好天の予報に誘われ近くの低山へトレッキングに行ってきた。今回も軽装でバーナーなど持たず自宅からポットにお茶を入れて軽食持参のお手軽トレッキングとなった。
素晴らしい天気、青い空に雪が眩い。新年の山の絶景に缶チューハイで乾杯!
晴天無風とあって結構暑いだろうとアウターは携行せずトップスは暫らくぶりに引っ張り出したウールのジップネックに速乾の化繊アンダーとberghausのマイクロフリース、ボトムスはアンダーにCWXのサポートタイツ、アウターにMountainEquipmentのソフトシェルパンツを選択した。berghausのフリースはインポート物のSサイズの割にかなりタイト。正月以来の喰っちゃ寝で出っ腹メタボ体型丸出しとなってしまった。最近のアウトドアウェアも世の流れに沿って全体的にタイト&ショートとなっているようだ。
予想通り気温が上がり、アウター無しでも十分汗をかいた。ただ、登りはじめと山頂での休憩時はさすがに寒くmarmotのドライクライムフーディを羽織った。このJKは今はもう製造されていないと思われるが、保温力があって蒸れない、軽い、嵩張らない、ウエストベルトやショルダーベルトに擦れてのピリングの発生もない。今まで季節を問わず数々の山でガンガン使えて重宝してきた。さすがに初代のものは袖裾のゴムが伸びきってしまったが、袖裾がベルクロになった2代目はまだまだ使えそうだ。ザックは10年来お気に入りarc'teryxのkhamsin、ポールはBlackdiamond(スノーバスケットを忘れた^^;)。
下山中、突然腹痛に見舞われるが日曜日でしかも晴天なので上下山客がひっきりなしに往来、一瞬パニックに!わずかな隙をみてトレースを外れて必死の思いでラッセル、今日は2回もキジ撃ちしちゃいました!
山頂で飲んだ賞味期限切れの缶チューハイが原因か?
LOWA、HANWAG、SCARPA、GARMONT、MEINDLなど何足か持っていた三季用の登山靴は殆どがポリウレタンの劣化でソールが剥がれてしまった。HANWAGとMEINDLは大枚をはたいてソールを張り替えたが、HANWAGは手放してしまった。GARMONTは安靴だったので捨ててしまったが、LOWAとSCARPAはまだ捨てきれずにそのままゴミのような状態で保管している。
一方冬季用はTechnicaとZamberlanどちらもワンタッチアイゼンが使えるのでソールはャ潟Eレタンは使用しておらず剥離などはなさそう、ただランドラバーに経年劣化によるひび割れが発生しているため、もう寿命かなと思いつつもネットを検索してみると、「シューグー」なる靴の補修材を発見、早速購入して使用してみた。施術後はデコボコで見栄えは悪いが、軽くサンドペーパーをかけてしまえば艶消しとなって山ではほとんど気にならないレベル。
早速本日Technicaを使用してみたが、写真の通り見かけは悪いがヒビ割れ、水漏れなど無く完璧に使うことができた。得をした気分になった。
高価な登山靴のャ潟Eレタンソールが数年で劣化するとは到底納得できない。買い替えの需要を見越しての営業戦略と見られても仕方がない気がする。メーカーはもっと耐久性のある素材を研究するべきだ。何度か経験しているが何よりも、山中で突然ソールが剥離するなんて危険極まりない話で、このあらゆる素材が進歩している現代において驚くばかりだ。