ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ   初夏の朝日連峰&果樹園 (寒河江市)

塾し柿

2012-12-19 | Weblog
寒河江市内  2012/12/19 PM5時

1週間ほど雪降りの日が続いた

今年の冬は

このまま根雪になり

いよいよ本格的な冬到来・・・・・・・・

と思ったら

ここ4~5日 暖かい日が続き 

街中の 日当たりのいい道路から

すっかり雪が消えてしまった


しかし 昨日から

再び雪降りの天気

そして今日は

1日中粉雪の舞う

寒い1日だった


日中でも

頬を突き刺すような風の冷たさ

真冬並みの気温

街は再び白一色に塗り替わり

何故か誰もが慌ただしそうな

師走の世界に戻ってしまった
  自宅裏JR左沢線と柿の木 2012/12/12
同上




先日 久し振りに快晴の空が戻って来た

ほんの一瞬の瞬きに似た 冬の晴れ間

空の蒼さに

キーンと耳鳴りがするほど

緊張感と透明感

の ふたつが漂っていた


以前記事にした「きざわし」

甘柿が木になったまま完熟したもので

その味と食感は

言葉ではなんとも表現しにくいが

果物にしては少し稀有な美味


写真は渋柿(庄内柿) 

冬になっても収穫されず 

丸ごと1本

そのまま取り残されてしまった

いわゆる自然の「塾し柿」

「塾し柿」・・・・・・・・・は

時々 男の人生

の生き様に例えられる時がある

それも あまりいい喩ではない

私もいろんな生き様をして来たし

他人の多様な生き様も見て来た


写真の「塾し柿」を見て

今になって思うことは・・・・・・・・・・


人それぞれの生き方全て

誰しもが正解だったような気がした

つまりは・・・・・・・・・

たら・れば・・・・・・・・等々

今更どんな人生も

後戻りなどある筈がないということであろう


因みにこの「塾し柿」

頬張った途端

クリーミーに溢れた

スイーツの様な甘味が

口中に拡がった
  雪を被った「サンシュウの赤い実」


 大江町左沢 2012/12/17
葉山  2012/12/17
月山(左)・葉山(右) 2012/12/17




夏から冬へ

2012-12-08 | Weblog
  人気の無い神社境内 2012/12/8 PM2:00

夏が過ぎ  ・・・・・・

そして      ・・・・・・

秋が過ぎ  ・・・・・・


楽しかった

あの夏祭りの日・・・・・・・・・・・


あれからすでに4カ月

長い月日が過ぎた


人々や子供達の

ざわめきと賑わい


過ぎ去った筈の

あの夏の日の

たった1日限りの

遠い思い出・・・・・・・


あまりの刹那さに

とても言葉には出来ない


あの日と

同じ場所に立ち


何故かこみ上げて来る

不思議な懐かしさ


今年もまた

あっという間に年の瀬を迎えた

単に思い出したに過ぎない

センチメンタル・メモリー


人気の無い境内

小さな胸の奥・・・・・・・・・

今にもあの夏の日が

そっくりそのまま

戻って来そうな

そんな気がしてならない


雪に塗り込められてしまった

白い境内


雪を被り

主も現れず

ただ置き去りにされたままの

寂しそうなブランコとシーソー


今はただ全てが

白い雪に覆われていた
  自宅裏 JR左沢線 2012/12/8
  自宅庭
  自宅庭
  自宅2階より

昨日 やっと全ての冬の準備を終えたばかりだった

今朝起きてみると

辺り1面雪景色

いつも冬の始まりは決まってこんなものである


10月までは毎日暑い日が続いた

今年は猛暑の夏だった


11月に入って季節が一変した

毎日が曇り空 

時雨模様の鬱陶しい天気が続いた

例年より早めに始めた冬支度

悪天候で庭の冬支度を終えたのが

11月20日頃だった

・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして

11月末からおよそ2週間

風邪に悩まされ続けた

一昨日辺りからやっとひどい咳から解放されるようになった

体が温まってくる深夜や明け方

咳が酷くなって

じっとしていては眠れないような日が続いた

今年の風邪の特徴

喘息のようなひどい咳が出るらしい

全快するまで まだ暫く時間が掛かりそうだ

まずは大事に至らず

このまま何とか治まってくれるといいのだが

 左沢線・月山(自宅裏) 2012/12/1