仙台でNさんご夫婦に仙台空港から津波で被害にあった跡地を案内していただきました。
もう「5か月近くたっているので草がはえてるからまた様子もかわりましたよ」っとおっしゃっていました。
確かにもう瓦礫が撤去されたところは、広い空地となり草がはえて何があったのかわからない感じがするほどなのですが、
そこには無いはずの車や船が横たわっているのだから急にありえない状況だと思わされました。
海沿いに木がぽつんぽつんと見えるのですが、そこは木が茂っていて向こうが見えなかったのだと言う事でした。
Nさんは、ちゃんと以前、家があった写真を持ってこられていて、前の状況と今の状況がどれくらい違うのか
見せてくださり、その写真には草原の様になった場所には住宅が密集して人が沢山住んでいたことがみれ
また別の場所では残された家の基礎が残りまだ残された家の形はある建物の中は空洞で津波の恐ろしさが
伝わってきました。
電気がない状態が続き真っ暗な日が何日も続いたそうです。
なにかしらの灯りが今は必ずあるのですから、それがないという状態がいかに暗く静かだったのでしょう。
案内していただいた所には高台がなくて本当に平らな場所でした。
今までない津波がくるだろうと予測できた方はどれくらいいるのでしょう。
これからの時代雨も降りだすと異常な勢いでふったり、風が吹くと今までにない竜巻がおこったり
何かが崩れているには違いないと感じていて、ここの場所は大丈夫だと過信出来ないし
今は自分が経験した事の無い事がおこる時代になっているように思います。
これから起こりうるだろうことに恐れを持ち続けるのではなく、自分が何を見、何を聞き、
何に希望をおいて生きて行くのかとても大切になります。
私は山に向かって目を上げる。私の助けは、どこから来るのだろうか。
私の助けは、天地を造られた主から来る。
主はあなたの足をよろけさせず、あなたを守る方は、まどろむこともない。
見よ。イスラエルを守る方は、まどろむこともなく、眠ることもない。
主は、あなたを守る方。主は、あなたの右の手をおおう陰。
昼も、日が、あなたを打つことがなく、夜も、月が、あなたを打つことはない。
主は、すべてのわざわいから、あなたを守り、あなたのいのちを守られる。
主は、あなたを、行くにも帰るにも、今よりとこしえまでも守られる。 詩編121:1~8