2009年最後の最後で良書に出会った。
角山智『バリュー投資の強化書』だ。
以前からマークしていたが、若干値段が高いのでひるんでいた。
しかしエイヤ!と購入したけど、
企業の決算情報の詳しい見方を分かりやすく説明しているネ。
あたくしは読んでいる時、『おおおなるほど~』と思ったら
ページに折り目をつけて赤線を引きまくるのだが、
折り目だらけになった。
折り目をつけて赤線を引くと2回3回と読んだ時により頭に刻まれるね。
それに熟読する時間が無い時に折り目の部分だけ読む事も出来る。
時間の節約だ。
最初は図書館から借りて沢山勉強しようと思ったけど、
折り目や赤線を入れられないので、基本的に本は購入しているのだ。
話がそれた。
この本で面白いと思ったのは
『株式市場は長い間同じ事を繰返す』
と言うところだ。
株式市場の上昇期は2~3年位続くワケです。
下落期も同じ様な期間で下げる続ける。
過去の日経平均月足チャートを見ればよく分かる。
上昇期の初期には極少数の人達参入してが大きく儲かる。
しかし市場は冷え込んでいるのでマスコミも株式投資を扱わない。
本屋で株式投資のコーナーは閑散としている。
上昇期の中盤には、多くの人達が儲かる。中にはサラリーマンのカリスマ投資家が現れたりする。
一般の会社員でも『○○君が株で儲けて車を買った』なぁんて話があがったりする。
バリュー投資もデイトレーダも皆それぞれの手法を編み出して儲けている。
上昇期の後半には『みんなが儲けているなら僕も私も~』と言って
スーパー多くの人(金)が市場にドッと入り込む。
株の雑誌はバカバカ売れ、夕方の奥様向けのニュース番組にも株特集が組まれる。
株式アイドルなんてモノも現れる。職場で株の事を話題にする人が多くなる。
本屋でも株式投資のハウツー本が沢山売られている。
するとある時、ボカーンと下落が起こる。下落期の開始だ。
上昇期後半に参入した多くの投資家はあまりの下落っぷりに慌てふためく。
含み損をかかえ市場から撤退する。
上昇期中盤に参入した人も、『押し目買いだ!』とかなんとか動くが、
数年間下げ続けるので、マイナスが膨らんでいく。多くの人が市場から撤退する。
上昇期前半に参入した人(過去に下落を経験した人)は『ボカーン下落』の前に
既に市場から逃げている。上昇期後半になったら、
株式市場から資金を引き上げて、現金保有しているのだ。
要するに売り逃げて、下落するのを待機している。
この繰返しが、以下の時期で説明できる。
・1989年バブルの時→長い事低迷期
・2000年のITバブルの時→2003年の大底
・2005年の上げ上げ相場→2006年のライブドアショック&2008年リーマンショック
この様に本当に繰り返されている。
んで!
現在は長期的にどの様な市場状況だろうか?
・本屋の株式コーナーは全く賑わっていない。
・カリスマトレーダーをTVで見ることはない。
上昇期には入っていないかも知れないが、『ボカーン下落』直前の過熱期ではなさそうだ。
振り返ると、2008年リーマンショックの『ボカーン下落』を経験する事が出来たのは、良かったかもしれない。
長い目で見ると。
長期上昇相場のスタート位置に立てるかも知れないからだ。
角山智『バリュー投資の強化書』だ。
以前からマークしていたが、若干値段が高いのでひるんでいた。
しかしエイヤ!と購入したけど、
企業の決算情報の詳しい見方を分かりやすく説明しているネ。
あたくしは読んでいる時、『おおおなるほど~』と思ったら
ページに折り目をつけて赤線を引きまくるのだが、
折り目だらけになった。
折り目をつけて赤線を引くと2回3回と読んだ時により頭に刻まれるね。
それに熟読する時間が無い時に折り目の部分だけ読む事も出来る。
時間の節約だ。
最初は図書館から借りて沢山勉強しようと思ったけど、
折り目や赤線を入れられないので、基本的に本は購入しているのだ。
話がそれた。
この本で面白いと思ったのは
『株式市場は長い間同じ事を繰返す』
と言うところだ。
株式市場の上昇期は2~3年位続くワケです。
下落期も同じ様な期間で下げる続ける。
過去の日経平均月足チャートを見ればよく分かる。
上昇期の初期には極少数の人達参入してが大きく儲かる。
しかし市場は冷え込んでいるのでマスコミも株式投資を扱わない。
本屋で株式投資のコーナーは閑散としている。
上昇期の中盤には、多くの人達が儲かる。中にはサラリーマンのカリスマ投資家が現れたりする。
一般の会社員でも『○○君が株で儲けて車を買った』なぁんて話があがったりする。
バリュー投資もデイトレーダも皆それぞれの手法を編み出して儲けている。
上昇期の後半には『みんなが儲けているなら僕も私も~』と言って
スーパー多くの人(金)が市場にドッと入り込む。
株の雑誌はバカバカ売れ、夕方の奥様向けのニュース番組にも株特集が組まれる。
株式アイドルなんてモノも現れる。職場で株の事を話題にする人が多くなる。
本屋でも株式投資のハウツー本が沢山売られている。
するとある時、ボカーンと下落が起こる。下落期の開始だ。
上昇期後半に参入した多くの投資家はあまりの下落っぷりに慌てふためく。
含み損をかかえ市場から撤退する。
上昇期中盤に参入した人も、『押し目買いだ!』とかなんとか動くが、
数年間下げ続けるので、マイナスが膨らんでいく。多くの人が市場から撤退する。
上昇期前半に参入した人(過去に下落を経験した人)は『ボカーン下落』の前に
既に市場から逃げている。上昇期後半になったら、
株式市場から資金を引き上げて、現金保有しているのだ。
要するに売り逃げて、下落するのを待機している。
この繰返しが、以下の時期で説明できる。
・1989年バブルの時→長い事低迷期
・2000年のITバブルの時→2003年の大底
・2005年の上げ上げ相場→2006年のライブドアショック&2008年リーマンショック
この様に本当に繰り返されている。
んで!
現在は長期的にどの様な市場状況だろうか?
・本屋の株式コーナーは全く賑わっていない。
・カリスマトレーダーをTVで見ることはない。
上昇期には入っていないかも知れないが、『ボカーン下落』直前の過熱期ではなさそうだ。
振り返ると、2008年リーマンショックの『ボカーン下落』を経験する事が出来たのは、良かったかもしれない。
長い目で見ると。
長期上昇相場のスタート位置に立てるかも知れないからだ。