25年後にやって来た、タヌキさんは。

2015-01-14 16:47:37 | 日記

雪の斜面に続くけものの足跡・・・

お正月が終わってから、家の周りで足跡がどんどんふえてきています。

 

 

 これは下の駐車場に向かって下りた跡でしょうか。

「きっとタヌキだろう」 とは思いつつ 姿を見る機会がなくそのままになっていたのですが・・

 

 「ホンドタヌキ逃走」

https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=QAkSv8aOKqo

そんな折、息子から送られてきたこの動画のタヌキと重なって、25年前のタヌキのことが蘇ってきました。

 

1990年 1月14日 

この写真はまだ大阪で勤めていた時のもので・・・

~能勢のキャンプ場で T.K先生が夜、赤外線装置を仕掛け、

 けもの道から現れたタヌキの姿を このようにカメラにとらえる事ができたのです。

 ・・身近に野生のタヌキが棲んでいること、この夜タヌキがちゃんと現れたことが大きな感動でした。

 そして、その仕掛けを自慢げに話すその時のT.K先生の生き生きとした表情や

 それを感心して見入る教師仲間の楽しげな表情も・・! 

 皆 大切な思い出の一つなのです。

 

 

2015年 1月14日  ~25年後~

アプローチの奥、突き当たりの雪の壁に けものの足跡が深く刻まれていました。

なにやらけものがこの壁を降りてきたようです。

 

 

 

 

そしてアプローチの出口付近には 爪の痕のある足跡がくっきり残っています!

 

 

 

後返ってみると アプローチのそこここに足跡が続いています。

 

 

指が4本で爪の痕もあって・・やはりこれはタヌキの足跡でしょう。

 

雪深い昨夜は もっぱらこのアプローチを通路にしていたようです。

 

 

 

ほら 私たちの足跡とタヌキの足跡がならんでいますね。

けもの道共有?! 「タヌキさん、ご愛用ありがとう」

 

夕方デッキに蒔いておいたリンゴがすっかりなくなっていたので、夜遅く追加してあげました。

 

 

 

もちろん、タヌキの姿はどこにもありません。今日はもう諦めって帰ってしまったのでしょう。

 

『もし又もどって来たら(タヌキが)喜ぶだろう・・』 そんな淡い期待をしながら・・リンゴを蒔いたのですが・・

 

・・なんと10分後 窓の下にタヌキの姿発見!

 

思い切って窓を開けて写してみました。 ・・・反射してタヌキの目がキラッと光りました。

・・撮影成功! ・・・ワイルド!

 

でも一気に逃げて行くだろうと思ったのですが、ところが タヌキは角の暗がりに座ったままなのです。

 

フラッシュが光るときは横を向く程度で そのままほとんど動きません。

それなら・・もう一度。 

窓を開けて身を乗り出して写しました。 「大胆すぎるかな?」

 

 

全然逃げようとせず なんだかこちらを向いてポーズをとっているみたいな狸さん・・!

リラックスし過ぎ! ・・拍子抜け・・!

 

そうか 君にとってはこの庭がけもの道なのかもしれないね。

この庭、ぜ~んぶ! 私たちと共有してるのかもね・・・「はいはい。」

 

 

 

 

 

 


青空に鯖雲 雄大に広がって・・

2015-01-14 15:16:39 | 日記

1月14日

今日は3月なみの暖かさになる予報、飯綱山にはくっきり青空が広がっています。

9:11 山頂付近には白い雲片がいくつかあるのみ・・・・

 

 

 

美しい北信五岳を見たくなって 今日は出かける前に霊仙寺湖へまわってみることにしました。

 

   

9:56 ドッグランの前に着いてみると・・・黒姫と妙高はまだ青空はあるものの、

もうすぐ雲におおわれそうな気配です。

 

 

天気は下り坂。 低気圧、西から接近中!・・・なんとか間に合いました。

 

もう少し下って ボート小屋の前に停車して見ることに・・・

湖面にロープが張られていますが、ワカサギ釣りはまだ始まっていません。

 

振り返って飯綱山を見上げました。 ・・・するとどうでしょう

なんとお山の上一面に鯖雲です! 山頂から雄大に 鯖雲が広がっていたのでした。

 

 

「わーすごい!」 こんな風景に出会ったのはこれが初めて!

わずか40分ほどで、小さな雲のかけらが 壮大な巻積雲に急成長!! 

 

今日は美しい雪の山々を見に来たのに ・・・偶然現れた鯖雲にしばし見とれてしまいました・・・

なんと北信の山々が小さく見えることでしょう。

 

 

 

西の空から北天を横切って 東へ東へと・・・・ まるで大海原を泳ぐような鯖

・・・鯖。 青空に 活きの良い 鯖の模様がくっきり!

 

 

袖の山の集落を下りて 平出の信号で南へと進路を変えるまで 

車窓の前になり あるいは左になって この鯖雲はず~っと私達に着いて来ました。