巣立ちの後
今はもう空き家になってしまった巣箱の方へ行ってみました。
巣箱の下、雛鳥さんが飛び降りた落ち葉のクッションには緑が広がり
長距離ジャンプパーはきっと
カメラの手前、落ち葉が無いところ ↓ に着地したのでしょう
周辺は笹薮が広がっていてもうその姿は到底見つかりません!
何処へ行ったのでしょうか?
そのまま下って行ったなら、きっと親鳥がよく飛んで行ったこの方向
皆で道路を渡り、溝伝いに行進したのでしょうか?
この溝は目につきにくい恰好の空間です!
そして200mほど辿っていくとはるか下の方に ↓ 沢が光っていました。
この沢は ゴルフ場の端を通ってさらに霊仙寺湖へと流れています。
午後 雨が降りしきる中を霊仙寺湖まで行ってみました。
テントの下では遠足に来た子どもたちと先生が雨宿りしていて
( なんだかママの下で守られていた雛鳥さんみたい~♪ )
『ひょっとして?』・・の期待空しく
湖に鳥の気配は全くなく、
流れが注ぎ込むところには葦が生い茂って湖面すら見えませんでした。
がっかり!
帰りに念のためもう一度巣箱の向こう側へまわってみました
多分この辺りに ↓ 母鳥が着地
手前側はこのように開けていて目につきやすくかえって危険かも!!
あの用心深いオシドリさんがここを横切るはずはないだろう・・
いったい何処へ?
振り返ってみれば
巣立ちはたった1分9秒。一瞬の雛脱出劇でした!
・・・
今朝まで
その一瞬に間近で立ち会えるかも!
皆の後を追っていくことができるかも!
と思っていたのですが
その考えは甘かった。
カルガモとは全く違っていた!
オシドリさん一家の行方をたどることは
至難の業だ。
自然界を生き抜く野生はこんなにも用心深い!
いろいろ教えてもらいました。