ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ   初夏の朝日連峰&果樹園 (寒河江市)

七月の風

2016-07-28 | Weblog


※ 七月の風は青田を駆け抜けて碧き海原さざ波立ちぬ


ふと・・・・・「草偃風従(ソウエンフウジュウ)」


昔 高校の論語で習った4字熟語を思い出す


「君子の徳は風なり、小人の徳は草なり。草これに風を上(くわ)うれば、必ず偃(ふ)す」


草は風が吹けば必ずなびく、何事も風が大事。




出穂直前の田圃はまさに青く美しい


いつもの年なら

眩しい夏の日差しに晒されている筈の

田圃の青


梅雨明けが延びている

今年に限って 

里山の裾野に拡がる田圃は

未だ梅雨時の空の静けさが

漂っている



畑仕事で汗ばんだ肌

時々 心地良い風が吹き抜ける



「白鷹丘陵」



山形県が生んだ 

偉大なる画家  真下慶治

生涯 自らが生まれ育った地を流れる

母なる川

最上川を描き続けた


真下慶治の大作 「大淀の春」


「大淀の春」の絵に

村山市大淀を流れる最上川の遥か彼方・・・・・・

白鷹丘陵(中央一番奥)が描かれている


真下はここからのロケーションに魅せられ

とうとう画面下に見えるアトリエを建て

1年の内大半をここで過ごした





白鷹丘陵の南側はもう置賜地方 

そこは南陽市

そして長井市・米沢市へと続く

東西≒20km
南北≒40km

なだらかな稜線を描く白鷹丘陵

これでも太古は立派な火山であった


一見普通の山に見えるが

中に入れば実に奥深い

大小さまざまな湖沼群があり

先日UPした大蕨の棚田もある


丘陵の右手奥

ぽつんと小さく突き出ている山が

丘陵の中で一番高い白鷹山 標高994m


一説には

冬に雪を抱いた姿が

羽を広げた鷹に見えることからそう名付けられたと言われている

言われてみれば

長井市から見る白鷹山は

そう見えなくもないような気がする
      
長井市から見る白鷹山(私には大仏様が左を頭にして臥しているようにも見える)


戦国時代 麓の白鷹峠は、 

米沢に領した伊達氏、上杉氏にとっては重要な交通路であった


関ヶ原の戦いと同時期に行われた

直江兼続と最上義光との慶長出羽合戦、

凄絶な退却戦の舞台となった。


続く江戸時代には、

米沢城東北の鬼門守護として米沢藩より大切にされた。


倹約経営で有名な米沢藩主、上杉治憲(上杉鷹山)の

「鷹山」という隠居後の号は、

白鷹山から採られたとされる。


こんな壮大な歴史とロマンを秘めた白鷹丘陵

を 遠く眺め・・・・・・

一人のんびり畑仕事に勤しむことの出来る我が身

田圃を過る心地好い七月の風を受け

何とも言えぬ幸福感に浸っている・・・・・





先日 ジャガイモの収穫を終えた


男爵・メークイン 二種類のみ


始めたばかりの頃は

楽しくていろんな種類を植えてみた

今ではジャガイモ作りも

そろそろ飽きて来てしまったようだ

20kgコンテナ ≒ 四個

思っていたよりちょっと少な目

何故か ホッと一安心・・・・・??




家に帰って

真っ赤に熟れたスイカを御馳走になる

今年は

黄色のスイカを初めて植えてみた

赤より甘味が強いような気がする

来年も黄色スイカに挑戦してみよう~





畑には

大小さまざまなスイカやメロンがゴロゴロ・・・・


あまり管理をしないので

ス-パーの店先に並んでいる商品に比べれば

一回りも二回りも小振りのものが多い


でも 味は負けてはいない・・・・?



夏野菜の収穫も峠を越え


出穂前の法面の草刈り

これがなんと言っても大変な重労働

草刈り機で≒1時間

でも 絶好のダイエット運動

と思いきや・・・・

その日の夕方のビールは

いつもより少し多くなる


そろそろ大根・白菜の秋野菜の準備・・・・・?

まだ少し早過ぎ!




    ルドベキア・コスモス・ヒマワリ・ユリ・・

   今年のニューフェイス! アメリカ芙蓉 朱・ピンク・黄の3本

来年 もっと立派な花を咲かせてくれることだろう~


畑の花壇はもうとっくに秋に衣替え

もうすぐグラジオラスが咲き出しそう~



時々招かざるこんな可愛いお客さんが現れる

畑は青蛙の宝庫

いつもより少々小振り

という事は もしかして新参者 ?

ミューは蛇が大の苦手!

クワバラ・クワバラ・・・・・

三泊四日

2016-07-16 | Weblog
似てるような or 似てないような・・・・・・?




山形市街地 市立済生館病院7階病室より


≒3年前のある日突然 尿管結石 発症

これまで経験した事の無いような激しい痛みに襲われる



超音波・レントゲン・内視鏡・CT検査・・・・


以後 2年半

体外自然排出の為 町医者通いを続け

薬服用し続けるも

自然排出される気配は全く無し!





半年 様子を見る事になった




半年経った今年五月末

経過観察の為 再び町医者を訪れる


超音波検査で

膀胱の入り口付近に怪しげな影あり!

日を改めて内視鏡検査をすることになった


もしかして  膀胱がん ・・・・・・・・・・ ?

内視鏡検査まで様々な不安が過る

結果は

さらに大きくなった結石が膀胱入口で止まっていた



手術 決断 !

町医者から紹介状を貰って  山形市立済生館病院へ

手術前検査 1からやり直し・・・・・・


息子と一緒に手術の説明を聞き

いよいよ三泊四日の入院 

除去手術へ


入院初日 昼食後 

夜 点滴が始まるまで

特に何もする事なし


ベッドに座り 持って来たスケッチブックに

ボールペンで眼下に拡がる市街地をスケッチ


※ ほんのりと心和ます一杯の病室で飲む微糖珈琲

※ 日暮れ時街のネオンが色付きて夕飯も済み明日は手術也

※ ガラケーの待ち受け画面孫と犬じっと眺むる手術の前夜



翌日 夕方5時~6時半 1時間半掛かって

手術 無事終了 !

※ 手術の夜麻酔が解けて真夜中に眠れぬ一夜夜明け見えざる



手術翌日の朝7時 歩行許可が出て早速廊下で歩行訓練

以後 1日中ベッドに横になり安静に過ごす


そして入院4日目の朝

いよいよ退院

まだ体調は元通りには回復せずも

予定通り退院


※ なんとなく生まれ変わって病院を颯爽と出る退院の朝


それでも3年もの長い間 身体の中に留まっていた石が無くなったかと思うと

なんとなく爽やかな気分・・・・・

以上 3泊4日 入院顛末記でした


葉山

もうすぐ梅雨明け!

今年の梅雨は空梅雨?

それでも梅雨末期の鬱陶しい灰色の空がしばらく続いている

寒河江市箕輪

仝上

山形市長谷堂

山辺町大蕨(おおわらび)の棚田

仝上

仝上





梅雨の晴れ間 ジャガイモの試し掘り

今年もジャガイモは大豊作

ホクホク・熱々の美味しいジャガイモを

バターを掛けて頂きました

今年初めて種芋から育ててている里芋も
順調に育っています

そして早くも






ルドベキア

まだ梅雨明けもせぬうちに

既に秋の気配が・・・・・

玉手箱 ・・・・(2)

2016-07-11 | Weblog
 コリンキー

このところ すっかりご無沙汰です・・・・・・

6月 

気が付くと 

ブログを更新する事無く過ぎ去っていました



既に7月中旬

この一ヶ月半 本当はいろいろあったのに

何故か空白・・・・・・・・・・・・・・・?



少しだけ振り返ってみましょう~



春植え野菜・・・・・・・


今春 初挑戦!

カボチャの一種 コリンキー

丁度フトボール位の大きさになったら収穫

花が咲いて1週間

まだ未熟な実を 皮毎薄くスライス

ドレシングを掛け野菜サラダに

コリンキー自身はなんの味もなし


名前の由来

コリコリとした食感

初夏の季節によく似合う

黄色い色彩がとても爽やか!


ただひとつの欠点は

生り過ぎ!・・・・・・??




マリーゴールドと立葵



今年も立葵の開花が異常に早い

梅雨明けを待たず

もうすぐ頂上に届きそう~

一面マリーゴールドの花畑も

梅雨明け前に既に衣替え


花壇はコスモス畑に大変身

黄色い花のルドベキアも

これから11月末までずっと咲き続ける



先日投稿した玉手箱ふたつ

あれから2ヶ月半

ひとつは工事が順調に進み

間もなく完成!















完成した暁には

もう少し詳しくアップしたいと思います


さてもう一つ

黒い包みに隠された玉手箱・・・・?



正体は生姜でした~

写真を撮ろうにも未だきちっとした芽が出ず

今年も失敗か・・・・?

来年 また挑戦してみましょう~


そして今年も








スイカ・メロンが大豊作!

完熟まであと少し・・・・・・

それまで黒猫君に守ってもらいましょう~


...........................続く................................