My Favorite 《ゴールデンイーグル&Sleeping lion》

私の好きな有名人、本、食べ物、ちょっと一言、感謝する事、etc

小さい花が咲いた

2010年06月30日 | Weblog
毎日これでもかというぐらいに降り続いた雨。
川は増水し土砂崩れがいつ起こってもおかしくない状況。
そんな中で1週間前にプランターに植えたオクラの1本の茎は折れかかっている。
そして畑に植えたきゅうりは大雨の中で小さな黄色い花をつけた。

私が以前蒔いた種のうちの一つが小さな花を咲かせた。
これから晴れるのか雨が降るのか風が吹くのかはわからないけれど、もっと大きく咲かせたい。
サッカーの本田選手ではないけれど、私もリスク覚悟で行動することがある。
約1ケ月ほど頑張らないと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳細胞を活性化させることができるか?

2010年06月29日 | Weblog
年をとるごとに脳細胞が死滅しているのか、昔の事はよく覚えていても新しいことに対しては記憶力が落ちている母親。
入院して健康的な食生活を送り、専門家の指導の元リハビリを続けていて体調面は日毎良くなっている。
しかしまだテレビを見る気分にはなれないというし、雑誌を読んだりする気はなさそうだ。
畑で作物を作ったり観葉植物を育てたりという趣味があっても、健康を害したらそれもできなくなる。
入院して隣の患者さんと話をするのもいいかもしれないけれど、こんな時に読書が趣味だったら退屈しなかっただろうと考えてしまう。
というか趣味は多いほうがいい。
一つがダメになっても他の事で楽しむことができるから。
退屈しているのではないかと考えて、頭を少しでも使うようにとダイソーでボールペン字の練習帳と絵を比べて間違いを探す雑誌を購入して母親にさせてみた。
最初は仕方がわからなくて悩んでいたけれど、根気強く付き合って間違い探し1問正解。
多分母親の性格を鑑みるとすぐに飽きてしまうとわかっているけれど、私が病院に行った時にはついていてさせてみようと思う。
手と頭を使うと脳が活性化するだろうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入閣して欲しい

2010年06月28日 | Weblog
11日は予定があるからいつものように期日前投票をしてきた。どの党も他党の批判が多いのでイヤだけど前回同様期待を込めて投票する。
選挙結果が出る前から連立を呼びかけられて頑なに反論しているけれど入閣してコンピテンシーを上げて中から動かさないとやりたいことは出来ない。この人に公務員制度改革を任せると言ったら気持ちを揺り動かせるかもしれない。政治家としての手腕はまだまだ亀さんに及ばない。対話しないとね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フルーツトマトジャム

2010年06月27日 | Weblog
ホテルからもらった試供品のジャムが無くなった。本当は販売しているジャムがいいのだけどホテルに泊まる前日に電話してもらえれば用意出来ますと言われたのでホテルを通さないとダメみたい。ホテル側の売上もあるし製造元を教えてくれないのは仕方ないか。自分で作った方が早いので作り方をネットで検索。失敗するかもしれないので材料を半分にして作ってみる。フルーツトマト150g砂糖100gレモン汁1/2。最初トマトを湯引きするけれどトマトが固そうなので少し長めにお湯に付けておく。あとは皮をむいたトマトを種ごと鍋に入れ砂糖とレモン汁と合わせトマトを潰していって終わり。私はレモン汁の代わりに伊予柑の実ごと入れてみた。出来上がりは水っぽくてかなり酸っぱいけれど1日冷蔵庫に置いていたら酸味が抜けていた。パンにつけて食べると美味しいけどイチゴジャム並みに甘い。そしてトマトの実が潰れていないのが気になる。湯引きしたあと包丁で潰した方がいいみたい。砂糖も減らして大丈夫。夏場だから多めに作っても長持しない。今度は友達
に作ってあげようかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マシュマロ

2010年06月26日 | Weblog
毎日雨が降り続く。散歩に行きたいけれど今は毛が生え変わっていて水に濡れるといけないような気がするので雨の日の散歩はやめておく。それにしても犬の毛が生え変わる時はみすぼらしくて病気なの?って感じ。羊みたいにバリカンでパッと毛刈りしたい衝動になってしまう。犬を飼うのは初めてでわからないことが多いけど頭と尻尾と耳の毛は抜けないみたい。
ハエが体にとまったり飛んでいるのをみると反応している。でもハエの方が動きが早い。ゲジゲジがこちらに向かってきた。どうするのだろうと見ていたらゲジゲジの方から去っていった。真っ直ぐきてたら足でつついたりするのかな。対自分にはどういう反応をするかは大体わかってきたけれどずっと観察してたら面白い面を発見できるかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽流すんだ

2010年06月25日 | Weblog
13時過ぎ病院に到着。13時30分からの手術なのに麻酔科の先生からの説明を前日に聞いていたためこの時間でも大丈夫みたい。麻酔をかけて手術するまでに暫く時間がかかるのかと思っていたら麻酔をして約1分で意識が無くなるらしい。そして手術中は患者をリラックスさせる為に音楽をかけると注意事項に書いてあった。どんな音楽をかけたのだろう。とりあえず手術成功。あとは菌に感染しなければいい。それにしても約3時間手術した後で明日からリハビリ開始なんて他人事ながらビシバシしごかれそうでなんだかこわい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一粒万倍日

2010年06月24日 | Weblog
今日は一粒万倍日。ふと思いついてホームセンターへ車を走らせる。胡瓜の苗とオクラの苗を購入。苗のほうが種より安いのでなんだか不思議な気分。牡丹の木とかは植えたことがあるけれど野菜を畑に植えたのは初めて。どんなふうに育っていくのだろう。初めての事は予測がつかない。うまく根を張り巡らせることが出来れば夏には収穫できるだろう。

明日も一粒万倍日だけど母親の手術日。半日潰れそうだから今日のうちに少しでも勉強しておこう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フルーツトマトのジャム

2010年06月23日 | Weblog
夜11時前就寝
ふと眼を覚まして時計を見ると1時前。
朝がた日が昇るまでの間で何度も夜中に目を覚ます。
そして何度も寝返りを繰り返す。
今度は4時前。目が覚めるたびに頭が覚醒する。
この一年ぐらいこんな短時間睡眠を何度も繰り返している。
睡眠障害とは分かっているけれど、睡眠薬を飲まなければいけないほど生活に支障がないと思っているから病院には行かない。
逆に早く目が覚めてしまうことをプラスに取り入れよう。
明日からは朝の4時30分に起きて犬の散歩をしたら犬のほうが迷惑だろうか。

とりあえず今日は朝6時過ぎに起床。
早く朝ごはんを食べて動き出したいけれどホテルの朝食は7時から。
7時になり朝ごはんを食べに行くと男性の宿泊客ばかり。

テーブルの上に並んでいるパン。
美味しそう。
コーヒーを飲んだら朝から頭がさえていいかもしれない。
でも数日前みたいに午前3時まで眠れなかったら嫌なのでやめておこう。
食パンに何気なくのせてみたフルーツトマトのジャム。
何これ?
あまり期待していなかったから余計びっくり。
ほんのり甘くてトマト臭さもなくさっぱりしていて美味しい。
久々にハマりそうな予感。
帰り際このジャムは販売していないのですか?と聞くと電話してみますと言われた。
ホテルで待っていると販売はしていないけれど、少しだけど試供品という形で分けてくれると言われた。
言ってみるものだね。ツイてるではないか私。
有難うホテルの人。
家に帰って今度作ってみよう。
ホテル側もこれを機にフルーツトマトのジャムの販売を考慮するとのこと。
女性客が多かったら私みたいに欲しくなる人多いと思うのだけどな。
このホテルネットで見た時、部屋が綺麗で布団カバーも可愛かったから選んだけど男性客がほとんどだったのには驚いた。

今のところ曇り。
雨が降らないうちに神社に行かねば。
でも昨日も神社にいるときは雨が降らなかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チキン南蛮は美味かった・・・

2010年06月22日 | Weblog
熊本から車で宮崎入りする。
数か所に口蹄疫の為の消毒ポイントが設置されているけれど、福岡に行った時と同様これでいいの?という感想。
消毒槽の液体の量が少ないのではと、関係者ではないにも関わらず心配してしまう。

夕方ホテルに到着。
暫くしてから前もってネットで調べておいたチキン南蛮のお店に食べに行く。
外は雨。
傘を差していても足元が濡れてサンダルの中がびしょ濡れ。
お目当てのお店を見つけたけれど電気がついていない。
お休みなのかな。
暫く赤提灯につられて雨の中を歩いていく。
居酒屋や食べ物屋さんの入り口には口蹄疫の為に消毒マットが置いてある。
雨のせいか人通りがほとんどない。
お店の中もほとんどがら空き状態だろう。
この付近で食べるのは諦めてホテルに隣接している食事処でチキン南蛮を注文する。
温かいご飯とみそ汁。
だし汁のよくしみ込んだフロフキ大根。
甘酸っぱいタレとタルタルソースがまろやかなチキン南蛮。
やっぱりご当地で食べるチキン南蛮は格別。

連日のように繰り返されるニュース。
口蹄疫で宮崎が受けた損失はどのくらいのものだろう。
東国原知事が宮崎県知事になってもたらした経済効果を一気に吹き飛ばしたかもしれない。
宮崎は口蹄疫の為、各地でイベントが自粛され、この雨で観光客も減っていそう。
今回、一番の目的は数年に一度行っている海に面する私のお気に入りの神社にお参りするためだけど、その他にも宮崎に少しでもお金を落とすことができたかな。
宮崎県民の人 大変だろうけど頑張って欲しいな。

さあ明日の天気はどうだろう。
三重県の伊勢神宮内宮・外宮には及ばないけれど、この神社に吹く海からの風は気持ちよい。
そこから歩いて行ける砂浜でおだやかな海を眺めるのも好き。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

口蹄疫

2010年06月21日 | Weblog
熊本から福岡に行く途中で目にとまった電子掲示板。
国道3号線上りの八女市立花町上辺春小栗峠ロードパークに設置されている口蹄疫の為の消毒ポイント。
誘導員は椅子に座っていてパッと見た限りではトラックが入った形跡はない。
自主消毒ポイントだからこんなものなのかな。
それにしても上りだけにしか消毒ポイントがないのはなぜなのだろう。
以前の口蹄疫の記事を見ると10年前にも宮崎県で発生し、5月には北海道に飛び火している。
対岸の火事のようにしていると痛い目をみそうだけれど・・・

口蹄疫の風評被害のニュースで、宮崎県ナンバーのトラックの出入りを禁止し、宮崎からの荷物の受取りを拒否する人がいると聞いた。
なんでそんなことするの?と疑問に思う行動をとる人もいれば、一方で宮崎県の口蹄疫に対する義捐金が約6億集まり善意のある人の多さに驚いてしまった。

熊本のある農業高校の前を通ると雨が止んでいて、職員がこれでもかという位に消石灰を道路に散布していた。
道路はすぐに真っ白になった。
でも雨が降りだすと流れて行ってしまった。
素人目にも梅雨の為に消毒ポイントの消毒液や消石灰は効果が薄まるだろうと思える。
非常事態宣言の中でも感染が拡大したのだから水際作戦はうまく機能しなかった。

東国原英夫知事のブログ。
県民を励ましつつ自分も励ましつつ、泣き言は言えない。

こんな時だからチキン南蛮を食べに行こうか!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒューマンエラー

2010年06月19日 | Weblog
母親のつきそいで整形外科に行き次回の予約時間を医師から告げられる。
その後看護師さんから次回の予約時間の書かれた紙を見て時間が違っていることに気付いた。
確認しに行くと間違っていて、医師が告げた時間よりも30分早く来なければいけない。
看護師が間違えたのか医師が間違えたのか不明だけどその日はそれで帰った。
次回予約時間よりも早めに病院に到着。
今回は1週間後に入院して手術するための診察だから、入院する時間と手術開始時間までちゃんと聞いておかないと。
医師が前検査で問題がなかったことや手術方法について説明した後、看護師から入院についてのことや同意書の記入の仕方を聞いて下さいとのこと。
待合室で待っていると看護師が来て入院時は何時までに入院の受付けに来てくださいといい、紙を渡された。
そして話を聞いている途中で営業の男性が話しかけてきて看護師はどこかに行ってしまった。
暫くしても戻ってこないため別の看護師に手術の話がまだなのですけれど?と言うと最初応対していた看護師が別の患者の対応をした後に私達の処にきた。

話はまだ終わっていないのに別の患者の対応をしていて?
1週間後には大事な手術をするというのに手術時間を伝えることを忘れていたことに?
同意書のどこの部分に記入して下さいとか、書類を持ってきて下さいとか言わなかったことに対しても?

私が手術時間も聞いていないのですけれど?と言ったら一瞬考えて13時30分位ですと看護師が答えた。
仕事が忙しくて回らないのかもしれないけれど、この人大丈夫かなと思えてきて、お昼御飯を食べた後病院に電話してみた。

総合受付で母の生年月日と用件を伝える。
整形外科でも再度用件を伝える。
手術する為に麻酔をかけないといけないから、何時に着ておいたらいいのか尋ねるとなぜ勘違いしたのかわからないけれど、すでに入院しているものと思われてしまった。
カルテを見ていないのかな?
姉も一度この病院に午前中に電話したら、受付で用件を言ったのに整形外科でも再度用件を言わなければいけなかったし、午前中は忙しいから予約の電話は午後からかけて下さいと言われ怒っていた。
仕事が忙しいと精神的にイライラしてきてミスをするけれど、小さいミスが積み重なって大きな事故に繋がる。
そうやって医療ミスとか起こるのかもしれない。
私の常識の中では手術時間は仕事の都合もあり凄く大事なことなのに、看護師にしてみればうっかりわすれるぐらいのものなのかと感じてしまった。
医師はしっかりしていて手術自体は心配していないけれど、この病院の電話応対の悪さとか患者対応とか問題点は小さいうちに解決しておいたほうがいいと思う。
でもそういった患者さんが持っている不満点に気付く内側の人間って少ないのよね。
多分その看護師さん患者さんの間では評判悪いかも・・・


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の夜のスプラッタ

2010年06月14日 | Weblog
午後8時過ぎ。
外から部屋の中に入ってくると締め切っていたせいか かなり蒸し暑い。
空気の入れ替えをしようとカーテンと窓を開けると、そこには異様な光景が広がっていた。
まるでサモトラケのニケみたい。
防鳥ネットに挟まっている片側だけの翼。
このまま何も見なかったことにして眠りにつこうか。
でも明日も多分暑いだろう。
放っておいたらハゲタカじゃないけれどカラスが来て余計に悲惨なことになるかもしれない。
最悪の事態を想定して、見たくはないけれど防鳥ネットを上に引き上げてみる。

良かった。
頭も付いているし、両方の翼もある。
防鳥ネットをハサミで切ると、子バトが動き始めた。
一晩しかいなかったから良かったものの、長期不在だったらどうなっていただろう。
本物のスプラッタになっていたか、あるいは鳩の干物が出来上がっていたことだろう。


昔飼っていたリスがタオルに絡まって動けなくなった時に噛まれて痛い思いをした事があるので、軍手を着用して防鳥ネットを切っていく。
防鳥ネットが足や首、翼に絡まり、鳩がじっとしていてくれないから時間がかかる。
どこを持ったら嘴の攻撃から手を守れるだろうかと考えていたが結局噛まれることはなかった。
防鳥ネットを全て外し終えてベランダの手すりに乗せてやると、屋根の上に飛んで行った。
あれだけ絡まっていた割には、骨が折れていたわけではなさそうだ。
翌朝
隣のアパートの屋根から聞こえてくる鳩の鳴き声。
見ると昨日の子バトなのだろうか。
私を見て朝のお見送りをしてくれたのかな・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子宮頸がん 自己細胞採取用具(ホームスミアセット)

2010年06月09日 | くすり
男は見るな!

会社の健康診断で、オプション2000円で子宮頸がんの検査が自分で簡単に受けられるので試してみることに。
先生に診てもらったほうが確実なのかもしれないけれど、触診や見せるのは嫌だからね。
検査は健康診断の時にするのかと思っていたら、自宅で採取して後日140円切手を貼り郵送すればいいとのこと。
説明書にはリラックスしてと書いてある。
自己細胞採取用具は初めて見るけれど、見た目や挿入方法はまるでタンポンそのもの。
自己細胞採取用具を挿入してその中にあるスポンジに膣壁の細胞を付着させるだけ。
それを試験管の中の保存液につけて終了。
ちょっと怖かったけれど、痛くもないしとても簡単。
これでがん細胞があるかどうかわかるなんて便利でいいかも。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自由への長い道(上・下)―ネルソン・マンデラ自伝②

2010年06月08日 | 
本を読み進めていくうちに疑問に思った点が三点ほど出てきたけれど、下巻を読んでいてその答えがなんとなく理解できた。
疑問1、なぜマンデラ氏が大統領になったのか?
疑問2、なぜその時期に黒人初の大統領が生まれたのか?
疑問3、なぜ27年もの長い間刑務所の中にいて我慢することができたのか?
    終身刑を言い渡され絶望的な気持ちにならなかったのか。

疑問1、なぜマンデラ氏が大統領になったのか?
マンデラ氏自身はANC(アフリカ民族会議)で指導者として活動していたけれど、最初から大統領になりたいとは思っていなかった。ANCの中には亡くなっているけれどルツーリ首長もいたし、他にもオリヴァー・タンボ氏、ウォルター・シスル氏など指導者としてふさわしい人物が同時代に存在している。それなのになぜマンデラ氏だったのか。
本を読んでいて感じるのは、他の三人に比べて白人の立場を理解することができて白人と融和することができ、なによりも真に指導者としてふさわしい思考と行動をすることができたからだろうと思ってしまう。

疑問2、なぜその時期に黒人初の大統領が生まれたのか?
白人支配に対する黒人の怒りが頂点に達した時。
反アパルトヘイト運動が世界の人々を動かし、政府に対して制裁をかけてきた。
マンデラ氏が獄中で過ごした27年間の間にマンデラ氏に自由を与えろという世論が最高潮に高まり、政府側もそれを容認出来なくなった。
マンデラ氏を含め南アフリカの人々や、世界の人達のエネルギーが結集されてアパルトヘイト撤廃へ向けて動き出し、天の理が南アフリカ初の黒人大統領を誕生させた。
 
疑問3、なぜ27年もの長い間刑務所の中にいて我慢することができたのか?
    終身刑を言い渡され絶望的な気持ちにならなかったのか?
 仲間と一緒にロベン島にいたからお互いに支えあうことができた。
 それに終身刑なのに刑務所の中で死ぬとは思わなかったし、マンデラ氏は楽観主義者で自由に太陽の下を歩けると信じていたと書いてある。
どんなに絶望的な状況に追いやられたとしても、信じる力が未来を拓くということを忘れてはいけない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自由への長い道(上・下)―ネルソン・マンデラ自伝①

2010年06月07日 | 
ネルソン・マンデラ氏は、政治囚として約27年間を刑務所で過ごし、南アフリカで黒人初の大統領になった男。
長い間 黒人は白人支配という社会の中で虐げられてきて、マンデラ氏自身もアパルトヘイト政策の為、日常生活の中でも、刑務所の中でも白人優位の中で不当な生活をしていかざるをえなかった。
しかしマンデラ氏は、白人優位社会の中で弁護士という職業をしながら、自由の戦士として国の体制と常に戦い続けた。

「彼を知り己を知れば百戦殆からず」
この自伝を読んで頭に浮かんできたのがこの言葉。
リヴォニア裁判でのマンデラ氏側と、政府側にいる検察官でトランスヴァール州の副法務長官パーシー・コトール博士とのやりとり。
他にもロベン島で政治囚に対する待遇改善を求めてハンストをしたり、仲間同士で交信するために紙にミルクで文字を書いて看守に内容がばれないようにしたり、刑務所側の裏をかいた行動をとっている。
マンデラ氏は刑務所側の動きを読んでいてとても頭がいい。逆にいうと国側の対応があまりにもお粗末すぎるというべきか。


「インビクタス~負けざる者たち」
映画の中ではマンデラ氏が大統領になり、試合をすればいつも負けてばかりいる南アフリカの弱小ラグビーチームを、ワールドカップで絶対に優勝すると信じて疑わなかった姿が描かれている。
ある意味スポーツを通して国民を国と一体化させ、政治と経済の発展に利用したともいえる大統領。
疑問に思ったのが、長い期間 獄中で白人から肉体労働を命じられ食べ物も満足に与えられない日々を過ごしていたにもかかわらず、マンデラ氏自身は白人に対する怒りや憎しみを抱いていないと感じたことだ。
前大統領の警護をしていた白人警備員をそのまま起用したときには、黒人の警備員全員が白人を起用することに対して反対したけれど、マディバ(マンデラ氏)は自分の意見を変えなかった。
それにしてもマンデラ氏は、黒人初の大統領で白人優位体制を望む人々からは邪魔な存在のはずで、早朝同じ時間に少数の警護の人を連れて散歩するなど暗殺の機会は多かったのに、よく白人から暗殺されなかったものだと不思議に思ってしまう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする