箕面の滝道はモミジの紅葉の名所です。
小春日和の午後、友人に誘われて散歩に出かけました。
滝道を歩くのは実に~20数年振りのことです。
平日だというのに結構な人出があり、
同年輩の人達が行き交っていました。
日陰は少し寒いぐらい
川に張り出してビワが花を咲かせています。
・・長野と気候が違う!
赤や白の 樹齢を感じさせるサザンカが 群落をつくり
川筋に 明るく彩を添えていました。
あのあたりは 昔、子供たちが川遊びをしたところ・・・!
もう30年以上も前のことなのに
川筋の流れが 古い記憶を蘇えらせます。
途中 「時習堂」という一寸変わった空間に行き会いました。
もう細切れになった記憶の断片が そこに刻まれ・・・
そして含蓄のある言葉も そこここに・・・
一寸 実感できるのもあったりして・・・
時に 声に出して これを読みあげて・・・
「友」や「時」 を実感したひととき。
箕面の滝道は そんな散歩道でした。
残念ながらこの日は休館日でした。
3時間の散歩を終えて 箕面の駅前で振り返ると
なだらかな北攝の山々に
午後の光が長い影を落とし始めていました。