素晴らしい人と活動と・・全国花のまちづくり優秀事例発表会

2018-10-29 06:30:54 | 日記

午後、日比谷公園図書文化会館ホールで全国花のまちづくり優秀事例発表会があり、

コンクールで大賞を受賞した4つの発表をお聞きしました。

ここへ来ればその年の素晴らしい活動に出会える!・・それが楽しみで毎年参加しています。

1.(秋田県横手市)十文字環境美化を考える会 花のまちづくり大賞 

最初は雪国秋田県から

「若者が住み続けたいと思うまちへ!」

というお一人の情熱が発端となってボランティア活動で始めた花のまちづくり・・やがて

高校生が通う駅前や人々が集う道の駅へと花いっぱいの花壇が広がり続けています。

 

今では多くの人達の参加と協力を得ながら取り組み

(30~70歳代の会員30人、地域住民、児童、保護者、教職員、道の駅やJR駅職員、土地改良区、十文字地域局など) 

積雪3mの雪捨て場が・・やがて花のボーダーに大変身! 

隣接地や農村部にも波及しているそうです。

 

あるいは新潟の山の小さな中学校で、

あるいは福井では休耕田となった田んぼに一人の人がコスモスを植えたことから

そして、大阪では一つのため池が大変身していく経過等々、多種多様な報告で

・・花と人が織りなす魅力いっぱいの活動が展開されていました。

そこに集まる善意やまごころが聞く者に伝わって来て感動~!

どれも機会があれば是非訪れてみたくなるまち、もう一度聞きたいお話の連続でした。

 

花のまちづくり大賞

2.新潟県長岡市山本中学校 1987年から「花と対話する山中生」を合言葉に活動

 

 

2004年の豪雨水害、中越地震の後、地元を元気づけるコンテナを地域に配布し、

今年はカンナプランターやたねだんごプランターを配布して・・地域と一体となった「花の郷やまもと」へ

 

 

3.まちづくり福井市宮ノ下地区委員会 住民の夢をコスモス畑で咲かせる

 

 25年前、一軒の農家が減反の田んぼにコスモスの大きな迷路を作ったのがきっかけだそうです!

その後26年・・なんと休耕田を集約し 東京ドーム4個分の広大なコスモス広苑になっています。

 

3.大阪府熊取町 長池オアシス管理会

 大阪府下には1万1千個のため池があり、その6割が泉州地域にあるそうです。

 この長池では ため池改修を機に市民ボランティアが大活躍、

ため池の保全、多品種のハスの育成、周辺緑地の維持管理など積極的に続け

住民としての生きがいにもつながっているそうです。