当市の郊外に鎌倉時代の寺がある。
北条政子が建立したという多宝塔がある
らしい。行ったことがない。
全国的に旱魃に苦しんでいたとき政子の
夢枕に神龍が現れ建立されたという
いわれがあるらしい。
源頼朝と政子との間に生まれた2代将軍
頼家が修善寺に追われ、暗殺された。
その事件を背景にして書かれたのが
岡本綺堂の「修善寺物語」
修善寺の面作り、夜叉王の名人気質を
描いた。
綺堂の作品はこれ以外に読んだことがない。
「半七」ものが有名だが捕り物は好きでは
ない。
3代将軍になった実朝は頼家の子供公暁に
鶴岡八幡宮の桜の木の下で殺された。
そのいわれある桜の木も数年前倒れた。
歌人でもあった実朝で源氏の世は終わった。
春霞たったの山の桜花
なおおぼつかなきを知る人のなき
独身の頃
何度か泊まった事があります。
禅寺です。
https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/2fe0e12b530a1afb435ca00c803cb105
実朝と同じところに葬られたということてわすね。
どれほど権力の座にいても死んでしまえば
みんな同じですね。
ひっそりと眠っていたのでしょうか。
茉那