鈴木孝夫氏が亡くなった。
久しぶりにお名前を見た。
昔、岩波新書の
ことばと文化
日本語と外国語
日本人はなぜ英語ができないか
や
言葉のちから
日本語教のすすめ
などを読んだ。
今もの本棚にあると思う。
遠い昔のことだ。
このところ、病床で江上剛の作品を読んでいる。
最近読んだのに「参謀のホテル」がある。
近くの老舗ホテル
帝国ホテル、パレスホテルと競っていたのに最近古くなり、客足も減ってきた大和ホテルを再建することを託された男の奮闘の話である。
そんな折、帝国ホテルが月３６万円のサービスアパートメントとして貸し出すというニュースが流れた。
帝国ホテルはツアー客も受け入れていたらしく、近所の人たちがスカイツリーにいくツアーに申し込んだところ、宿泊は帝国ホテルだったそうだ。
今は老舗の有名ホテルだからとお高くしていられない。
インバウンドの団体客がなくなり、ビジネス客も観光客も少なくなって生き残りに必死であろう。
帝国ホテルのサービスアパートメントは予約殺到だそうだからこうした部屋がますます増えるかもしれない。
小説さながらで驚いている。
昨日、同僚だった女性から本当に久しぶりに突然電話があった。
年賀状のやりとりはしているけれど、最後に会ったのは彼女のご主人のお葬式に参列した時である。
最近は電話もほとんどしていなかったので共通の仲間に何かあったのかとびっくりした。その仲間はかなり弱っていて、痴呆も進んでいると聞いていたからである。
ところが、わたくしの骨折、入院を聞いてきたのである。
ええっ！ である。
誰に聞いたの？誰にも話していないのだけれど･・・。
Ａさんから聞いた。
Aさんにも当然話していない。
どうもAさんは弟の高校の先輩から聞いたらしい。この先輩は時々、弟をコメダに呼び出してスマホの使い方を教えてほしいと言うらしい。
最近ガラケーからスマホに買い換えて、電話以外操作できない。
その中で話が出たということのようだ。
電話してきた彼女もAさんも他の市に住んでいる。
噂はこうして広がっていくものだと実感した。
町内でもいろいろお世話になっている人にだけ、連絡したらその後５人から電話がかかってきた。
いつのまにか階段から落ちたことになっていた。
これがコロナだったらますます拡散したかもしれない(笑笑)。
「余人をもって変えがたい」森氏の暴言について、非難轟轟の中世耕氏はこうかばった。
森氏は長年オリンピック招致や準備に関わってきたことは事実だろうけれど、世界中から非難されている失言常習犯の老人を最大級の言葉で庇って一体なぜ？と思ってしまう。
品格のない人を見るのは鬱陶しい。
今夜の「ブラタモリ」。
久留米から「ゆふいんの森」号に乗って湯布院に行った旅を思い出した。
この旅はかなり長旅で柳川から青の洞門、
通潤橋、国東半島、臼杵などなどを回った。
夫との２人旅だったのでもうずいぶん昔のことになる。
湯布院は期待が大きかったので、実際泊まってやや期待外れだった。
でも懐かしい。
転院して2日目を迎えた。
転院当日の昨日は慌ただしかった。
事務の人、看護師さん、もろもろの書類書き。
1人と話しているとき、次の人が来るという忙しさ。
いずれにしても、個室が取れたのがなによりよかった。
ミニキッチン、お風呂、トイレつき。
ビジネスホテルのシングル程度の広さ。
食事もこと細かに聞いてくれて、青魚やかぼちゃ、豆類などはでない。ご飯は少ない。
今日のお昼も完食。
リハビリは基本1日3回だそうだ。
割とこなしている。
ただまだ食事の準備、掃除などをする力はない。
それがどうにかこなせるようになるまではリハビリ精進だなぁ。
あなた いったい どうして・・・
旅先のホテルで夫が倒れた。
それから１２年の年月が流れた。
わたくしは・・・
