太宰府天満宮は、菅原道真公の神霊を御奉祀する神社で、「学問の神」「至誠の神」として有名。
雨が降る中 傘を差して左右をキョロキョロ見ながら店の軒下を歩いてゆく。
最初はタイ焼き屋のお店が目に入り、梅ヶ枝餅を焼いている方へ自然と足が向く。
梅ヶ枝餅どこで買おうかしら?
鳥居をくぐると左側に梅の花が何本も植えてあり雨に濡れている。
視線を戻し前方を見ると御神牛が置いてある。
これがテレビで話していたモノかしら。
雨に濡れている牛の頭を撫でて自分の頭を撫でる。
知恵が付きますようにと心の中で呟く。
御神牛の後ろに看板があり建物の説明文が書いてあったので見てみると、この建物は延寿王院(えんじゅおういん)とのこと。
西郷隆盛や坂本竜馬等が延寿王院の三条公を訪ねてここで話し合いをしたみたい。
暫く進むと右側の小さなお社に「斉藤ひとり」と書いたシールが貼ってあった。
本殿近くの右側にまた御神牛がおいてあった。
そこでは神主さんと参拝客がいて、神主さんがこの牛の頭を撫でると知恵がつくと説明していた。
テレビに出てきた牛はこっちのことだったのねと思い、もう一度牛の頭を撫でる。
知恵が付きますようにと心の中で呟く。
本殿左右わきに狛犬が設置してあるけれど、左側の狛犬の目が怖くちゃんと守護しているのねと感じてしまった。
本殿で参拝する。
ここの神鏡は二つある。
太宰府天満宮には天神の森と言われるほどの樹齢1,000年を越えるという老樟が2本と、県指定天然記念物の樟が49本あるそうだ。
樟の大樹が自然と目に付いた。
帰り道 梅ヶ枝餅の焼き立てを買うために一軒のお店に入る。
焼き立てがなかったので椅子に座って待っていた。
待っている間、お茶を飲みながらメニューを見ていると「寺田屋」の文字が。
思わず笑うと友人から
「何を思い出し笑いしているの」と不審がられた。
「竜馬がゆく」の中に「寺田屋」が登場するから可笑しかった。
数件ある梅ヶ枝餅のお店の中で、何気なく入ったお店が「寺田屋」だったわけだ。
今回時間がなかったし、雨のせいでほとんど見て回ることができなかったのが残念。
宝物殿も見たかったし
またこようかな。
【九州旅倶楽部のHP】
http://www.geocities.jp/joysunny/hukuoka/hukuoka18.htm