ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ   初夏の朝日連峰&果樹園 (寒河江市)

出穂

2010-07-31 | Weblog

寒河江市米沢


つい先日 

やっと田植えが終わったばかりの

一面青々とした田んぼ


良く見ると

早いもので

もう出穂期を迎えた


いや・・・・・・・・

昨年も同じ事を書いたが

出穂期に 田んぼに近付くだけで

炊き上がったばかりの真っ白いご飯

そんな美味しそうな香りがプンプン

と漂っている


田植えが終わってから

およそ50~80日

位で出穂期に入るようだ

出穂


去年のブログ

八月十一日 出穂の記事を書いた


今年は春先の天候不順で

ほとんどの農作物が1週間~10日程度

生育が遅れた


しかし

稲の生育だけは何故か

今のところ順調のようだ


今年もまた

このまま丈夫に育って

美味しいお米が

たくさん取れますように・・・・


工業団地内の自動車部品関連のA社 夏祭りの花火


一時期 巷では・・・・・・・・・・・・・

不況の影響で

大胆なリストラ等が

進められていると

そんな話が噂されていた


操短・派遣社員切り ・ ワークシェアリング・高齢者早期退職・・・・・・


それでも なんとか花火大会だけは毎年続けて来た


去年はあっという間に終わってしまった


今年 自動車業界は大幅に業績が回復・・・・・・・・・・・・・

もしかすると盛大な花火大会

と思いきや・・・・・・・


およそ5分・・・・・・・

なんとあっけないほどの

短時間で終わってしまった


景気は出口の見えない

真っ暗闇のトンネルの中を

今も走り続けているようだ


白ネギ & 青ネギ

2010-07-30 | Weblog

北斗○○○○社さん お客様感謝祭 吹奏楽生演奏(右端が社長のNさん)


以前 黄色い自転車を通じ

寒河江のKさん

と街中で偶然知り合った


今度は Kさんの友達であるNさん

とブログを通して 知り合えた


そのNさん・・・・・息子の大事々なお客様だった


私→Kさん→Nさん→息子・・・・・・


7月25(日) Nさんの経営する自動車整備工場

のお客様感謝祭があった


Nさんとはその日が初対面


ブログに掲載してあるプロフィール

無精ひげ・・・・・・・・・・・・・少~し 強面・・・・・(スミマセン)


実際にお会いした印象


何故か無精ひげは消え

私が想像していた人とは

まるで別人のような

物静かな語りをする人だった


私が行った時

Nさんは丁度クラリネットの生演奏に

夢中だった


演奏が終わってから

だいぶ長い時間 

まるで旧知の間柄の如く

いろいろ話し込んで来た


時々 黄色い自転車の突然の来訪を

心待ちにしていたとか・・・・・・・・・・・

輪投げゲーム


女房と孫と娘

1度に四人も押し掛け

手打ちそば ゲーム かき氷・・・・・・


帰りにはゲームの景品

高価な花火セットを頂いて来た


Nさん 本当に有難うございました

今後とも宜しくお願いいたします

親水公園

同上

同上

同上


Nさんからの帰り

親水公園に寄って

孫と遊んで来た


広い公園

私達四人の他に人影なし


前日のビアガーデン

寒河江にしては

あまりに人が多すぎた

その反動かも・・・・・・・・・・・・・?

寒河江市箕輪

同上

同上 マイファーム


今日で3日間連続

梅雨空のような天気が続いている


夜更け

時々闇夜を切り裂くような

激しい降雨・雷鳴・稲妻・・・・・・・・・・・・・


大気と大地

どちらも互いに譲らず

激しいせめぎ合い・・・・・・・・

夕顔の花

同上

ネギ


畑では 毎日たくさんの野菜が取れる

あっという間に 大きなバケツいっぱいになってしまう


きゅうり ナス ピーマン ミニトマト・・・

野菜の山

少々うんざり・・・・・・・・・・


畑作業

そんな訳で当分夏休み(抜き)へ

ネギ 畝(うね)はアルプス山脈のように急峻な形をしている

同上


初めてのネギ作り


思っていたより

はるかに難しい


白い茎部分を作るためには

成長に従って

根元に何回か

土を被せる必要があるとの事


ネギ植え用のうね

丸ァ~るく・低く・広く


でも初心者の私・・・・・・


何にも考えずに

他の野菜と同じく

わざわざ高いうねを作って

その頂上に

苗を植えた


まるでアルプス山脈のような

急峻な形をしたうね


盛っても々土は谷底に

滑り落ちてしまう


一輪車に積んで

よそから土を運んでも

なかなか根元に土を盛ることが難しい


このままだと

白ネギならず

みんな青ネギになってしまいそうだ


経験からしか学べぬ事 何故か多し・・・・・・・・?


まぼろしの湖 & バジルの香り

2010-07-25 | Weblog
CIMG1012


昨夜 いつもの散歩コース

チェリーランドで行われた

毎年恒例のビアガーデン


女房と二人で出かけて来た


先日 息子から2枚の前売り券をもらった(3000円/枚)




昨日は3日目の最終日

およそ3000人の人出

家族連れ 友達・・・・・・・・・etc

で会場は 超~満員


日没前

薄紅色した薄暮に始まった

ビアガーデン


会場は次第に

盛り上がる熱気とは反対に

漆黒の闇の世界へ・・・・・・・

ゲスト歌手 中村晃子


ゲストの中村晃子が歌った 「虹色の湖」

彼女は1948年生まれ

誕生日は一月三日



「虹色の湖」で

鮮烈なデビューを果した彼女

いつまでも輝き続けて欲しい

歌手の一人


「虹色の湖」・・・・・・・・・・・・・・・・?

昨日 彼女の生の歌を初めて聞いた



ふるさとを捨て

憧れの都会に出て

夢を追いかけた

多感な青春時代


そんな短いひと時も

いつしか去って


都会の生活は

どんな夢も叶う筈だった

虹色の湖から

一転して

一人寂しいまぼろしの湖へ・・・・・・・・


一度は自分の夢を追いかける為に

捨ててしまったふるさと


今は帰りたくとも帰れない


ふるさとへの郷愁

そんな切ない思いが込められていた

詩であった事を

初めて知った


今にして思えば

?十年前・・・・・・・・・・

私も都会の生活に憧れ

東京に出て行った一人である


もしかして私も

都会に「虹色の湖」

を探しに行ったのかもしれない・・・・・・・・・


東京という大都会・・・・・・・・・・

私にとっても

けっして夢を叶えてくれる

「虹色の湖」ではなかった


現実にはけしてあり得ない

あれも「まぼろしの湖」

だったのだろう・・・・・・・・・・


グループサウンズ全盛期のあの頃

「虹色の湖」

は紛れもなく

あの頃の時代の 世相そのものを

歌っていた・・・・・・・・・・・


今朝はテーブルの上

一輪差しのバジルの花

の 爽やかな香りが漂っている


昨日 畑から取って来て

差しておいたもの


畑と同じ

青々しいハーブの香りが

そのまま部屋中に

漂っているかのようだ


今朝のバジルの香り


昨晩の「まぼろしの湖」の香り

ではなくて・・・・・・・・・・・・・


今の私の

爽やかな朝の香り・・・・・・・・・・・

うろこ雲

2010-07-20 | Weblog

葉山・うろこ雲  2010/7/20 AM6時半 寒河江市清助新田より


まだ梅雨が明けたばかりの筈なのに

高い空に

もう・・・・秋のうろこ雲


平野山北面 2010/7/20

平野山東面 2010/6/30
 
平野山東面は傾斜が比較的緩やかで 一面果樹畑になっている 

北面は傾斜がきつく雑木林

東面と北面 まるで表情が違っていて

同じ山とは思えないほどである


今朝6時半

愛用の自転車に乗って

早朝のまだひんやりした

冷気が漂う

田園風景の中

谷沢に向かった

谷沢


谷沢は寒河江市西部にある


寒河江川に沿って

東西に細長く続いている


西端は隣町の西川町である


昨日 堰祭りの後に

反省会が行われた


今日はウーロン茶でガマン

と思っていたのだが・・・・・


冷えたビールの

誘惑には勝てそうもなかった


そんな訳で

車は公民館の駐車場に一晩外泊


今朝 自転車に乗って迎えに行った


帰りは

後部トランクに自転車を積んで帰って来た



寒河江市高松より


今日の予想最高気温33℃

今日も一日 暑い日になりそうだ

ビアガーデン&堰祭り

2010-07-19 | Weblog

町内会ビアガーデン 2010/7/18


梅雨明け宣言が出された日

昨日午後


自宅と隣接する神社境内

毎年恒例の

町内会ビアガーデンがあった


今年はいつもの年に比べ

何故か参加者が少なかったようだ


カラオケタイムも済んで

ビアガーデンも

最高潮に達した頃を

見計らったようにして

いよいよお楽しみ抽選会

が始まった


今年は珍しく

缶入り緑茶

24本入り一箱 get・・・・・・・・


ビアガーデン終了後

Tさん夫妻と自宅にて

二次会


今年春 定年を迎えたTさん

私と同じ団塊の世代

本当に長い間ご苦労様でした


およそ1時間

お互いの近況などを

語り合ったりして

ビアガーデンの余韻を

存分に楽しんだ

T堰祭り 2010/7/19

同上


梅雨明け後の猛暑

山形市の最高気温 33・6℃


あまりの暑さで

例年より祭り参加者が少なかったとのこと


11名の女性陣

朝7時から公民館で祭りの準備


春に新芽を摘んで

冷凍保存をしておいたウコギ


そのウコギを混ぜた

おにぎり作り


そして山菜汁


祭り参加者全員に

すべて無料で提供された


午前10時から始まって

正午までの2時間


およそ4~500人

魚掴みやチューブ乗り等

子供達を中心にした

水辺の堰祭りが催された


同上 魚掴み(中央 緑とピンクと黄色の服を着ているのが私の孫)


孫も堰祭りに来た


もちろん3歳の孫に

生きた魚を掴めること等 

当然出来筈がなかった


最後に係りの人から

魚をもらって

大喜び

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんな訳で

今年初めて参加したT堰祭り


いろいろと準備に大変だったが

地域住民の交流の場として

大いに役立っているようだ

夏空・残雪・メロン

2010-07-18 | Weblog

左沢線・月山の残雪


午前中 東北南部にも

梅雨明け宣言が出た


梅雨明け直後の月山

残雪の白地が

なんとなく少なめ・・・・・・・・・?

べにばな畑 寒河江市箕輪

同上


昔々 絹の道を通って

遥かオリエントの彼方

からやって来た 

べにばな


燦々と降り注ぐ

灼熱の陽射しが

良く似合っている

T堰下刈 AM6時


早朝6時から T堰下刈があった


区役員 婦人会 改良区 ・・・・・・・etc

各地区ごとに分かれ

およそ1時間

朝靄のかかる中

少し気持ちいい

汗をかいて来た


明日はそのT堰祭り

きゅうりの花と蛙の子

そうめんカボチャの花 直径≒7~8cm

かぼちゃの花

マイファーム

同上


T堰下刈りを終えて

朝食前に

畑へ収穫に行った


ナス きゅうり ・・・・・・

3日振りとあって

超特大級の大きさのものもあった

メロン

ツルムラサキ

待望のメロンの実が

3個なっていた

まだソフトボールぐらいの大きさ

・・・・・・・一寸残念なのは

ネットの模様が付いてなかった


ツルムラサキの葉に

大粒の朝露

「朝露が招く光の中で・・・・・・・・・・」

ウ~~ン

やっぱり 朝起きは三文の得

空梅雨

2010-07-16 | Weblog

午後 

久し振りに夏空が広がった


愛犬ナナ

全身ショートカットに変身

いかにも涼しそう


乾燥した空気

いよいよ梅雨明け間近か・・・・・・・・・・・・・?

昨夜遅く

激しい雨音をたてて

この梅雨一番の大雨


と云っても

およそ10分足らずで

小雨に変わった


今年はやっぱり空梅雨

のまま夏を迎えそうだ


立ち葵

頂部に僅かばかり

蕾を残して

梅雨明けの日を

待っている

「藪の中」・・・・・・・・・・・・(2/2)

2010-07-14 | Weblog
Rashomon Part 1

rashomon part 1

昨日の記事  「藪の中」

実は・・・・・youtyube

でノーカット版の投稿映画を見ることが出来る


原作を読んだことのある人には分る筈だが

映画では

樵が藪の中で見たという

原作には無い

事の顛末が

加えられている


この樵の話も

三人の話と同様 藪の中の話で

真偽の程は定かでない


1950年 黒澤明監督による作品で

映画は「羅生門」という名前になっている


youtybeで検索する時は

RASHOMON で検索


part1~part10 に分割


※ 投稿者のページに進んで行くと連続して10画面が並んでいる


とりあえず RASHOMON PART1をUP


是非ご覧になって下さい

「藪の中」・・・・・・・・・・・・(1/2)

2010-07-13 | Weblog

藪カンゾウ


藪カンゾウが咲く頃になると

いつも思い出す事がある


昔読んだ短編小説 「藪の中」・・・・・芥川龍之介 著

である

京都の山科辺りの

杉木立の藪の中で

ある日 一人の樵によって

若い男の死骸が発見された

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

物語は

樵によって発見された

男の死骸の

現場の状況説明から

始まる


物語には樵を含め

7人の人物が登場する


登場人物それぞれが

検非違使(今の警察官のような者)から

事件との関わりを問われ

その時の答えが

叙事形式で綴られ

進んで行く


放免によって

石橋の上で捕まえられた

盗人の他襄丸は

自分が刺したと言い


殺された若い男の女房

真砂は

自分が刺したと言い


最後に

巫女に化けた 殺された死骸の若い男は

自分で自分を刺したと言う

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

誰が若い男を刺したのか・・・・・・・・・・・?


物語は

若い男を刺した人物を

誰とは特定せず

最後は

題名の如く

「藪の中」で終わってしまう


後は読者の

各々の判断に委ねられ

後々 少し考えさせられる

余韻を残す


短編小説とは言っても

なかなか中身の濃い

面白い小説だ



藪カンゾウの花を

しみじみと見た

甘草の花には

いろいろ種類がある


なぜこの花が

藪カンゾウと名が付けられたのか・・・・・・・?


複雑に捩れた

なかなか意味深長な

花の形


名前の意味が

やっと分かって来たような気がした


藪カンゾウの花に見とれて

しばし

「藪の中」の小説の世界に浸っていた


その時

突然 列車の通過を知らせる

踏み切りの警報機が

カン・カン・カン・カン・・・・・・・・・・・・・・・・・

と けたたましい音を鳴らし始めた


やがて・・・・・・・・・・・・

いつも見慣れている

ディーゼルカーが近付いて来た


疾風迅雷の勢いで

眼の前を

駆け抜けて行った・・・・・・・・・・・・・


「藪の中」の世界から

一瞬にして

「うつしよ」に引き戻された


※ 芥川龍之介 著 「藪の中」は インターネットの「青空文庫」で無料で読むことが出

  来る 短編小説だが 芥川龍之介の代表作品のひとつではないだろうかと思う


                ・・・・・・・・・・・・・ 続く

ニッコウキスゲ

2010-07-10 | Weblog

ニッコウキスゲ


自宅近くの散歩道沿いに

ニッコウキスゲの咲いている

家がある


ヤブカンゾウより

少しだけ早く

咲き始めるが

同上


遠くから見ると

ちょっと見分けが付きにくいほど

同じような黄色をしている


寒河江市寒河江・越井坂町・丸の内辺り(寒河江バイパス西根より)


午後 小用があって

街まで出掛けて来た


毎日こんな梅雨空が続いている

田んぼの稲は

あっという間に成長し

風に波打つようになった

寒河江市長岡山


ここから見る風景は

長岡山を挟んで

私の住んでいる所とは

丁度反対側になっている

寒河江市石川

寒河江市西根・葉山


梅雨明け間近の

この季節の風景は

何もかもがしっとりとしていて

私の好きな季節の

ひとつである