ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ

初夏の朝日連峰 & 果樹園 ※寒河江市・柴橋

「顔好」と「十八才」

2008-07-31 | Weblog
  

隣町に、面白い地名が二つある。

ひとつは、上の写真の「顔好」、何でも日本にひとつしかない地名らしい。


          じゅうはっさい
もうひとつの地名、「十八才」。
         
「顔好」も「十八才」も、地名の由来はあまりよく知らない。「十八才」の地名、以前、バス停が地元のTV・CMに出たような記憶がる。

この2つの地名、なんとなく笑えるような、のどかな雰囲気がする。そういえばこの辺の人は、美男、美女が多いし、歳をとってもいつまでも若々しい人が多いような気がする。そんな訳で地元でも結構この地名は大事にされているようだ。



「十八才」のを過ぎ、まもなく県道から谷ひとつ越えた向こうに、1軒の民家が見えて来た。



民家に近付く道を探していたら、それまで森に隠れて見えなかった、少し開けた戸数3戸の「隠れ里」のようなを発見。



写真の山道を下って、そのままを過ぎて行ってみたが、結局は幅が2~3mほどの崖沿いの砂利道になってしまった。仕方なく元来た道を逆戻り。

後で判ったのだが、2~3km先に行くと、下の写真の道に繋がっていた。



これは、先日百合の花の記事を書いた続きでした。

この辺1帯、山形県でもかなり山里奥深いところ。県道沿いでさえ、熊でも出そうだ。四季それぞれ、美しい大自然がそこらじゅうに溢れている。

都会に比べ、少々不便なところはありそうだが、私達の年代の者がこれから暮らしていくには、これ以上の楽園は他になさそうだ・・・・・。

そしてこの先に、もうひとつサプライズが・・・・・・・。


明日から8月、盆を過ぎると秋風が吹き、一気に秋の気配が忍び寄ってくる。

2歳の誕生日

2008-07-30 | Weblog


今日は孫の2歳の誕生日。下の写真は先日、クアパークでパパと一緒に遊んだ時のもの。

   

この写真は、先日私達夫婦と一緒に、大山自然公園に行った時のもの。



この2年間で、風邪で県立中央病院に3度入院。その他はたいした病気らしい病気もせず、無事2歳の誕生日を迎えることが出来た。

今一番のお気に入り、「トトロ」の絵入りバースディケーキをママが買ってきた。前日から予約していたらしい。トトロの右には「真っくろクロスケ」も。

私からは3輪車と,リモコンで動くSLのプレゼント・

叔父さんからは、「熊のぷーさん」・・?のDVD

滑り台のはしごを、一人で登って、そして滑って来る。かけっこの様子も、両腕がさまになって来たようだ。

このところの成長の速さに、まったく驚かされてばかりいる。

来年の三歳の誕生日には、どんなふうに成長しているだろうか・・・・?。



間沢スケッチ

2008-07-29 | Weblog


寒河江川もここまで上流に来ると、川幅も狭まり、ごつごつした岩盤が川原に露出している。

寒河江市の西隣りの町、西川町間沢。この新しい橋は2~3年ほど前に、架け替えられたばかり。

以前の橋は、もっと重厚な趣をしていた。

山の中腹のきれいに下刈りしてある部分は、町営スキー場で、もちろんロッヂやリフトも完備されている。傾斜もかなりきつい。左側は初心者用の傾斜のゆるい迂回コース。

この辺の子供達はこうした庭先のようなところにあるスキー場で滑り慣れているせいか、ほとんどの小学生が上手にすべることが出来る。

近年はどこのスキー場も客足が遠のいているらしいが、このスキー場も、利用客が減ってきているようだ。

橋の右手が町の中心部で、左手が山側。山側はあまり人家も少ない。

昨日午後からスケッチ2枚。1枚やっと完成。もう1枚は後日に。





帰り道、県道下の谷間に広がる田んぼの中、一本松と小さな神社のお堂を見つけて、わざわざ車を止め、写真を撮ってきた。

青々として元気よく真直ぐに伸びた稲、石神、見事な枝振りの松、そしてなにやら親しげな形と大きさをした赤い屋根のお堂。

日本の田舎の、どこにでもあるような素朴な風景に出会えて、とても爽やかな気分になった。

夏・橋・三題

2008-07-28 | Weblog


正面の山(橋の正面)は楯山城。

お盆にはここで灯篭流しや、大花火大会が催される。左側の小道は遊歩道になっている。









 Ⅰ・・・・・・・最上橋  
このところの雷雨で、最上川は増水。夏の最上橋の写真を撮りに来たつもりだったが、川縁の土手にはもう秋の使者、ススキの穂が風に揺れていた・・・・・・。



 Ⅱ・・・・・・・貫見橋(ぬくみ橋) 
正面の右側の山は御舘山、およそ400年前の戦国時代、最上義光に攻められた第18代寒河江城主大江高基が、ここまで逃げ延びて来て、自害した場所とされている。

  



 Ⅲ・・・・・・・名前不詳木橋
貫見橋上流およそ300m程の所に架かっていた時代劇にでも出て来そうな木橋。この橋を実際に歩いてみたが、見た目よりも意外と頑丈で、まったく揺れなかった。

橋は単に川を渡る交通の手段のみならず、ひとつひとつ、それぞれに違った人に纏わる悲喜こもごもの想い、そして歴史が秘められているんだなァ~とそう思わずにはおれなかった。

山里&百合の花

2008-07-27 | Weblog
























昨日午後、隣町までドライブ。

少し山深いところまで入ってみた(上の写真のの、奥の山)。そこに、そっと人知れず咲いていたのが、この百合の花。

まるで百合の花の桃源郷。

この辺り、山形でも有数の豪雪地帯。冬は2m以上の積雪がある。

この百合の花が咲く場所・・・・・。県道からはずれ山道を進む。5~6分すると戸数5~6戸の集落があった。そのまま暫らく20分ほど山道を進む。戸数2戸の集落(?)で行き止まりだった。その途中の道沿いや田んぼの土手に百合の花は自生していた。

一見、カサブランカのような百合の花。こんな山奥に・・・・?

近付くと、大地のすべての夏の香りを凝縮したような、強烈な百合の花特有の芳香をあたり一面に撒き散らしていた。

百合の花は、短い夏を知っているかのように、みな、精一杯咲き誇っていた。

プリエッタ&カルフォルニアローズ・・・etc

2008-07-26 | Weblog




今日は暫らく振りに青空の広がるいい天気。気温も朝からぐんぐん上がって、じっとしていても体中が汗ばんでくる。

やっと咲き揃った我が家の花。花の世話係、実は・・・すべて私担当。花摘み、肥料、水やり。そして、鑑賞(干渉?)担当は女房。

今日もデイサービスのおばさんが、朝早く車で迎えにやってきた。わァ~きれいな花~と、お褒めの言葉を頂く。
すると、こういう時に限って、決まって女房が出てくる。そして一言、う~ん、綺麗だね・・・・どうもアリガトさん・・。まるで自分が育てているような言い方だア~~///////・・・・・・。

しかし、そんなことはどうでもいい位、今年もみんながんばって綺麗に咲いてくれた我が家の花達。

今年はツバメのこともあって、少々落ち込んでいたのだが、その分この綺麗な花達に癒されてもらえそうだ。

花担当の私、サァ~、そろそろ秋の花の準備をしなくては・・・・・・・・・・・。

マトリョーシカ・・・・・・・。

2008-07-25 | Weblog


ロシアの民芸品、マトリョーシカ人形。

二十数年前のヨーロッパ旅行の帰り、モスクワ空港で買ってきた土産品の一つ。

この人形、高さ≒12cm、幅7cmくらいのロシア少女の木製人形で、入り子になっている。

正面から見るとなかなか優しく、可憐な少女の面影をしている。



一番小さいマトリョーシカ人形に願いを込めて、息を吹きかけそのまま閉じ込めると、きっと願い事が叶うという。
今の私は願い事だらけ、あまり欲張りすぎると、叶うことも叶わなくなりそう。

強いて願うとすれば・・・・・・・・・・・・だろうか。

ふと、横からマトリョーシカを見ると、たちまちロシア婦人に豹変。二の腕の太さ、ウエストの太さ、3頭身スタイル。なんとなんと、わが身とあまりにも酷似してるではないか。



あァ~あ、明日から早速ダイエットしなきゃ~・・・・・・・。しかしこの時期、そう簡単にの誘惑から勝てそうにもない。さてさてどうすればいいのやら・・・・・・・・・・。マトリョーシカ・・・・・・・。

赤提灯

2008-07-24 | Weblog


4~5日前、耳鼻科に行った時撮った、焼き鳥屋の写真。

この焼き鳥屋、寒河江市の焼き鳥通の人にとっては、知らない人がいないくらい有名な店。私もかって、何度となくお世話になった。



噂を聞いて、わざわざ他の町からも客がやってくる。

カウンター席に6~7人、奥に、4.5畳位の畳の部屋がひとつあるだけの、小さな店。この小さな空間、なんともほっとする雰囲気があり、1日の仕事の疲れを癒してくれる。

かっては、店に入ってカウンターに座ることさへ、至難の業と言われた位、いつも混んでいた。

なんといっても、材料の新鮮さ、たれ、ボリューム感は、他と比べ物にならない位勝っている。

今は2代目の若主人に交代してしまったが、戦後まもなくからずっと、寒河江の赤提灯をリードして来たにふさわしい風情を残す店構え。

この近くの界隈は、かっての映画黄金時代の俤を残すかのように「寒映」という映画館が廃館になったまま、残っているところでもある。

退職して半年が過ぎた。それまでは月に2~3度、外で飲む機会があったが、サラリーマン時代のストレスから開放されたせいか、このところめっきりこんな赤提灯で飲む事も減ってしまった。



そうそう、私のアレルギー性鼻炎、まじめに治療してきた甲斐があって、だいぶよくなってきた。発症して、7年ぐらいになるだろうか。あと一息と言う所まで来た。



写真では一寸わかりずらいが、午後3時過ぎ、ものすごい雷雨に見舞われた。丁度町の中を車で走っていた時で、あまりの雨脚の強さに、車を止めて一休止。梅雨明け発表の日以来、どうもすっきりしない夏空が続いている。

今日未明の、震度6強の岩手地震、寒河江でも激しく上下に揺れ、もしかするとこのまま・・・・?と思ったほどだったが、特別外に飛び出してまで逃げようとは思わなかった。何に対しても臆病者の私であるが、意外と地震だけは大丈夫なようだ。

上り列車

2008-07-23 | Weblog


8時40分頃の、左沢線上り山形行きの、ディーゼルカー。

今日は最高気温が30度にならなかったようであるが、湿度が高く、1日中蒸し暑かった。

この時間帯の列車は4両編成。山形駅を出る下り列車は、座れない人もいる位に混む。でも写真のこの上り列車、乗客はせいぜい2~3人だろうと思う。

日中、暑かったものだから、少し涼しい夜の写真でもと思ったが、ごらんの通り。

動いているものの夜景撮影、一寸テクニックが要るらしい。


ところで大分前の話になってしまうが、我が家に巣作りをしたツバメの夫婦のその後。

およそ20日位で孵化するはずだったが、いつまでたっても、雛の姿を見ることができなかった。それでも6月半ば頃まで親鳥は、巣から出たり入ったりしていた。

そして6月下旬、とうとう親鳥は、姿を見せなくなってしまった。

親鳥が姿を見せなくなってしまってから、そっと巣の中をのぞいてみた。3個の卵が巣の中にあった。温かそうな親鳥の羽毛に包まれて・・・・・。

自然界の摂理とでもいうのだろうか・・・?。生存競争も大変だが、こうして孵化出来ずに消えていった小さなツバメの生命もあった。

ナスタチューム

2008-07-22 | Weblog




春、イエローとオレンジ、それぞれ二鉢ずつのナスタチュ-ムを買ってきた。

そのうち、オレンジのナスタチューム二鉢を吊鉢にして、道路沿いと、家の角の二ヶ所に飾った。

いくつもの花が一斉に咲いたり、まったく咲かなかったりとを、何度も繰り返して来た。今日は少しだけ花が咲いていた。

この花、人が毎日いろいろ世話をするより、あまり人の手の届かないところで、ほったらかしの方が、合っているようだ。

花と葉、両方とも食べられる。サラダとか、サンドイッチにはさんで食べる。両方食べてみたが、これだけだと、辛くて辛くて、とても美味しいとはいえない。

ビタミンC、鉄分が豊富。夏バテした時などいいらしい。