このところ、病床で江上剛の作品を読んでいる。
最近読んだのに「参謀のホテル」がある。
近くの老舗ホテル
帝国ホテル、パレスホテルと競っていたのに最近古くなり、客足も減ってきた大和ホテルを再建することを託された男の奮闘の話である。
そんな折、帝国ホテルが月36万円のサービスアパートメントとして貸し出すというニュースが流れた。
帝国ホテルはツアー客も受け入れていたらしく、近所の人たちがスカイツリーにいくツアーに申し込んだところ、宿泊は帝国ホテルだったそうだ。
今は老舗の有名ホテルだからとお高くしていられない。
インバウンドの団体客がなくなり、ビジネス客も観光客も少なくなって生き残りに必死であろう。
帝国ホテルのサービスアパートメントは予約殺到だそうだからこうした部屋がますます増えるかもしれない。
小説さながらで驚いている。