花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

「BAND OF GYPSYS」 by JIMI HENDRIX  1970

2006-02-13 22:44:59 | 音楽の話とか

やっぱジミヘンである。そうさ、ジミヘンが好き。と言うか花男はきっとバンド・オブ・ジプシーズが好きなのだ。もちろん他の作品やプレイでも好きなものはたくさんあるけど、一番好きなジミヘンがここに詰まっている気がする。

何故か結構賛否両論らしいアルバム。何でだろう?花男は、ひたすら大好きなんだけど・・・1969の大晦日から1970年の元旦にかけて演ったライブの録音。発売は1970年。この年に死んじゃうんだよね・・・

1970年と言えばジェームズブラウンがギャラでもめた当時のバックメンバーを首にし、ブーチー&キャットフィッシュコリンズ率いるハウスゲスツをバックバンドに抜擢、初代JB’sとし「Sex Machine」「Soul Power」「Super Bad」などの名曲にてそれまで推し進めていたFUNKを完成させた年。ブラック・ロックの雄、スライ&ザ・ファミリー・ストーンがベーシストラリー・グレアムのチョッパーベースを大々的にフィーチャーした「Thank You」によって明確なFunkスタイルを打ち出した年。そしてこのバンド・オブ・ジプシーズ・・・そう、これってある意味ジミならではのFunkを体現したアルバムでは・・・と言うのはいちFunkファンの妄想なのか?

最初に買ったのはアナログの中古版。このA面は本当によく聴いた。やがてボーナストラック付のCDを買い、ライブ・アット・フィルモアイーストのビデオもCDも買い・・・それでも一番好きなのは、オリジナル収録バージョンの「Who Knows」~「Machine Gun」の流れだ。ああ・・・かっこいいよぉ~・・・ジミのプレイは静かに燃え上がる炎のごとく・・・でもって三者の演奏が混然一体となって・・・・そう、この”のたうち回る様な”グルーブ!!これってやっぱすっげえFunkじゃない?

元々自分のライブに白人ばかりなのを疑問に思い、黒人民権運動みたいなのの影響もあったのか、「同胞たる黒人に向けて」てな感じで開催されたのがこのフィルモア・イーストでのライブらしい。ベースのビリーコックスは残るが、バディー・マイルズさんはすぐにミッチ・ミチェルに戻る。あまりに黒すぎたからか?ジミのファンでも、バディーマイルズが嫌いっつう人も結構居るらしいと聞く。確かに、スティービー・サラスとやった時はどっちかって言うと「もたる」感じのドラムが相性良くない気がした。でも、このアルバムではジミのタイム感とばっちりこの上無くかみ合ってる気がする。この粘っこいドラムによってこのアルバムのグルーブは完成されているのだしょ?

ともかく冒頭の二曲はすっごい演奏ですわ、こりゃ。しつこくなるけど、花男にとっては「極上のFunk」なのさっ!!そうか・・・だからロックよりのファンの人には評判悪いの?ひょっとしてそうなの?


パリで食ったもの

2006-02-13 00:24:20 | 食い物の話とか

まずは風景を一気に。パリには出張中、月曜と水曜日の二回行った。観光の時間は一切無かったが、飯食う時間はあったし車の中から多少は景色も堪能。

まずは月曜の昼飯。

なんか郊外のモールっぽい所にあったカフェテリア風の結構安っぽめの所。こんな所でも約10ユーロだ。ここでも生ハムを。そして胃袋のソーセージと鶏さんをいただく。なんか普通にジャンクフードな味。でもまあ嫌いじゃない。胃袋ソーセージは結構こりこりしてなかなか美味かった。

で火曜日はバルセロナで客へ行き、夜にまたパリに戻る。IVISっつうホテルの安っぽい食事コーナーで夕飯(ここは欧州旅行中唯一朝飯に生じゃないハムが出てきた所)。

うーん・・・ホテルの中でまさか英語が通じないとは・・・接客の姉ちゃんもわからない英語なりに何とか説明はしてくれた。でこっちも何とか身振り手振りでオーダーした食事。正直味はいまいち。と言うか安っぽい。日本のファミレスの方が美味いかも・・・

でもって翌日は客も街中。なもんで昼飯はシャンデリーゼ通りからちょと歩いて入った所で食らう。

人生初エスカルゴ!!いやあ、普通に貝でした・・・でも美味かった。ガーリックの効いたソースが非常に合っていた。

メインは鴨とマッシュポテトのグラタン風?いや料理の名前忘れたんだけどさ・・・これまた美味かったなあ。なんか優しい味で鴨がそこそこ主張していて絶妙でした。

デザートはアップルタルト。上品なお味でした。エスプレッソと一緒にいただきました。

うーん・・・あとパリでもどっかでクリームブルレ食ったんだよな・・・ハンブルグで食った奴は表面がカルメ焼きみたいになってたけど(それはそれで美味かった)、パリで食ったのはもっと、なんつうか良い感じに焼けてました。美味かった!!

と言うことでこれでほぼ欧州で食ったものの報告は完了。常に食うなら日本が一番だと思うけど、欧州(っつうかバルセロナ&パリか・・・ハンブルグいまいちそうだったし)で食えるものもたまには悪く無いと思った。少なくともアメリカより美味いものに出会いやすい気がする。コーヒーが薄くないのも良い。