お昼ご飯を食べながらTVを付けたら
また兵庫県知事の「おねだり」事件
を放映していた。
この方のお顔はもう見たくない。
職員へのパワハラはもってのほかだが
「おねだり」はもっと不愉快である。
みっともない、いじましい。
わが県の市長と町長がこの春パワハラ
と収賄で糾弾され辞任したが首長
になる人の「パワハラ」と「おねだり」
気質は同居するものなのかと
人格に問題を覚えた。
もちろん選んだ市民、町民にも
責任はある。
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わが県選出の衆院議員はすべて
世襲である。
それも何代にも及ぶ。
百歩譲って2代までは認めてもそれ以上
は禁止にできないものか。
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夫の生家の墓じまいをした。
我が家から20キロほどのところに
ある。
戦災で焼け野原になったお寺の墓地
から戦後この地に移されたものだと
義母から聞いていた。
県都の郊外の山につくられたこの墓地
はゴロゴロした坂道を登ってお墓に
たどり着く。
夫は生前今住んでいる地元に
葬ってほしいと言っていたので
地元の寺にお墓を作った。
近くなので祥月命日はもちろん
月命日もお参りしてきた。
祖先のお墓へもお盆には毎年お参り
した。心臓の手術後、車を手放して
からはタクシーを頼み、お花や水桶
を運んでもらう人も頼んでお参り
してきた。
4年近く前、大腿骨骨折などで
100日間も入院生活を送った年の夏、
毎年頼んでいた人に「今年もお墓に
付き添ってもらえないか」と頼んだら
「あの石ゴロゴロの坂道は危ない。
亡くなっている人よりあなた自身が
また転んだりしたら大変だ。
やめましょう」と言われた。
庭の草取りや雑用をいつも頼んでいる
ご夫婦である。
それもそうだとその年からお参りしなく
なって気にかかっていた。
子供は東京で働いていて
18歳から地元にはいない。
相談して墓じまいを決断した。
遺骨は地元の夫のお墓に埋葬する。
やっと手続きがおわり昨日県都の
市役所に書類を郵送した。
江戸時代からの祖先が眠っていたお墓
であるようだが2基が取り払われ
更地になった。
義父母が夫と同じお墓に入る。