ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ

初夏の朝日連峰 & 果樹園 ※寒河江市・柴橋

「赤と緑」

2011-08-23 | Weblog
スタンダール 「赤と黒」を読んだのは 

今から45年も前の高校1年生の時だった


あの頃は若かった・・・・・・・・

「狭き門」 「嵐が丘」 「若きウエルテルの悩み」 「異邦人」・・・・・・・・・etc

一週間で何冊読破出来るか・・・・・・・?

徹夜をしてでも読んでおかねばならなかった

小説のひとつだった



午後 3日振りに畑へ

このところずっと雨模様の天気続き

ようやく晴れ間が顔を覗かせた


かってのスタンダール「赤と黒」は

すっかり消え失せてしまい

今では秋野菜の色 

「赤と緑」に変わってしまったようだ





畑の向日葵

鮮やかな黄色の花弁を

精一杯拡げている

ゴッホのヒマワリの絵を思い出す


向日葵は夏の季語だが

鮮やか過ぎる黄色ゆえ

行く夏を惜しむ

晩夏の季節に良く似合っている

ニラ畑・アスパラ畑

ニラの花

アスパラガスの実


ニラの花が咲いた

白い小さな塊の花


花茎と一緒に蕾を御浸しにして食べると

歯ごたえがあって美味らしい


直径3~4mm 

アスパラガスに赤い実が付いた

アスパラガスには雌雄があって

赤い実が付くのは

雌株だけだそうだ


・・・・・・・・・・・・

雌雄ほぼ同数

味はどちらも変わりがないそうだ

自然界は何事もうまく出来ている




葱畑

3度目の土寄せを終えた


畝間隔が狭く 土寄せに大変苦労をした

来年こそ間隔を十分に取らなくては


これだけ苦労したからには

30cm以上の白根の葱が収穫出来る事

間違いなし



お盆 孫を畑に連れて行った

苺 メロン スイカ トマト 胡瓜 ナス カボチャ・・・・

孫はとても喜んでいる様子だった

が 10分もするとすぐに飽きてきてしまった

以後 何度畑に誘っても

付き合ってはくれなかった


寒河江市箕輪 奥羽山脈

ジージーと鳴く蝉達の喧騒も

いつしか去って

青一色だった田んぼは

稲穂が頭を垂れ始め

いつの間にか黄色味を帯びていた


稲穂が遠くまで静かに波打ち

なんとなく秋風の戦ぐ

晩夏の深い気配が漂う季節

月山

葉山


昨日夕方 

TVの映りが悪くなって

アンテナ調整の為 2階の屋根に登った


今冬三月末 雪降ろしに上って以来の

久し振りの眺め


夕闇迫る 月山 葉山 


アンテナの事等すっかり忘れ

暫し 目の前に拡がる落日の

雄大なパノラマに

見入ってしまった


結局TVの映りは直せなかった

いつもの事だが

どうも電気には弱いようだ

オクラ

2011-08-14 | Weblog

オクラの花 2011/8/14

オクラの実


畑でオクラの花が咲いた

直径7~8cm

浅黄色の五の花弁


まるで畑の貴婦人を想わせるような

上品な雰囲気を漂わせている


一寸意外だった事

オクラの実を良く見ると

なんと上向に生っているではないか・・・・・・

ハーブの花


六月 畑の隅にコスモスの種を播いた

そのコスモス

私の背丈をはるかに越えてしまった

ピンク 深紅 赤紫

三色のコスモスの花

そっと吹き抜ける爽風

秋の気配が

もうチラホラ漂う


寒河江市箕輪

寒河江市中河原

田んぼでは

早くも稲穂が頭を垂れ始めたものもある 

豆畑

今年初めて

枝豆を植えた



4~5年前頃から

山形で流行の「秘伝豆」

とても香りがよく 美味しい枝豆だ

直径5~6㎜ 

紫色した2枚の花弁 

少し愛嬌のある形が

とても可愛らしい




先日収穫を終えたじゃが芋畑


巷では 

今年は雨が少なくて

あまり実の付が良くなかった・・・・・・

とか言われているようだが


我が家のじゃが芋畑

とても1年では食べきれぬほどの大豊作だった



男爵芋

メークイン

これはあまり良くない事の例え話と思うのだが

芋づるをたぐる様に 

人が次々に現れる様を表現するのに

「芋づる式」という言葉がある


初めてのじゃが芋掘り


1本の芋づるに絡まり

土の中から次々と出てくる

沢山のじゃが芋


「芋づる式」という言葉の本来の意味

まさに実感

畑作業は生きた国語の勉強にもなるようだ


1個の種芋から

直径4~5cm やや大きめの芋が数個収穫出来た

中には15個も生っていたものがあった

そして それより小さな芋が

同じ数くらい生っていた


この食用にするには小さすぎて不向きな芋

そのまま畑に放置したままにすると

「野良芋」となって

後になって畑で悪さをするらしい

ほとんど拾い集めたが

さて・・・・どんな悪さをするのかは

来年のお楽しみ

寒河江川 月山

2~3日前の早朝

久し振りに月山が姿を表わした


このところの猛暑続きで

山肌の雪渓も融け

だいぶ青地に押され気味になって

あまり涼を感じさせなくなって来た

自宅裏 神社の境内に咲くオニユリ

寒河江市谷沢 蓮沼

先日の下刈作業で見つけた蓮の花


盆を過ぎると

一気に日が短くなり

涼しさが肌で感じられるようになる


秋近し・・・・・・・

蔵王

2011-08-05 | Weblog

山形市西部.奥羽山脈 2011/8/4 PM2時半

龍山(左)・蔵王(右)

昨日 農業団体の研修会が上山温泉Kホテルであった

午後2時 寒河江出発 

3時 上山温泉到着


到着してすぐに

2時間あまり真剣な面持ちで研修を受ける
 

その後 各自自由行動に

夜はゆっくり温泉に浸かって

美味しい食事といつもより少し多めのアルコールを

ご馳走になった


寒河江から上山まで

車窓からの眺めは

まるで初秋を思わせるような

澄み切った青空と出穂が始まった

深い緑色をした田園風景が

どこまでも続いていた

上山市Kホテルより 龍山・蔵王 2011/8/5 AM8時

翌朝6時起床

朝から久し振りに真夏の強い日差し

いつもの見慣れた姿とは

まるで違う形をした蔵王

目の前に朝陽を浴びて迫っていた



じゃが芋(男爵)

同上   (メークイン)

午後 畑でじゃが芋のためし掘り

春五月に植えたじゃが芋が

こんなに沢山の芋を付けていた


明日はいよいよ収穫

サイクリングロード

2011-08-03 | Weblog

寒河江川 2011/8/3 AM5時半


遠く連なる奥羽山脈

山裾はまだ

白く濁った朝靄が立ち込め

深い冷気に包まれたままだ


今日1日の始まり


深い眠りの底から

新しい朝を迎え

やがて静かに

真夏の一日が

目覚めようとしている


高松堰サイクリングロード


寒河江川沿いに 

一路西に向かって

ゆっくりペダルを踏み出す

細長い谷間のような

見慣れた風景が

どこまでも続く






暫らく走って行くと

小高い丘のような場所に着く


走って来た道を振り返る


まだ辺りに程よい寒さの

朝のひんやりとした冷気が残り

まるで視界に映る

自然のすべてを

一人占めしているかのような

幸福感に満たされる








ここで折り返し


出発地点の慈恩寺橋に

再び戻って

今度は寒河江川の流れに沿って

下流へとペダルを踏み始める

一旦サイクリングロードを外れ

視界のよくきく

堤防上の道路を走る

河川敷に拡がる畑

あちこちに働く人々の姿が見えた

農家の人達の朝仕事が

そろそろ始まったようである

寒河江橋から上流を見る

同上 下流

堤防上に続く一直線の道

暑くもなく寒くもなく

風もなく 気分爽快

葉山を背に

一面の田園風景が広がる

そして いつもの「田んぼのアート」

の光景が

今年の絵柄は・・・・・・・・・?


時計は丁度午前7時

出発時点の朝靄は消え

青空が顔を覗かせていた

少し 額が汗ばんで来た


自宅を出て1時間半経過


左手に遠く寒河江市街を眺めながら

帰路につく


午前7時半 自宅に無事到着

早朝2時間 ≒21kmのサイクリングだった