新個人主義

2008-02-11 14:39:35 | 日々思うこと
「新個人主義のすすめ」に書いてあることは、ほぼわたしの生き方に似ている。
と言うことは、わたしは新個人主義者ということになるのか。
こういう生き方が正しいなんて思って今まで過ごしてきたわけではない。
一人っ子の息子がハワイへ行きたいと5年生のときに言ったときも、九州へ一人旅が
したいと6年生で言ったときも送り出したわたしたちを、学校もよその人々も
「なんて思い切ったことをするのか」とあきれられた。
しばしば美術展があるからと京都や他府県まで出かける息子を学校はあまりよく思っていなかっただろう。
届けはちゃんと出していたけれど。

親と本人の責任。一人っ子だからこそ、自分で計画し、実行したいと言う希望をかなえてやりたかった。
わたしたちは、できる限り、人に頼らないで毎日が過ごせたら一番いいと思っていたので。

これからの人生でどうしても人に頼らなければならないときも出てくることだろう。
今までだって多くの方に支えられてきた。
自分の力を超えたらそれも仕方がないけれど、できる間は何とか自分で、つるまず、人に干渉せず、
人に無駄や自分の好みを押し付けずに過ごしていけたらいいなと思っている。




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友達以上恋人未満

2008-02-08 20:53:25 | 日々思うこと
本当は明日があなたの月命日なのだけれど、お天気があまりよくないようなので
今日お墓にお参りしたのよ。天気予報も近頃当てにならないことが多いけれど。
あなた、お墓にいたかしら?寒いし、旅行や外食は別にして、ぶらぶら出歩くことが
好きではなかったから、きっとお墓の中にいたわよね。
わたしがお参りするときはちゃんと戻ってきていてね。

それにしてもあなたが逝って翌年の春には長い間の友達が突然亡くなり、その同じ年の
秋に母が旅立ってしまった。
大切な人をこんなに次々と喪ってわたしは打ちのめされる思いだった。

あなたが亡くなった年の暮れ、いつもの年のように彼は実家を訪ねてくれたのに、
わたしは会えなかった。
そして、次の4月、ちょっと具合がよくないからお医者様へ行って来ると家を出て
外で倒れたと言うことらしい。
奥様からのお便りでは、あまりに突然のことで信じられない思いだと悲しみを
述べておられた。

わたしと彼との付き合いは本当に長い。なにしろ高校生のころからだから。



    あなたはわたしのふたつ上
    高校時代の先輩で
    恋というんじゃないけれど
    何か気になる人だった

    あなたと会って話していても
    心が浮き立つほどじゃない
    だけどなんだか楽しくて
    たわいもないこと語ってた

    ふらっと会ってお茶でも飲んで
    「じゃあ」と別れる間柄
    友達よりは懐かしく
    恋人ほどには燃えないの

    あなたもわたしも結婚し
    遠く離れて暮らしていても
    年に数回はがきが届き
    忘れたころに訪ねて来
    結構話題も盛り上がる

    あなたとわたしの付き合いは
    友達以上恋人未満
    いつまでたっても変わらない
    いくつになっても変わらない
    あっさり「またね」で済ます仲

こんなかけがえのない大切な友人だったのに。

       
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生きてるあかし

2008-02-06 22:03:20 | 日々思うこと


   人生なんて
   まなじり決するほどのものじゃない
   もっと自然に生きればいいのよ
   愛したいとき激しく求め
   寂しいときには素直に甘え、
   それが生きてるあかしなの


   人生なんて
   そんなに大げさなものじゃない
   もっと素直に生きればいいのよ
   哀しかったら涙をこぼし
   うれしかったら大いに笑い
   それが生きてるあかしなの


   人生なんて
   肩肘張って生きるほどのものじゃない
   もっとやさしく生きればいいのよ
   疲れたときにはぐっすり眠り、
   旅に出たけりゃ行けばいい
   それが生きてるあかしなの
コメント (2)
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あなた いったい どうして・・・

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