今年はガスストーブの出番かなあ

今年の冬は節電しなくてはならないだろうから、久しぶりにガスストーブを出そうかなと思い始めた。

石油フアンヒーターは石油の補充が面倒なので数年前からやめて、人にもらってもらった。

石油ストーブは何かのことで停電になったときのことを考えて残してはある。石油やはすぐ近くにあるのでいざとなれば

持ってきてくれるだろうから。

冬はエアーコンのほかに電気カーペット、電気毛布と電気の消費量が多い。

一人なのに、居間、書斎、寝室と移動するので各部屋のエアーコンが動くことになる。

できるだけ夜は早めに寝室に上がってそこでテレビを見ようとは思うけれど、何かと無駄が多い。

ここ数年ガスストーブを使っていないけれど大丈夫なのかと少し心配でもある。

ガスはホースがあって掃除のとき邪魔になるので倉庫に入れっぱなしなのだ。

着膨れになるよりましかなあと思ったりしているのだけれど。

女ひとり旅は失恋が絵になるのか

７時頃ふすまががたがと音を立てた。

一瞬誰かが突然侵入したのかとぞっとした。するとテレビのアナウンサーが「あ！揺れた！」と言ったので地震かと

ほっとした。

トルコで又地震が起こり、ホテルなどが壊れて多くの人が埋もれている。

地球上のいたるところで揺れるのは地球全体にひずみでも出てきているのだろうか。


この前何気なくつけたテレビの歌番組から流れてくる歌で、女のひとり旅はほとんどが失恋、つまりセンチメンタル・

ジャーニーだと気づいた。そうしたほうが様になると思うのだろう。

でも失恋を癒すひとり旅ばかりとは限らない。残念ながら私は失恋をしたことがないけれどひとり旅が好きだ。

好奇心、未知の土地への興味。私のひとり旅はそれに尽きる。

団体旅行が好きでないものは一人で旅するのが最高に楽しい。誰にも気を使わず行きたいところへ行き、見たいものを

見、食べたいものを食べ、乗りたいものに乗る。

どこかへ行く計画でも立てようか。

ありがとう あなた

夫が逝って丸６年。

もう６年も過ぎたのかとしみじみ思う。

これから先の６年を考えると心細くなる。

あなたは突然倒れて意識がなかったけれど、本当は話せなかっただけで心はちゃんと生きていたのだろうか。

眠ったままで何か思っていたのかしら。もう少し生きていたいとか、話しておきたいことがあったのにとか。

意識がないのに握り返してくれた手。それが日にちが経つと握り返さなくなってどうしようと祈るしかなかった日々。

あなた、あなたと生きた月日を、毎晩思いながら眠りについています。

忘れられない二人だけの歴史。あなたと出会うことができて本当に幸せだった。

ありがとう、あなた。

奥大井湖上駅

夕刊で福島鶴ヶ城が出ていた。二度行ったことがあるけれどずいぶん昔のことになる。

飯盛山、白虎隊のお墓の前で説明している人の名調子が懐かしい。

確か東山温泉で宿泊した。もう一度ぜひ行こうと思う。


また、奥大井湖上駅の記事。

ここは割りと最近出かけた。寸又峡温泉に行ったことがなかったので泊まりたくなって急遽ホテルを予約し2泊した。

ＳＬ号にも乗ったし、アプト式も駅で降りて見せてもらった。バスで温泉まで行く道は細くて恐いような狭い道だった。

大井川鉄道井川線の終点まで乗って引き返したのだけれど、この湖上駅は本当に湖の真上の鉄橋に駅があって

なんとも不思議な駅だった。降りるのは観光客だけ。どこへも行きようがない駅。

旅は本当に楽しい。

静岡への旅が延び延びになっている。

「悲しいときに悲しい詩は書けません」（谷川俊太郎）

今日の夕刊で谷川俊太郎さんの詩を読んだ。

「悲しいときに悲しい詩は書けません　　涙こらえるだけで精一杯

　楽しいときに楽しい詩は書きません　他のことして遊んでいます

　・・・・・・・・・・・・・　　　　　　　　　　　　　　　　」

本当にそうだ。そう思う。詩どころか言葉も出てこない。

人は本当に悲しいとき　辛いときには誰にも何も話せない、言いたくない。

何か口から発すると涙がこぼれそうになる。

慰められるのもなお辛い。

今、辛い人がいっぱいいる。みんな言葉に出せないでじっと耐えている。