-06-22 | Weblog

佐藤錦 2010/6/22

同上

同上


さくらんぼ高級品種  佐藤錦

いつもの年より およそ10日遅れの生育


真っ赤に色付いて来た

が 粒が小さく

甘さも少し足りない


我が家のさくらんぼ 収穫

今度の日曜日に予定している


芋焼酎と雪駄

2010-06-20 | Weblog

父の日プレゼント 2010/6/20


娘から  薩摩の芋焼酎

息子から 雪駄・・・・・・・・・・?

父の日のプレゼントが届いた


この雪駄・・・・・・・・・・・・ 

地元のK草履が作っている


NHK大河ドラマで 主役の坂本龍馬

が履いているもの

と同じものだそうだ


あまり私の趣味ではないのだが

わざわざ選んでくれた

その想いに大いに感謝

有難く頂戴した


寒河江市柴橋より葉山(左奥)を見る

同上 柴橋 高松集落

平野山

寒河江市長岡山(中央奥)

寒河江市柴橋


午前中 強い雨が降った

午後 雨はすっかりあがった


所々青空が覗く

梅雨の晴れ間のような天気になった


父の日の今日

どこか食事にでも行こうか

となって 妻と二人で出掛けた


隣町にある民家レストランまで行った


この辺りの田舎では珍しい

初めてのスペイン料理・・・・・・・・・・・・


着席したまではよかったが

・・・・・・・・・・・・・・なんとなく様子が変だった


すべて予約制


またの機会に是非どうぞ・・・・・・・と

間もなく店の人が来て

丁寧に断わられてしまった


スペイン料理は

作るのにだいぶ手間がかかるそうで

俄かにやって来た客には

素早く対応出来ないそうだ


仕方なく

駅前の蕎麦屋で食事


いつもの日曜日と変わらない

平凡な1日でした・・・・・・・・・・・・・

単子葉植物

2010-06-19 | Weblog

ニラの発芽 2010/6/19

春菊


先日 春菊(双子葉植物)の発芽の記事を書いた


あれから丁度2週間ほど経過


同じ日に種を撒いた ニラ

もう発芽はしないのではないだろうか・・・・・・・・・・・・?

と半ば諦め掛けていた・・・・・・・・・・・

しかし 待望の発芽


ニラの芽

直径1~2mm

小ネギの先のように細い


PCで調べてみると

単子葉植物という


野菜作りは

収穫の歓び

の他にも 思わぬ発見があるものだ


ナスとトマト 日毎大きくなって 沢山の実をつけ始めた

今から収穫が楽しみだ


さくらんぼ雨除けテント 河北町両所

同上 寒河江市三泉より


例年だと 今週の土・日頃がさくらんぼのピークなのだが 

ほとんどの木は まだまだ色付きが浅い


来週 土・日の2日間 

さくらんぼの書き入れ時

になりそうだ


7月に入ってしまうと

季節は初夏から夏へ移ろい

初恋の味 さくらんぼも萎え 

旬を過ぎてしまう


次の主役 甘~いスイカの季節が

間もなくやって来る

桑の実 ・ 赤とんぼ

2010-06-17 | Weblog
        赤とんぼ (昭和2年)      作詞 三木露風
                           作曲 山田耕作


1   夕焼け小焼けの

    赤とんぼ

    負われてみたのは

    いつの日か


2   山の畑の
    
    桑の実を

    小籠に摘んだは

    まぼろしか


3   十五で姐やは
    
    嫁に行き

    お里の便りも

    絶え果てた


4   夕焼け小焼けの

    赤とんぼ

    止まっているよ

    竿の先




桑の実 2010/6/17

同上

同上

同上

桑の木


初夏の季節を代表する果実

桑の実


昔は至る所に生えていた


今では

全くといっていいほど

眼にする事が

出来なくなってしまった


かって この辺りの

ほとんどの農家が

養蚕を営んでいた

時代があった


しかし 時代の流れと共に

養蚕はすっかり

息絶え

桑の木も消えて行った


養蚕の面影を残す

その片鱗すら

消え失せてしまった


心の遺伝子

というNHKのTV番組

がある


人から人へ

例え 人の命は絶えても

心の遺伝子だけは

永遠に受け継がれて行く

という番組である


養蚕は絶えても

桑の木

の生命の遺伝子

そう簡単に

絶える事はないようだ


写真の桑の木

自宅の 2軒隣の畑に

自生している

桑の木である


桑の実の

心の遺伝子


黒紫色の

熟れた 甘い果実・・・・・・・・・・・・・?

からは けして甦っては来ない


まだ未熟な

小指の先ほどの

小さな赤い果実


顔をしかめてしまうほどの

甘酸っぱい味・・・・・・・・・・・・・


桑の実の

この甘酸っぱさ こそ

遥か遠い昔の

懐かしい少年の頃へ

時間を巻き戻す



茜色の空に

赤とんぼの飛び交う季節

は 秋 


なのに

小籠に摘んだ・・・・・・・・・桑の実

初夏の季節である


大正 昭和の時代にかけて

貧しい農村の子供達が

唯一口にする事の出来た

桑の実


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

赤とんぼの

詩に秘められた想いの 数々


中でも

最終節 ・・・・・・・止まっているよ 竿の先

が この詩の真情のようだ



子供の頃に初めて習った唱歌

以来何気なく

それからず~っと

唄って来た


60歳を越え・・・・・・・・・・・・・・・


今頃になって

その詩の意味が

少しわかって来たような気がした





野カンゾウ ・ キュウイフルーツ

2010-06-15 | Weblog

樹齢≒40年 見事なさくらんぼの大木 枝張り≒直径17~8m 2010/6/14

野カンゾウ


左沢線 線路敷き

あちこち よく見られる藪カンゾウ

は八重咲きの花


野カンゾウ

は一重咲き


深い藪の中に

鮮やかな黄色

たった1輪 

咲いていた


緑一色の中

小さな 黄一点

遠くからでも

すぐに それと分った


同上


キュウイ・フルーツ(雄花)

同上(雌花)


キュウイ棚の周囲一面

甘い果実の香りが漂っていた


秋元順子 「愛のままで」

の歌詞を想わせるような

妖しい香気を放つ

キュウイフルーツの花


色 形 どちらも

雄花のほうが

優雅だった

※ 一緒に回った評価員の人に キュウイは雌雄2本の木を植えないと結実しないと教えて貰う


ブドウ畑・さくらんぼ雨除けハウス

寒河江市平野山・果樹畑

寒河江市谷沢山より

寒河江市谷沢集落

寒河江市谷沢山 ブドウ畑

寒河江川


昨日は

およそ10日振りの

静かな雨の朝だった


農作物にとって

恵みの雨


さくらんぼ損害評価


久し振りに早起き(AM6時起床)

昨年同様

農業共済の果樹被害申告

現地調査の為

朝8時 講習会場へ到着


評価講習を受け

5人で 2台の車に分乗

早速現地へ


およそ20ヶ所

を夕方4時過ぎまで

一本々 みな歩いて回った


山あり 谷あり 藪あり・・・・・・

14000歩 およそ9km

を歩いて来た


今年のさくらんぼ

例年よりやはり

10日ぐらい遅れていたようだ


去年と比べ

山間地が多く

1日中山中を

歩き回って

家に着いた時には

膝が笑っていた

花咲かフェア・IN・さがえ 

2010-06-13 | Weblog

花咲かフェアINさがえ 2010/6/13












孫と一緒に花咲かフェアを見に行った

12時半 センターハウスでウルトラマンショー開始


いい席の確保

なんと着席したのは11時15分


待つ事・・・・・・1時間以上

総ガラス貼りのセンターハウス内は

まるで 蒸し風呂のような暑さ


とうとう我慢も限界・・・・・・・屋台コーナーで私と女房

昼間から生ビールのお世話になってしまった

私の役目

仕事で来れなかった

パパに代わって

ビデオ係り

お陰で今日一日

久し振りに

楽しく過ごせて 

孫に感謝


でも真情を吐露すれば

少々孫のお相手に疲れた・・・・・・・・・

自宅 花咲フェアー




自宅の花も 4~5日前から

日毎に眼をみはるほど 成長

毎日楽しませてもらっている



昨年紹介した

ど根性サフィニア


今年もコンクリートの隙間から芽を出して

頑張って咲いている・・・・・・・・・・・・・・・?


べにばな & さくらんぼ

2010-06-11 | Weblog

べにばな


6月初旬


満々と水を蓄えた

一面に拡がる水田

のあちこちから

青蛙の合唱が聞こえてくる

みずみずしい 季節になって来た


6~7月 

初夏~夏の季節 

県花「べにばな」

の花が咲く


球状に開いた花


花先は

棘のように

鋭く尖った

形をしている

 
でも・・・・・・・・

手に触れると

とても柔らかい感触が

伝わって来た


6月に入って

「べにばな」の花束が

あちこちのスーパーに

並び始めた


これで 一束300円也

意外に安い

佐藤錦


昨日 山形市まで出かけて来た


帰路 隣町にある農産物直売所で

佐藤錦 一パックを買って来た


この時期の主役品種は

早稲種・・・・・「紅さやか」


佐藤錦の露地ものが

本格的に出回るには

1週間は早いようだ


やや小粒だが

なんと・・・・・一パック200円で売っていた


今年の初物


実は少し固めで

形に似合わず

やけに大きい種が入っていた


ゴソゴソ・・・・・・・・・

まるで 胡瓜か大根のよう


でも

青酸っぱい

初々しい香りがいっぱいに詰まった果物

まさしく 初夏の味覚

寒河江市平野山 さくらんぼ雨除けハウス

中山町豊田 同上

寒河江市八鍬 同上

同上

同上

同上 露地もののさくらんぼはまだ青い

SLさくらんぼ号試運転 自宅裏


今日もSLさくらんぼ号試運転列車が

大勢の試乗客を乗せ

走って行った


JR左沢線 SLさくらんぼ号試運転 

2010-06-08 | Weblog
JR左沢線 SLさくらんぼ号  試運転 H22/6/8


今年も SLがやって来た


何処か懐かしい

セピア色に色褪せた

昭和の時代を

思い出す


左沢線SL試運転 自宅裏 2010/6/8 AM11時55分


いくつもの過ぎ去った出来事

悲喜こもごも

遠い過去を乗せて



郷愁を帯びた汽笛


カメラを向けていた私に

わざわざ 長~い汽笛を 

鳴らしてくれた


機関車の煙突から

吐き出される灰色の煙り


1年前と同じ

あの懐かしい

石炭が燃える

ひな臭い匂い


そこらじゅうに振り撒いて・・・・・・・・・・・・


昭和の匂いが

駆け抜けていった


眼の前の線路を

東から西へ

通り過ぎて行った


山形行き上り列車 PM2時


12日・13日の2日間

今年もサクランボの季節に合わせ

左沢線にSLが走る

今日から三日間 試運転が始まった


サクランボ雨除けテント

サクランボ


例年ならもっと赤く色付いているのだが

今年はやはり生育が遅れているようだ


寒河江市の至る所

サクランボの雨除けテントが

目に付くようになった


いよいよサクランボの収穫も近い