キャンプ&オーディオ&トレッキング

趣味のブログで気ままな独り言を日記として綴っています。

涼風の秋田駒ケ岳

2018-07-31 00:10:00 | 登山・トレッキング

  
下界では連日の30度超えの猛暑が続き辟易としていたところ、「涼」を求めて暫くぶりに山へ行くことに。休日は何かと忙しくなかなか行けなかったことも祟り、運動不足でブクブクと太ってしまったので手始めは迷うことなく最も楽な秋田駒ケ岳に決定した。驚くことに今日が今シーズン初の山行となった。

  
11時過ぎのバスに乗り八合目から男岳まで一気に登る。時折ガスがかかり日が陰ると涼しくなるが、日差しが強いと結構暑い。それでも大汗をかくこともなく快調に歩を進める。花のトップシーズンも終盤に差し掛かり登山客も疎らであった。

  
山頂は早くも秋の気配が...トンボがまとわりついてなかなか離れない。


ここへ来たらムーミン谷は絶対に行きたい所、帰りのバス時間を確認しなかったので、多少不安はあったがまずは降りてみることに。途中ですれ違った方にバスの時間を尋ねると、もうこの先に人は居ないしガスが出て暗くなると危ないから引き返したほうがいいとのアドバイスをいただく。
あと2時間はあるのでアドバイスにお礼を申し上げ、先に進むことにした。


チングルマの綿毛が一面で開花時はさぞかし素晴らしかったであろう。


男岳方向を望む。切り立った岩峰がガスの中に佇み、いつものことながらアルペンムードたっぷりの景観に見とれる。


何という名前か知らないがカリフラワーのような植物が一面に咲いていた。


駒池には不思議な緑の葉が円形状に浮かんでいる。


同じような形状のものが他にも数個ある。細かい葉が寄り合って円形状なっているようだ。浮かんでいるのか根を張っているのかわからない。


大焼砂ではコマクサの群落を見ることができた。年中風が北方向から吹きさらし絶えることがないこの厳しい環境下、火山灰の中に群生する可憐な姿に驚異的な生命力を感じる。
大焼砂の苦しい登行時に一方向から吹きすさむ風に腹冷えとなる現象が今回も発生し、腹痛の原因がそこにあることを確信した。



  
とにかく暑いので上はMarmotのメッシュTシャツに下はタイツは履かずに七分パンツを着用。パンツは先日ショップで購入したColombiaのもの。七分丈など微妙な丈のものは試着が必要なのでネットでの購入は難しい。


  
トレラン用のスパッツを着用、靴の中にゴミが入らず快適。
例によって阿弥陀池小屋のトイレに駆け込み、帰りのバス時間に追われ慌ただしく下山するもトイレに登山用のタオルを忘れてしまった。途中で気づいたけれども引き返すとバスに遅れるので諦めることに。忘れ物はしたけれどトイレには使用料(寄付金)は収めてきた。